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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: こども
松本市長・医師 菅谷 昭さん 原発事故と健康リスク チェルノブイリの現実からvia 生活と自治
放射線による健康被害の全容が十分に解明されていない現時点では、私たちはチェルノブイリの現実から学ぶしかありません。不安な時だからこそ、まず、人ごとではなく自分のこととして考え、正しい情報もとに冷静に判断してもらいたいと思っています。 健康被害を抑えるためには原則として汚染地に住まないことが一番重要ではありますが、住み続けることを余儀なくされています。その方々が今できることは何かを考えたとき、参考になるのは同じ程度に汚染された地域に住む人々がしていることではないでしょうか。 ベラルーシでは原発事故から27年がたった今も、放射能対策が行われています。1平方メートル当たり37キロベクレル以上放射性物質に汚染されたところを「汚染地」として、個々に暮らす子どもたちには年2回、大人は年1回検診を行っています。さらに子どもたちは毎年1ヵ月、非汚染地域に保養に行き、費用は全て国が負担します。又ベラルーシの市場には放射線測定器がおいてあり、基準値以下との証明書があるものだけが販売されます。 日本ではこのような国ぐるみでのしくみはまだできていません。まずは動き出せる人たちから、市民運動を起こしていく以外にないと感じます。 全文を読む。
原発事故・震災どう伝えれば… 検定の壁に苦悩の教科書via 朝日新聞
子どもたちに、どう東日本大震災を伝えるか。4日に発表された震災後初の小学生向け教科書には、出版各社の苦悩がにじむ。原子について習わない小学生に原発事故の教訓を伝えようと、教科書検定の壁と格闘した理科の編集者がいた。被災地の子どもの気持ちを考え、津波の生々しい描写を避けた教科書もあった。 ■原発事故、掲載は1社 科学の課題でもある原発事故。今回、理科を扱う6社のうち5社が教科書で取り上げることを検討したが、実際に掲載に至ったのは1社だけだった。 文部科学省は学校で教える内容を学習指導要領で定めており、小学理科で「原子」は入っていない。そもそも原発の仕組みを教えることができず、理科の教科書としては難しい――。多くの社がそう判断したという。「原発立地自治体でも教科書を使って頂いており、否定的に書くわけにいかなかった」。そんな事情を漏らす編集担当者もいた。 そんな中、学校図書は6年生向けに放射線の解説を試みた。「我々が何年も付き合うことになった問題。それを書いてこそ理科、と思った」と、小学校理科編集長の矢野高広さんは言う。放射線関連の言葉が世間にあふれる中で「どんなものか」ということだけでも伝えたかった。 ただ、放射線も指導要領に無く、直接は扱えない。そこで、放射線研究で知られるキュリー夫人の伝記をコラムとして紹介し、その用語説明として放射線の解説を入れる手法をとった。1ページを割いた伝記には、6年生で習う水溶液が研究に使われたことを2行分盛り込み、何とか指導要領と関係づけようとした。 ところが、文科省がつけた検定意見は「指導要領と適切な関連がない」。交渉を重ねたが見解は変わらず、掲載を断念した。伝記は、小5で学ぶ電磁石と関連するファラデーに差し替えた。 理科で唯一、原発事故に触れたのは大日本図書だ。原発の仕組みには触れず、「東北地方太平洋沖地震では、原子力発電所の事故が起きました」とシンプルに記述。事故の教訓として資源の有効利用に言及した。 ■写真差し替えも 震災は、理科や社会、国語、保健など幅広い科目で取り上げられ、防災の方法や心得を説いたものが目立つ。ただ、小学校の教科書でどれぐらい踏み込んで記述すべきか、各編集者は悩んだ。 光村図書は、今の小5国語で江戸期に大地震からの復興に携わった商人の伝記を掲載している。津波が人や家屋をのみ込む様子が描かれ「なげき悲しむ声は山野に満ちた」などの表現があったが、今回、生々しい描写を削り、代わりに震災後の町づくりなどの記述を加えた。担当者は「震災を風化させないためにも掲載は継続した」と話す。 東京書籍は小6国語で、地域活性化の専門家に地域のつながりの大切さについて書いてもらい、そこに具体的な被害描写抜きで震災に触れてもらった。担当者は「被災地の児童につらい体験をフラッシュバックさせる内容は慎むべきだと考えた」という。 href=”http://digital.asahi.com/articles/ASG3V5SVWG3VULBJ00L.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG3V5SVWG3VULBJ00L”>全文を読む。
福島の少女、自立の春 家族は帰郷、避難先で中学へvia 朝日新聞
東日本大震災が起きたとき、福島県郡山市の小学3年だった少女が7日、避難先の沖縄県で中学校に進んだ。家族は2年半の避難生活に区切りをつけて帰郷したが、大好きなバスケットボール仲間らと離れがたく、下宿しながら一人残る道を選んだ。周辺の大人たちもそんな選択を尊重し、温かく見守っている。 7日昼、長谷川泉吹(いぶき)さん(12)は真新しいセーラー服を着て、沖縄県与那原(よなばる)町の「自宅」を出た。中学校の入学式。ただ、家族の姿はない。親代わりの屋比久(やびく)純子さん(53)夫妻が体育館で入場行進を見守った。夫妻は自宅2階の6畳間を泉吹さんに貸している。 沖縄県ではいまも千人近くが、震災と原発事故からの避難生活を続ける。あれから3年。不安を抱えつつふるさとに戻るか、この地で生計を立てるかの選択を迫られている。 母の紋依(あやえ)さん(35)は1月、仕事で郡山に残った夫の負担や子ども3人の進学を考え、「帰るよ」と泉吹さんに伝えた。 「残りたい」。即答だった。 […] 紋依さんが戸惑わなかったといえば、うそになる。しかし「選択を大事にしたい」と思った。以前から相談に乗ってくれていた近くの児童館の指導員に話したところ、「じゃあ、うちに来れば」。それが屋比久さんだった。 男女3人を育て上げ、児童館で十数年の経験がある屋比久さんには考えがあった。「子どもが何かに意欲を見せたとき、『やれる方法あるよ』と示すのが大人の役割」 泉吹さんは3月末、母や妹、弟と別れ、屋比久さん宅に引っ越した。掃除、洗濯は自分でこなす。部活と勉強の両立が条件だ。「不安はない?」と屋比久さんが尋ねる。「中学校の人間関係に、ちょっとだけ。でも、バスケがあるから」 もっと読む。
まつもと子ども留学事業:福島の子供激励 菅谷・松本市長「楽しく過ごして」 /長野 via 毎日新聞
福島県の子供たちに放射線の影響を心配せず学校生活を送ってもらおうと、4月から松本市四賀地区で始まった「まつもと子ども留学事業」で、同市の菅谷昭市長は2日、子供たちが生活する寮を訪問した。事業推進を図ってきた菅谷市長は「ようこそ松本へ。元気で楽しく過ごしてください」と子供たちを激励した。 […] 菅谷市長は寮の前で集まった住民らに「世界でも初の試み。成功すれば『松本モデル』として全国に子供支援が広がる。今後も協力を」と訴えた。寮内では、「イチゴが食べたいので近くの畑で育てたい」と子供たちが話すのを聞き、「自給自足、いいこと」と目を細め、ドーナツセットの箱を子供たちに手渡した。 福島県須賀川市から松本市に避難してきたNPO理事長の植木宏さんは「子供たちは、マスクをしないで外遊びができ、いろいろ制限され、室内ばかりにいたストレスが思いっきり軽くなったと言っている」と話した。 菅谷市長は寮の訪問前、四賀支所で、この事業に協力している四賀地区の小中学校や町会の関係者らと会い、「チェルノブイリ医療支援の経験から、福島の子供たちを安全な所で被ばくから守ることを考えてきた。国が手を貸さないので地区の皆さんの協力で始めることができた」と感謝した。【近藤隆志】 もっと読む。
子ども被災者支援法”骨抜きバイアス”の実態 via 東洋経済
英文の勧告を誤訳、健康調査拡大を先延ばし 独立した立場で原発事故被災者の人権状況を調査したアナンド・グローバー弁護士は、昨年5月に勧告を同理事会に提出。福島原発事故に際して、「多くの人々は政府が設定した『年間被ばく線量20ミリシーベルト』という避難基準のもと、放射線量の高い地域に住み続け、移住・避難のための経済支援も十分な健康対策も図られていない」と日本政府の姿勢を強く批判していた。 […] グローバー氏の勧告の原文が、「1ミリシーベルト以上の放射線量のすべての地域に住む人々に対して、健康管理調査が提供されるべきであること」(The health management survey should be provided to persons residing in all affected areas with radiation exposure higher than 1 mSV/year.)となっていたのに対して、外務省は「1ミリシーベルト以上の放射線量の避難区域の住民に対して、健康管理調査が提供されるべきであること」と翻訳。日本語訳には、原文にはない「避難区域の」を付け加えてあるのだ。「意図的な誤訳だ」と河崎氏は追及した。 勉強会に出席した外務省の山中修・総合外交政策局人権人道課長は「通常、文書は主管官庁と一緒に翻訳している。内容にかかわるものは主管官庁の了承を得て直している」と説明。これを受けて、同じく市民グループのメンバーとして参加した満田夏花・FoEJAPAN理事が、外務省と主管官庁の環境省に対して「きちんと文章を直して下さい」と要請する一幕があった。 […] グローバー氏の勧告では、「子どもの健康調査は甲状腺検査に限らず実施し、血液・尿検査を含むすべての健康影響に関する調査に拡大すること」とされているが、政府は「科学的根拠が乏しい」として、「受け入れることはできない」と回答している。 全文を読む。 ◇UN Investigator urges Fukushima to broaden health testing
東京)原発は、食の安全は 渋谷で23日にママデモ via朝日新聞
安倍首相、私たちの声を聞いて――。子を持つ母親たちが23日、渋谷で脱原発などを訴えてデモ行進する。「普通のママだからこそ発信できることがあると思う。デモは怖いというイメージを変えたい」と参加者を募っている。 中心になっているのは、三鷹市の魚住智恵子さん(49)。高校2年の娘(17)と2人暮らしのシングルマザーだ。東日本大震災後、原発事故で福島の人たちが苦しんでいるのに、東京では、ひとごとのように受け止められているのがおかしいと感じた。原発に頼らない社会にしたいと思うようになった。 各地のデモに参加したが、大きな音を鳴らし、声高に叫ぶやり方には違和感があった。「言いっぱなしでなく、子どもの未来を作る政府と話し合いたい」。それならママなりのデモをやろうと考えた。 […] デモの準備で集まるうちに、関心は他の問題にも及ぶようになった。「(集団的自衛権行使容認で)憲法解釈の変更は首相が勝手にできるの?」「特定秘密保護法は何を秘密にするの?」「戦争をする国にはしたくない」。そんなことも訴えたい。 関心が低いと言われる若者層に訴えたいと、場所は渋谷を選んだ。海外の人にも伝わるよう、英仏韓などの各国語に翻訳したプラカードも持って歩く。魚住さんは「今回のデモは初めの一歩。これからも活動を続けていきたい」と話す。 全文を読む。
【社説】年のはじめに考える 子どもたちを泣かせない via 東京新聞
昨年十二月半ば、福島県南相馬市原町区の「みなみそうまラーニングセンター」はクリスマスを楽しむ子どもたちの歓声に包まれました。センターは東日本大震災の翌年春、地域の子が放課後を過ごす場として大阪のNPO法人「トイボックス」が開いた施設です。 […] 大阪でフリースクールを運営する白井さんが、遠い南相馬市にセンターを開いたのは、震災後に地元の学童保育を訪ねたとき、「子どもたちの様子がおかしい」と聞いたことがきっかけでした。 福島第一原発事故で、市域の大半が原発から三十キロ圏にある南相馬の市民の多くは市外や県外に避難しました。仕事を残した家族は少しずつ地元に戻ってきましたが、避難生活で大きなダメージを受けたのは子どもたちでした。 中でも、発達障害があり、自己表現の苦手な子は環境が一変した避難先で状態を悪くしていました。地元に帰っても、通い慣れた特別学級や学童保育が閉鎖されたりして、居場所を失っていました。 […] 今、小学生を中心に、二十二人が通っています。初めは、すぐに大声を出したり、けんかを始めたり、返事をしなかったり。それも大人たちの心の鏡だったと白井さんは言います。先の見通しの立たない大人の不安をそばで感じても子どもたちは言葉でなく、行動や態度でしか表せなかったのです。 […] コミュニティーは崩壊し、原発からの距離によって線引きされる東京電力の賠償金が地域を引き裂く問題も深刻になっています。慰謝料を手にした人が「金があるから働かなくなった」と陰口をたたかれたりもする。 放射能の不安におびえて避難を重ね、国の救済策に振り回される大人の社会のいらだちや傷が子どもたちの世界に跳ね返るのです。 もっと読む。
チェルノブイリの健康被害 原子炉大惨事から25年の記録 via 原発の危険から子どもを守北陸医師の会
読者のみなさま ドイツから『チェルノブイリの健康被害-原子炉大事故から25年の記録』がネットで配信されました。WHO(世界保健機構)の広報とはまったく異なることが書かれています。私たち医師としても驚愕の内容であり、多くの人に知っていただくべきと考え、翻訳に取り組みました。 原発事故はもう2度と起きてはいけませんね。もし、チェルノブイリ級の大惨事が日本で起きれば、私たちの健康と子どもたちの未来、そして美しい国土が失われます。 しかし、政府や原発の地元自治体、電力会社そして原子力を推進してきた学者たちは原発を再稼働させようとしています。彼らはもしかして放射能の健康被害の怖さを知らないのではないか、あるいは、知りたくないのではないか。チェルノブイリで起きたことをしっかり勉強していただければ、原発はすべて廃炉すべきであると思うはずです。そう信じて、私たちはこの報告書(論文集)を翻訳しました。したがって、このウェブサイトの目的は『原発廃止』ということです。 実際翻訳してみると、あまりにも恐ろしい内容にキーボードの手が震えました。内容は専門用語もありますが、一般の読者の方にもご理解できるようにと、できるだけわかりやすく翻訳したつもりです。長文ですので一章ずつ、1週間ほどかけて、ゆっくり読まれることをお勧めします。 […] 私たちは、この翻訳がみなさまにご迷惑をかけるのではないかと心配し、ネット配信を控えるべきかとも考えました。しかし、チェルノブイリ級の大惨事になれば、これだけのことが起きるのだという事実を、国民全員に知っていただくことも大切と考えました。もしも、福島の人々の幸せを考えずに、遠くから無責任なことを言っていると思われましたら、それは私たちの不徳の致すところで、申し訳ありません。 どなたにも健康被害が生じないことを心より祈っております。 原発の危険から子どもを守る北陸医師の会一同 もっと読む ◇核戦争防止国際医師会議ドイツ支部 ◇ドイツ放射線防護協会
Posted in *日本語
Tagged アンジェリカ・クラウセン, こども, セバスチャン・プフル-クバイル, チェルノブイリ, ドイツ放射線防護協会, 核戦争防止国際医師会議ドイツ支部
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【イベント】マクシンスキー講演会 福島の子どもたちと共に生きる 「チェルノブイリから学ぶ福島の子どもの保養」via DAYS JAPAN
チェルノブイリ被災地の子どもたちの保養施設 「希望21」所長であるヴャチェスラヴ・マクシンスキー氏が12月に来日。DAYS JAPAN 編集長 広河隆一が司会と映像を担当し、「沖縄・球美の里」、東京、いわき市、同志社大学(京都)で講演会を行います。 広河がチェルノブイリ子ども基金を通じて設立当初から多くの支援をしてきた「希望21」は、チェルノブイリ原発事故で被災したベラルーシの子どもたちを援助するために、設立されたサナトリウムhttp://goo.gl/EOae4 きれいな環境でバランスのとれた食事や、様々なレクリエーションを通じて、子どもたちにもたらされてきたのは、体と心の健康の回復だけではなく、明日へ立ち向かっていくための希望。 「希望21」の現在とその意義を、所長であるマクシンスキー氏から直接聞くことができる貴重な機会です。 ぜひ、ご参加下さい。 全文はマクシンスキー講演会 福島の子どもたちと共に生きる「チェルノブイリから学ぶ福島の子どもの保養」