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福島原発事故2年、各国で反原発活動 台湾では10万人 via 朝日新聞

■台湾 【台北=村上太輝夫】東京電力福島第一原発の事故から2年になるのに合わせ、台湾各地で9日、大規模な反原発活動があり、台北では市民団体主催のデモに約10万人が参加した。世論の高まりに伴い、原発建設の是非を問う住民投票が争点として急浮上している。 台湾では1999年に建設が始まった第四原発(新北市)が与野党の政治対立で建設が一時凍結され、完成が先延ばしされて安全性に疑問が持たれている。 先月末、建設を進めたい馬英九(マーインチウ)・国民党政権が「原発建設中止を支持するか」と問う住民投票を提案する方針を決めた。全有権者1800万人の過半数が投票し、その過半数が支持すれば可決だが、このハードルは高く、「建設を中止しない」という結論が出るのを国民党は狙っている。 だが、これが反原発の立場の野党・民進党や運動団体を刺激し、文化人も立ち上がった。日本のドラマ出演で知られるリン・チーリンさんらも加わっている。 […] ■韓国 【ソウル=中野晃】ソウル中心部の広場で9日、東日本大震災の犠牲者を追悼するとともに、緊迫する朝鮮半島を含むアジアや世界の「非核化」を訴える集会があり、在韓被爆者らも参加した。 環境保護団体などが呼びかけ、韓国各地から数千人が参加。広島・長崎の被爆者やその子孫らも参加し、合唱で「核兵器も、核発電所(原発)もない世界を」と呼びかけた。慶尚南道の陜川(ハプチョン)に住むペク・トゥイさん(86)は広島で被爆。間もなく母が亡くなり、日本の敗戦で韓国に戻った十数年後、後遺症で夫や親類を次々と失った。「原爆の怖さを知らない人が多い」と話した。 […] ■ドイツ 【ハーメルン=松井健】ドイツの反原発市民団体が9日、北西部ニーダーザクセン州のグローンデ原発の事故を想定した訓練を行った。「大災害が9千キロ離れたところではなく、あなたの家の前で起きたと想像して」と呼びかけ、原発の即時運転停止を訴えた。 長年、反原発デモが盛んなドイツでも実際の事故を想定した訓練は珍しい。放射能漏れで原発の周囲40キロが立ち入り禁止になったとの想定で、主催者によると約2万人が参加。原発周辺の町で、避難してきた人の車を防護服を着た人たちが除染したり、子供たちがペットの犬を連れて避難したりする訓練をした。 グローンデ原発は「笛吹き男」の伝説で有名なハーメルンの近くにある。1985年に営業運転を始め、ドイツ政府が福島事故後に決めた「脱原発」政策により、2021年までの閉鎖が決まっている。 全文は 福島原発事故2年、各国で反原発活動 台湾では10万人 関連記事 上海、パリ、ロンドン 3.11を前にデモや講演 via 朝日新聞

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漫画家の中沢啓治さん死去 「はだしのゲン」作者 via 朝日新聞

自分の被爆体験を元にした漫画「はだしのゲン」で有名な漫画家・中沢啓治(なかざわけいじ)さんが19日、肺がんのため、広島市内の病院で死去した。73歳だった。葬儀は本人の意向で行わなかった。 中沢さんは広島市出身。6歳の時、爆心地から1.3キロの同市内の国民学校前で被爆。父と姉、弟を失い、直後に生まれた妹もまもなく亡くなった。中学卒業後、漫画家を志して上京。1963年のデビュー当初は原爆体験を秘していたが、66年の母の死への憤りをきっかけに、初めて原爆を題材にした作品「黒い雨にうたれて」を発表した。 続きは 漫画家の中沢啓治さん死去 「はだしのゲン」作者

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「車のフィルターを内部被曝の証拠に」 原爆症認定集団訴訟を支援してきた郷地秀夫氏呼びかける(民医連新聞)via ざまあみやがれい!

『東神戸診療所(神戸市・神戸健康共和会)の郷地秀夫所長が、福島原発事故の内部被曝の証拠を残そうと、民医連をはじめ全国の医療機関に自動車エンジンの エアフィルター※の収集と画像化を呼びかけています。「フィルターに付着した放射性物質から人が吸い込んだ放射性物質の種類や量が分かる。東北や関東にと どまらず、被災地支援に行った車のフィルターからも高線量が出ており、車検で交換する前に保存を急いでほしい」と話します。(新井健治記者) ■X線画像に斑点 事故直後の昨年3月15日から約1カ月、東北と関東一円の医療機関でコンピュータX線撮影(CR)の画像に黒いシミのような斑点が多発しました。事故で流出した放射性物質にイメージングプレート(IP)が感光したのです。 長年、被爆者医療に従事し、原爆症認定集団訴訟も支援してきた郷地さんは、ピンときました。 「これは被曝の有力な証拠になるのではないか」-。 広島・長崎の原爆症認定集団訴訟で、国は「被爆者の病気が原爆放射線に起因するなら、証拠を示せ」と求めてきました。内部被曝の原因となる残留放射線の証拠が現存しないため、原告はずいぶん悔しい思いをしてきました。 「今回の事故でも、内部被曝の影響が出るのは数年から数十年後。その時、国は再び“証拠がない”と主張するのは目に見えている。同じ轍を踏まないために、 今こそ医療従事者が動くべき」と郷地さん。放射線の撮影機器がそろう病院や診療所なら、被曝の証拠を集められる。医療機関ならではの役割を思いついたので す。 ■支援車からも高線量 内部被曝とは放射性物質を体内に取り込み、そこから出る放射線で被曝すること。いったん取り込むと、たとえ微量でも体内の一カ所にとどまり半永久的に遺伝子を傷つけます。内部被曝を知るには、吸い込んだ放射性物質の種類と量を調べる必要があります。 国が発表する空間線量は外部被曝の目安にはなりますが、内部被曝は分かりません。福島県はホールボディカンターで内部被曝を検査していますが、「ホールボ ディカンターは測定値を体重で割り、全身の被曝量を示す。局所被曝である内部被曝のリスクの目安にはならない」と指摘します。 人が吸い込んだ放射性物質は画像化できなくても、車が吸い込んだ放射性物質なら可能ではないか。そう考えた郷地さんは、外気を吸い込みゴミを濾過する自動車エンジンのエアフィルターに目をつけたのです。 早速、昨年3月14日に坂総合病院に支援に行った兵庫民医連の車のフィルターを検査すると、3万ベクレル※の放射能が認められました(写真上)。この車は福島の支援ではなく宮城に行くために、原発から60km離れた高速道路を通過しただけです。 郷地さんは講演などでフィルターの活用を呼びかけており、すでに検査を依頼するフィルターが全国から50枚以上届いています。原発立地近くのフィルターからは250万ベクレルもの高線量が。関東地方のフィルターからも放射能が検出されています。 続きは 「車のフィルターを内部被曝の証拠に」 原爆症認定集団訴訟を支援してきた郷地秀夫氏呼びかける(民医連新聞)

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原発のある地域から via マガジン9

真言宗御室派 棡山 明通寺 住職 中嶌哲演に聞いた 市民が団結して反対できたから、 原発のない小浜であり続けられた ——すべての原発が停止する5月5日を前に、経済産業省の前では脱原発を訴える市民たちがハンガーストライキを行っています。3月 26日からの5日間、大飯原発再稼働への抗議として断食をした中嶌住職の意志をつなぐ、リレーハンストです。中嶌住職は、40年も前から福井県小浜市で反 原発運動を続けてきました。多くの人が原発に無関心だった当時、何がきっかけで反対運動を始めたのでしょうか? 福島第一原発事故のあと、40年も前から反対してきてすごいと言われますが、本質はみなさんと変わらないんですよ。自分の目の前に危険性が及ぶまで、原発に対してまったく無関心でした。 原発の危険性に気付くのは、日ごろの心がけや行いとは関係ありません。むしろ、かつての私は煮ても焼いても食えない“ウルトラエゴイスト青年”でした。長 い間、戦争と平和の問題に生理的な嫌悪感すら抱いていました。文学や芸術、哲学の世界を追求することが宗教の本命で、粗雑な現実の世界には価値がないと考 えていたのです。 意識が変わったのは、高野山大学で学んでいたあるとき、友人に半ば強引に連れて行かれた平和講習でした。広島の被爆者と出会ったのです。彼らは、なんの落 ち度もないのに差別的な扱いを受け、隠れるようにして生きていました。子どもができても、被爆の影響がないかが心配でならないと言っていました。原子力と はなんと恐ろしいものか。それまで、現実世界を遠ざけようと固く閉ざしていた私の心に風穴が空き、勢いよく風が吹き込んできたのを覚えています。以来、小 浜で被爆者を訪ね歩いて、広島から呼んだ専門医の診察を受けてもらうなどの活動をしていました。 続きは真言宗御室派 棡山 明通寺 住職 中嶌哲演に聞いた 真言宗御室派 棡山 明通寺 住職 中嶌哲演に聞いた その2

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