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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: 広島・長崎
はだしのゲンで平和訴え カイロ大教授がアラビア語訳 via 朝日新聞
原爆のむごさ、戦争の愚かさを伝える故・中沢啓治さんの漫画「はだしのゲン」第1巻のアラビア語版が最近、エジプトで出版された。カイロ大文学部日本文学科教授マーヒル・エルシリビーニーさん(55)が翻訳した。「中東のいろいろな所で殺し合いが起きている。ゲンを通じて平和を呼びかけたい」と話す。 マーヒルさんは1987~92年に広島大大学院に留学し、日本語研究で博士号を取った。当時は研究が忙しく被爆の実態を詳しく知る時間がなかった。 カイロ大で教授になってから時間に余裕ができたので、平和の大切さを訴えている広島への恩返しのため、原爆に関する本をアラビア語に翻訳したいと考えた。友人に相談すると「はだしのゲン」と、井伏鱒二の小説「黒い雨」を薦められた。絵で理解できる「ゲン」を選んだ。「ゲン」を読んで知っている地名がたくさんあった。原爆の破壊力のすさまじさを改めて知った。 中東では日本は戦後に経済発展を成し遂げた国として知られ、勤勉さが評価されている。だがマーヒルさんは「日本人がよく働くから経済発展したのではなく、平和だったから発展したことをアラブの人たちに知ってほしい」と話す。 マーヒルさんは2010年に「アラブの春」が始まったころから、中東では何か良くないことが起きるのではないかと不安に思っていた。実際に「イスラム国」など過激派が台頭し、混乱が広がり、核兵器や化学兵器が使われるのではないかと心配になるという。日本人の人質事件とヨルダン軍パイロットの殺害には胸を痛めた。ヨルダン軍は報復攻撃を強めている。「復讐(ふくしゅう)や報復には終わりがありません。いま中東で平和を呼びかけることが本当に必要です」 全文ははだしのゲンで平和訴え カイロ大教授がアラビア語訳
福山市原爆被害者の会3月末で解散へ via 日テレNews
福山市の原爆被害者の会が3月末で解散する方針を決めた。1956年に発足し被爆者や被爆2世など512人が所属。役員の高齢化により運営が難しくなり22日の臨時役員総会で解散を決めた。 続きは福山市原爆被害者の会3月末で解散へ
原民喜の手帳、原爆資料館に=世界記憶遺産登録目指す via 時事ドットコム
被爆作家で詩人の原民喜が広島で被爆した直後の悲惨な状況を記した手帳が18日、広島市中区の広島平和記念資料館(原爆資料館)に寄託された。手帳は代表 作「夏の花」の基になっており、市民団体が戦後70年の今年、同じく被爆した詩人の峠三吉と栗原貞子の資料と共に、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世 界記憶遺産への登録申請を目指している。 手帳は縦13センチ、横7センチで、「8月6日8時半頃 突如 空襲 一瞬ニシテ全市街崩壊」と書かれている。「コハ今後生キノビテコノ有様ヲツタヘヨト天ノ命ナランカ」と悲劇を後世に伝えていく決意もつづられている。 世界記憶遺産登録には保管の仕方も条件になっているため、市民団体「広島文学資料保全の会」が民喜のおい原時彦さん(80)に寄託を依頼した。 続きは原民喜の手帳、原爆資料館に=世界記憶遺産登録目指す
黒い雨:何も知らず水飲み野菜食べた…80歳病苦の人生 via 毎日新聞
広島への原爆投下直後に降った「黒い雨」を浴びながら、被爆者援護法に基づく援護を受けていない広島県内の40人以上が、国の援護対象区域拡大を求めて集団訴訟を起こす方針を決めた。 (略) 70年前の8月6日、国民学校5年生だった隅川さんは、広島市街地から北西方向の砂谷(さごたに)村(現佐伯区)にいた。閃光(せんこう)に続く爆 音と爆風に「家の前に爆弾が落ちた」と思った。しばらくして、激しい雨で目の前が見えなくなり、田んぼで作業していた人たちに雨具を届けた。自宅の周りに は焼けた紙などが舞い落ちてきた。 隅川さんは「何も知らずに山の湧き水を飲み、黒い雨が降り注いだ畑の野菜を食べた」と振り返る。元気な体が自慢だったのに、歯茎がうんだり、度々 めまいに襲われたりした。中学生の頃に胃潰瘍や胸膜炎を患い、34歳で子宮頸(けい)がんの手術をした。現在も足のしびれがひどく「体が悪いのは原爆の放 射能の影響だと思う」と話す。 就職や結婚への差別を恐れ、長年体験を封印してきた。約30年前に黒い雨の援護対象区域拡大を目指す会に入り、体験を直視できるようになった。ただ、病気について語り始めたのは、ここ数年だ。 黒い雨に ついて国が実態調査をしたことはなく、体験者がどれだけいるのかも分からない。隅川さんは仲間と上京し、厚生労働省への要望活動をした。その仲間たちも 減っていき、今冬も腎臓病を患って手術を繰り返していた友人が亡くなった。「私も明日どうなるか分からない」。悲痛な声で語った。【加藤小夜】 全文は 黒い雨:何も知らず水飲み野菜食べた…80歳病苦の人生
赤十字委員長が広島訪問 被爆者の「強さに感銘」via 産経ニュース
赤十字国際委員会(ICRC、本部スイス・ジュネーブ)のペーター・マウラー委員長(58)が11日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、被爆者の証 言を聞き「直接体験を耳にすることほど重要なことはない。(原爆投下から)70年間がんばり続けている強さに感銘を受けた」と述べた。 (略) 近くの広島国際会議場で松井一実市長と会談し、世界の各都市が加盟する平和首長会議の活動を踏まえ、核兵器廃絶に向けた政治的な連帯の重要性を強調した。 全文は赤十字委員長が広島訪問 被爆者の「強さに感銘」
原爆症訴訟:認定4人のうち3人について国側控訴 via 毎日新聞
原爆症認定申請を国に却下された被爆者4人を原爆症と認めた大阪地裁判決について、厚生労働省は9日、うち3人の判断を不服として控訴した。理由を「地裁の事実認定を基に検討しても認定基準に該当しないため、上級審の判断を仰ぎたい」としている。 (略) 訴訟では、両府県の被爆者7人が却下処分の取り消しなどを請求。地裁は1月30日の判決で、甲状腺機能低下症を患う4人について「放射線に被ばくしたことで発症したとみるのが合理的で、治療が必要な状態にあった」と認め、却下処分は違法とした。(共同) 全文は原爆症訴訟:認定4人のうち3人について国側控訴
広島・長崎共同の原爆展、投下70年で via Yomiuri online
広島、長崎に原爆が投下されて70年になるのに合わせ、広島県は6日、同県立美術館と長崎県美術館が、初めて共同で原爆被害を伝える企画展を7~10月に開催する、と発表した。 広島で被爆した日本画家・平山郁夫氏が原爆の惨禍をテーマに した「広島生変図」、長崎の浦上天主堂の遺構を描いた洋画家・小山敬三氏の「浦上聖堂」など、両美術館や広島平和記念資料館(広島市)が所蔵する絵画や写 真を展示。 (略) 開催は広島が7月25日~9月13日、長崎は9月19日~10月25日を予定している。 全文は広島・長崎共同の原爆展、投下70年で
韓日台の若者 韓国で「脱原発」訴え via Chosun Online
【密陽聯合ニュース】韓国、日本、台湾の青年運動家約10人が18日午後、韓国南部の慶尚南道密陽市内で記者会見し、「脱原発」を訴えた。 (略) 韓国政府に対し古里1号機など老朽化した原発の再稼動を進めてはならないと訴えた。 また、2011年3月の東京電力福島第1原発事故後、日本国内の原発が段階的に運転を停止し、現在は全ての原発が稼動していない状況にもかかわらず、安倍内閣が原子力規制委員会の安全審査に合格した原発の再稼動を認める方針を示していることを批判した。 運動家らは「核を制御する唯一の解決策は地球規模で核を廃絶することだ」と訴え、韓国、日本、台湾の若者約600人の署名が入った宣言文を朗読した。 記者会見は今年、広島、長崎への原爆投下から70年を迎えるのに合わせ開かれた。福島原発事故当時に福島に住んでいた日本の大学生も参加した。 全文は韓日台の若者 韓国で「脱原発」訴え
時代の正体〈48〉ハタチの叫び(上) 私が自由であるために 安部さくらさん via 神奈川新聞
東京電力福島第1原発事故が起きたのは高校1年生の時だった。1カ月後、近所でデモがあった。カメラマンの父(57)に誘われ、見に行った。 思い思いに「原発、いらない」と声を上げ、プラカードを手にした人の列をドラムの軽快なリズムが導く。 楽しそうだった。 「お母さんが小さい子どもの手を引いて歩いていて。デモってどんなものかも知らなかったけど、みんな言いたいことを言っていて、こういうやり方があるのか、と」 想像以上の人の多さに驚き、やがて安部さくらさん(20)=東京都練馬区=は愕然(がくぜん)とする。 「自分は何も知らない」 原発反対と叫ぼうにも、原発の知識は皆無に等しかった。 知りたい、知らなきゃ。 大学に進むと平和について考えるサークルに入った。 (略) ■警句 変化をはっきりと感じた瞬間があった。 毎夏、広島や長崎へ赴き、被爆者の体験談を聞いてきたが、「秘密保護法が話題になる前の2013年夏と、法律が成立して集団的自衛権の行使容認が閣議決定された後の14年夏で、語り部の熱意が一変していた」。 前年に続いて話を聞いた80歳近い被爆者は語った。 「本当に70年前の戦争の直前とよく似た状況になっている。いま止めなければ、もうすぐ戦争が始まってしまう」 世間を覆う漠然とした閉塞(へいそく)感、海外での戦争に前のめりになる政府、自由にモノが言えない雰囲気。 これまで経験を語ろうとしなかった被爆者が重い口を開き始めていた。入院している病院を抜け出し、集会に駆け付けた被爆者もいた。 異口同音に語られる「戦前と似ている」の警句。「私は聞いてしまったし、知ってしまった。『今日の聞き手は、明日の語り部』と言う。私が伝えていくのだと思う」 ■理由 デモをやったところで政治を動かせるわけじゃない。過剰に反応しているだけじゃないか。そう冷笑するもう一人の自分もいた。 思い出されたのは、大学の教授の言葉だった。 オオカミ少女になれ-。 「国が危機的な方向へ向かっている。そう気付いたら『おかしいよ!』『まずいよ!』と言いふらせばいい。実際、そうならなくてもいい」 そう。危ないと感じる自由、それを口にする自由が私たちにはある。 全文は時代の正体〈48〉ハタチの叫び(上) 私が自由であるために 安部さくらさん
核時代という紀年法を使うことを考えてよいのではないか。via Blogos
(抜粋) WIKPEDIAに「哲学者芝田進午が提唱したヒロシマ紀元」とあり、鹿野政直さんの『日本の近代思想』(岩波新書)に芝田氏の見解が引用されていることを知った。晩聲社の和多田進氏が鈴木邦男氏にだした手紙から引用する。 「芝田進午は、日本でヒロシマ紀元を提唱してきた哲学者である。」「哲学者としての芝田は、『核時代の新しい哲学』の樹立をめざした。『それは一 党、一派、一宗教、一世代、一階級、一民族の哲学ではなく、人類の哲学でなければならない』」と考えていた。……そんな「芝田進午の教えを受けた和多田進 は、出版社である晩聲社の代表である。刊行する書物に『核時代』という年の表記を入れ始めた。第一号は一九八七年末に出版の小関智弘『鉄を読む』であっ た。奥付には『核時代四二年(一九八七年)一二月二五日初版第一刷』と入れた」ということである (『メルマガ北海道人』22回、和多田進・鈴木邦男10年目の往復書簡、13回。http://www.hokkaido-jin.jp/mailmagazine/mm_bn2.php?no=22#03)。 私は国際キリスト教大学の出身なので、ベトナム戦争に抗議して焼身自殺をされた著名なアメリカのクリスチャン、アリス・ハーズの『われ炎となり て』を、大学時代にはよく読んだ。芝田氏は、アリス・ハーズの翻訳者である。いま、芝田氏の訳したアリス・ハーズ『ある平和主義者の思想』(岩波新書)が 手もとにある。それを調べてみると、一九八頁に次のようにある。 「アメリカの哲学者ジョン・サマヴィル(一九〇五年ー)は、その著『平和の哲学』(邦訳、岩波書店)で、これまでの世界史をいままでのように古代・中世・近代にわけるよりも、原子力時代以前と以後にわけるべきではないかと述べています」 芝田進午氏は、ジョン・サマヴィルの紹介でアリス・ハーズと知り合ったのであるから、芝田のヒロシマ紀元の思想は、おそらくサマヴィルにまでさかのぼることができるのだろう。これは、少し正確に調べてみようと思う。 和多田氏は、先の鈴木邦男氏への手紙で、「この状況の下で私たちは生き、暮らしを立て、メディアの仕事をしているわけです。そのことを忘れないた めに、私は「核時代」紀元を死ぬまで使い続けるつもりでいるというわけなんです」と述べている。それは2007年(核時代62年)のこと、東日本大震災の 四年前である。 私も、この核時代という紀年法は、真剣に考えてもよいことなのではないかと思う。 全文は核時代という紀年法を使うことを考えてよいのではないか。