(抜粋)
福島第1原発から、およそ15kmの場所にある楢葉町には、除染出た廃棄物が、大量に仮置きされている。
楢葉町には、ほかにも仮置き場があり、町全体として、この敷地内にある廃棄物の10倍もの量が保管されている。
福島県内には、こういった仮置き場が983カ所ある。
除染が進むに従って、今も廃棄物は、増え続けているのが現状。
これまでは、それぞれの場所で保管されてきた廃棄物だが、13日から、双葉町と大熊町で建設が予定されている中間貯蔵施設に、順次、運び込まれることになる。
しかし、地権者との交渉は難航している。
用地の確保、施設への搬入、この2つが同時に行われることになる。
国は、30年以内に廃棄物を福島県外に運び出すとしているが、地権者からは、本当に約束は守られるのか、疑問の声が上がっている。
全文は震災から4年 福島で除染廃棄物を中間貯蔵施設に運ぶ作業開始へ