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Monthly Archives: March 2022
<社説>3・11から11年 避難者の人権は画餅か via 東京新聞
[…] 根本さんは、東京電力福島第一原発から三十キロの福島県沿岸の地域に住んでいました。二〇一一年三月、爆発した原発建屋から煙がわき上がる瞬間を見た根本さんは放射能の恐怖におびえながら県境を越え、約二百五十キロ離れた新潟市に避難します。 そこで立ち上げたのが、避難者を支援する団体「スマイルサポート新潟」です。支援対象は大半が自分と同じように母子だけで避難した自主避難者でした。 ◆コロナ禍、生活苦の悲鳴 国が定めた避難指示区域外からの自主避難者には、原発周辺の双葉や大熊、浪江町など強制避難地域の人たちのような東電からの賠償はありません。生活費は持ち出し。夫は妻子に仕送りするため福島に残って働く。切り詰めた二重生活に耐えてきた人たちも、コロナ禍で一気に困窮しました。 二十四時間対応の根本さんの相談電話には助けを求める連絡が頻繁に入ります。「食べるものがなくて」「仕事がなくなった」「コロナで陽性になった」。皆、身近に頼れる人がいないのです。 寄付で集めた食糧を配ったり、送ったり。月数件だった相談は多い月で五十件以上に増えました。命が危ないと感じれば、根本さんは夜中の雪道でも駆けつけます。活動には福島県から助成を受けていますが、支援物資の送料も膨らんで資金難です。日本中がコロナ禍に苦しんでいますが、原発事故で壊された生活が、さらに追い詰められていることは分かってほしい、と根本さんは訴えます。 福島県によると、原発避難者はピーク時に県内外で約十六万四千人いましたが、今年三月時点では約三万三千人です。新潟県への避難者も約七千人から約二千人に減りました。自主避難者の統計はありませんが、スマイルの支援先でも帰還する人が増えています。 背景にあるのは、放射線量低下を理由に福島県が一七年三月、災害救助法に基づく借り上げ住宅の無償提供を打ち切ったことです。生活費や教育費に加え、新たに家賃まで負担することは難しいとして、避難をあきらめたのです。 自主避難者が古里を離れたのは放射能の影響を避けたかったからです。根本さんの故郷の家も、裏山が除染されず放射線量は高いまま。やむなく新潟に中古の家をローンを組んで買ったものの、その選択が正しかったのか。根本さんは「いつも先が見えなくて、手探りです」と苦笑します。 ◆社会の冷淡、政治が助長 原発事故がなければ苦労することもなかった自主避難者に、日本社会は冷淡です。「勝手に避難した。困窮は自己責任」「いやなら福島に帰れ」。心ない言葉がネット上にあふれます。 「避難するならご勝手に」と言わんばかりに自主避難者を顧みない政府の姿勢が、社会の冷たさを助長してはいないでしょうか。 福島県は一部地域を残して避難区域を解除し帰還を促しています。撤去方針が示された放射線量測定のモニタリングポストは街中に存続することになりましたが、事故から十一年を経ても避難を続ける人は、「復興」を掲げる政府には不都合な存在なのでしょう。 原発事故の翌一二年には、当時野党だった自民党も含む全会一致で「子ども・被災者支援法」が成立します。無用な被ばくを免れる「避難する権利」が明記された画期的な法律でしたが、政府は限られた支援策しか基本方針に盛り込まず、同法は骨抜きにされます。逃げる権利を担保する仕組みもつくられず、放置されたままです。 人権は、それを守る仕組みが伴わなければ、絵に描いた餅にすぎません。避難した選択を自己責任と片付け、何も公的に支援しないのでは、避難する権利が「ある」状態とは言えないのです。 国連の人権機関も、古里から避難する、しないにかかわらず、住民の被ばくを避ける方策をとるように日本政府に勧告しました。 […] 全文 ◇ 2022年3月15日 東京新聞論説主幹様 3/9の社説「避難者の人権は画餅か」、ありがとうございました。 自主避難者に心を寄せた素晴らしい論考でした。 … Continue reading
Forest fires erupt around Chernobyl nuclear plant in Ukraine via The Guardian
Forest fires have erupted in the vicinity of the Chernobyl nuclear reactor, with Ukraine claiming that Russian control of the abandoned power plant is hampering efforts to control the flames. At least seven fires have been spotted within Chernobyl’s exclusion zone via … Continue reading
A “no-fly zone” does not becalm the skies via Beyond Nuclear International
Humanitarian crisis would be worsened if nuclear plants hit Introduction: There are many views about what the next steps should be to address the ever greater humanitarian tragedy in Ukraine, but virtual unanimity in favor of an immediate end to the … Continue reading
‘We will not surrender the station’: Concern over Russian attacks on Ukrainian nuclear plants via France24
Pavlo Pavlyshyn, the director of the Rivne nuclear power plant, has been working in Ukraine’s atomic power industry since 1992. He spoke to FRANCE 24’s Gulliver Cragg about the current dangers at Ukraine’s power plants, only three of which – … Continue reading
放射線量モニタリング機能せず ロシア占拠のチェルノブイリ原発 via Jiji.com
【リビウ・ロイター時事】ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムは21日、声明を出し、ロシア軍に占拠されたチェルノブイリ原発で、放射線量のモニタリングシステムが機能しなくなっていると発表した。 同社は「(原発から30キロ圏の)立ち入り制限区域で、放射性物質による環境汚染の現状に関するデータがなく、脅威への適切な対応を不可能にしている」と警告した。制限区域の森林消防当局が活動不能な状況にあることから、現地で春から夏の間に最も多く発生する森林火災がとりわけ危険だとしている。 記事は放射線量モニタリング機能せず ロシア占拠のチェルノブイリ原発
放射性廃棄物入ったコンテナ崩れる 福島第1原発、保管方法の課題浮かぶ via 河北新報
16日深夜の地震で、東京電力福島第1原発構内で屋外保管されている放射性廃棄物入りのコンテナの転倒や傾きが相次いだ。昨年2月の福島県沖地震でも同様の被害があり、保管方法の課題が改めて浮き彫りになった。東電は屋内貯蔵庫に移送するまでの急場しのぎを続けるが、原子力規制委員会は踏み込んだ対策を求める構えだ。 4基破損、内容物が外に 19日時点で判明している転倒コンテナは、1メートル四方の大きさの計8基。うち4基は破損して内容物が外に出た。いずれも低線量の使用済み保護衣が入っていた。他にシートで覆っているコンテナ群2カ所でも複数基の転倒があった。 昨年2月の地震では77基が傾き、2カ所で計12基が転倒。一部のコンテナは4段積みで、地震の揺れで連結金具が壊れるなどした。2、3段に積み直したり底部基礎を増強するなどしたものの、今回も被害を防げなかった。 廃棄物コンテナを巡っては、昨年3月に腐食した1基から高線量の放射性物質が地面に漏れ、排水路を通じて港湾に流れ出る事故が発生。同7月には汚染土壌の収納容器に入り込んだ雨水が中からあふれ出るトラブルも起きた。 屋外の廃棄物コンテナは計約8万5500基に上る。東電は漏えい事故を受けて一定の表面線量がある計5338基の点検を実施し、計646基で腐食や破損が見つかり応急補修した。事故後の緊急避難的な廃棄物管理に伴うリスクが顕在化した格好だ。 建屋外のリスク低減を」 規制委は問題意識を強めている。更田豊志委員長は2月2日の定例会合で、屋外廃棄物に土をかぶせて地中に仮保管する選択肢に言及。「地元の理解を得るのは難しいと思うが、漏えいリスクを考えると地上に置いておくのは好ましくない」と持論を述べた。 […] 17日に第1原発のコンテナ群を視察した規制委の山中伸介委員も終了後の取材で屋外廃棄物の問題に触れ、「原子炉建屋内の話も大事だが、今は建屋外のリスク低減を優先してほしい」と強調。東電に具体策の提示を求める考えを示した。 全文
Quakes halt coolant pumps at 2 nuclear plants in Fukushima via Asahi Shimbun
[…] At 11:34 p.m., right after the first quake struck off the coast of Fukushima Prefecture, the coolant pump automatically halted for the spent fuel pool in the No. 5 reactor building at the stricken Fukushima No. 1 nuclear power plant, … Continue reading
維新、テロ対策完了前の原発再稼働を要求 関電の3原発を例示 via 朝日デジタル
日本維新の会は15日、ロシアのウクライナ侵攻による電力価格の高騰などに対応する緊急経済対策を萩生田光一経済産業相に提出した。「内閣の責任」として原発再稼働を求め、原子力規制委員会が求めるテロ対策設備が完成する前であっても再稼働を可能にするよう提言している。 テロ対策設備は、東京電力福島第一原発事故の教訓を踏まえてつくられた原子力規制委の新規制基準で定められている。 維新は今回「緊急の特別措置」として、テロ対策設備の整備以外の基準をクリアしている原発について「エネルギー基本計画を改訂し内閣の責任で再稼働させる」よう求めた。具体的に、原子力規制委の審査や地元の同意はクリアしている関西電力美浜原発3号機、同高浜原発1、2号機(いずれも福井県)の三つの原発を例示しており、「少なくとも課題の洗い出し作業をスタートするよう強く求める」とした。 […] もっと読む。
Years without forestry education as Fukushima decontamination falls short via Japan Times
The March 2011 meltdown at the Fukushima No. 1 nuclear power plant caused serious damage to forests in the surrounding areas. Even now, 11 years after the accident, little has been done to decontaminate them. In some areas, projects are … Continue reading
Ukrainians took to the streets to avert a nuclear disaster. Will Americans do the same? via Waging Nonviolence
By Paul Gunter and Linda Pentz Gunter On March 2, a striking news clip found its way onto the internet. It showed nuclear power plant workers and ordinary citizens blockading the access road to the Zaporizhzhia nuclear power plant in Ukraine. […] … Continue reading
Posted in *English
Tagged antinuclear, Clamshell Alliance, climate change, Seabook, Ukraine
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