2019/06/30 09:04
県は二十九日、大阪市で福島県への移住を促進する「県いなか暮らしセミナー」を開いた。西日本での開催は初めて。
大阪ふるさと暮らし情報センター(NPO法人ふるさと回帰支援センター)の共催。県内の人口減少対策や各種産業の担い手確保が狙い。
大阪市出身で南相馬市に移住した森山貴士さんが定住前に移住先を何度も訪れ、住民と交流する大切さをアドバイスした。ICT(情報通信技術)を活用したまちづくりを進める会津若松市と、若年層の人口が増加している大玉村の職員がそれぞれ移住支援の取り組みを紹介した。
十四人が来場し、県内の暮らしや働く場などについて質問した。県や市村の職員が来場者一人一人の相談に応じた。次回は十一月、大阪市で、県内への就農希望者を対象にセミナーを開く予定。