福島県は1日、郡山市で「『子どもの貧困』を知る講演会」を開いた。東京電力福島第1原子力発電所事故後、子どもの健康や生活環境への関心が強まったことを受け、貧困問題にも全県で取り組む機運を高める目的で約400人が参加。出席者からは、孤立しがちな貧困世帯の子供らと地域の大人が食卓を囲む「子ども食堂」などへの期待の声があがった。
基調講演した湯浅誠・法政大教授は「貧困は『貧乏+孤立』の問題。子どもが新たな経験に出会うための接点を提供することが大事だ」と指摘。鈴木典夫・福島大教授も「福島では(避難の影響など)子どもたちの暮らしにくさがある。子ども食堂などの裾野を公民連携で広げる必要がある」と話した。
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この記事からは、貧困の原因がどう理解されているのか、ほとんどわからない。