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県農林水産部の事業「チャレンジふくしま若い力による風評対策提案」の一環。福島高(福島市)と戸山高(新宿区)、フランス、マレーシア、インドネシアの高校から生徒と教員合わせて四十六人が参加した。
生徒たちは十五~十九日、東京大の早野龍五教授から放射線の基本的な知識を学んだ後、県内各地を訪問。農家で話を聞き、桃を収穫したり、放射線量を計測したりした。
この日は、生徒がグループ別に感想を発表。フランスから参加したジュリー・アブリノさん(17)は「親は福島に行くことを心配したけど、先生を信頼して参加した。今回の体験を通じて、あらためて福島の農産物は大丈夫だと感じた」と話した。
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福島の食すべてが問題だとは決して思わないし、他県のものなら安全とも考えない。しかし、国内外の高校生を巻き込み、「風評被害」というまやかしを「払拭」しようとする大人たちに憤りを禁じ得ない。