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被爆資料 抜けた頭髪、変色 被爆の実相、進む劣化 広島・原爆資料館 via 毎日新聞

広島市中区の原爆資料館に展示された被爆資料の一部で、変色などの劣化が進んでいることが分かった。被爆直後に抜けた頭髪 の色が金髪に近くなり、「黒い雨」が残る白壁が展示の額の中でずれてきている。同館は1955年の開館以来初めて、展示室の湿度と温度の変化を記録し、資 料の種類によって展示や保管場所を変えるなど環境改善に乗り出す。資料館は被爆遺品など約2万点の資料と約7万点の写真を所蔵し、被爆の実相を広く伝える ため、うち約400点を展示している。

 本館にある「抜けた頭髪」は、当時18歳の女性が爆心地から約800メートルの自宅で被爆し、15日後に抜け落ちたとされる。当初は黒々としていたが、今では金髪のようになった。

 1959年に公開された日仏合作映画「ヒロシマ・モナムール」に開館直後の資料館が映り、黒々とした頭髪も確認できる。80年代に資料館の被爆資料を撮 影した写真家・土田ヒロミさん=東京都品川区=も「今のような明るい色ではなかった」と証言する。資料館は「当初、日が当たる場所に展示され、湿・温度の 変化にさらされたことが原因ではないか」と推測する。

 また、資料「白壁に残った黒い雨の痕」(縦97センチ、横80センチ)は、爆心地から約3・7キロの民家の壁の一部。原爆投下直後に降った放射性物質を含む黒い雨の痕が残る。67年の寄贈以降、額装で展示され続け、わずかだが額の中でずれが生じている。

 過去に白壁の資料を調査した奈良文化財研究所の高妻洋成・保存修復科学研究室長は「深刻な状況ではないが、展示方法を見直した方が良い」と指摘する。

 同館の資料のうち、焼け焦げた弁当箱や水筒など金属類と衣服、写真フィルムなどは一律に温度20度、湿度50%の収蔵庫で保管している。しかし、展示室は天候の影響や人の出入りで室温が激しく変化し、環境を一定に保つのは難しい。

続きは 被爆資料 抜けた頭髪、変色 被爆の実相、進む劣化 広島・原爆資料館

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