3・11前に脱原発訴えデモ・集会 宇宙飛行士も参加 via 朝日新聞

福島第一原発事故が起きて4年になるのを前に、脱原発を求める市民団体が8日、東京都心で集会を開いたり、デモ行進をしたりして、「原発再稼働反対」などと訴えた。主催者の発表では、延べ約2万3千人が参加した。

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千代田区日比谷野外音楽堂であった集会では、宇宙飛行士で、原発事故で福島県から避難した秋山豊寛京都造形芸術大教授が再稼働の動きに触れ、「私たちは大事なところに立ち会っている。ここで踏ん張らないと、子孫への責任を果たせない」と訴えた。

参加者は国会までデモ行進し、国会正門前でも集会を開いた。精神科医香山リカさんは「政権が原発から手を引き、自然エネルギーにシフトするというメッセージを打ち出せば、世界から支持を集められる」と語った。

デモに参加した神奈川県茅ケ崎市の会社員、伏見真希子さん(45)は「福島の事故に対応しきれていないし、核のゴミをどう処理するかも未解決。原発ではなく、自然エネルギーを使うようにしてほしい」と話していた。

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