広瀬東電社長:「値上げも考えなければ」-原発不稼働なら via Bloomberg

 (ブルームバーグ):東京電力 の広瀬直己社長は14日、記者団のインタビューに応じ、7月にも計画していた柏崎刈羽原子力発電所の再稼働が予定通りにいかなければ、電力料金の再値上げを検討する考えを示した。

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広瀬社長は原発が動かない中で、経費削減による黒字達成について、「今年もできると思うので、もう1回ということはできないことではない」と話し、16年 3月期に3年連続の黒字達成の可能性に言及した。ただ「それをずっと期待しているわけにはいかない」とし、原発再稼働と値上げがない中での黒字確保は長く は続かないとの考えを示した。

東電は新たな融資確保に向け、金融機関との協議に入っている。14日付の日本経済新聞は、16年3月期単体の経常利益が今年7月の原発再稼働で1990億円、10月再稼働なら650億円、12月なら130億円に縮小するとの内容を金融機関に提示したと報じた。

広瀬社長は報道にあった経営数値について、「2800億円の融資交渉を始めていくわけですから、いろいろな数字はお示ししていかなければならない」と述 べ、再稼働時期や油価の変動に応じたシミュレーションをしていることを認めた。ただ具体的な数字について言及を控えた。

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