“4時間早ければ溶融回避” via NHK News web

9月15日 18時47分

東京電力福島第一原子力発電所の事故では1号機から3号機で核燃料が溶け落ちるメルトダウンが起き ましたが、このうち大量の放射性物質の放出につながった2号機のメルトダウンは、実際より4時間早く水の注入を始めていれば防げた可能性のあることが、研 究機関の解析で分かりました。

福島第一原発では、3月11日から14日にかけていずれも冷却機能を失って1号機、3号機、2号機 の順にメルトダウンし、このうち2号機では、15日朝に起きた爆発で大量の放射性物質が放出され、放射能汚染が広がる大きな原因となりました。日本原子力 研究開発機構は、2号機の原子炉の状態をコンピューターで再現し、メルトダウンを防ぐ手立てはなかったか調べました。実際の2号機の対応では、14日に水 の注入のため原子炉の圧力を下げたあと午後8時ごろに水を入れ始めたとされています。

続きは“4時間早ければ溶融回避”

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