松田美由紀、『ミツバチの羽音と地球の回転』がわたしに教えてくれたこと via シネマトゥデイ

[シネマトゥデイ映画ニュース] 3月11日の東日本大震災以降、積極的に自然エネルギー問題へと取り組み続けている女優の松田美由紀が、自らの意識を大きく変えた、鎌仲ひとみ監督の『ミツバチの羽音と地球の回転』との出会いを語った。

本作は、1982年に上関原発と名付けられた2基の原発の建設計画が持ち上がって以来、28年もの間、反対運動を行ってきた祝島の人々を追いかける一方 で、持続可能な社会を目指して地域自立型の自然エネルギー開発に取り組むスウェーデンの人々を照らし合わせながら、これからの日本の自然エネルギーの可能 性を訴えた作品。東日本大震災が起き、福島第一原発の事故が発生した後から、自然エネルギーについて考え始めたという松田は、震災後に本作と出会ったとい う。「作品を観て2回泣きました」と話した彼女は、自分たちが暮らす美しい自然を守るために戦い続ける祝島の人々の姿に心を揺さぶられたといい、「海を守 るために、戦い続ける島のおばあちゃんたちが天使のように見えました。本来の人間のあるべき姿を見せつけられたような気がしましたね。あなたは祝島のおば あちゃんみたいになれますか? って聞かれたら、わたしはなれないと思う。ほんとうに立派だなって思った」と話した。

(中略)「大金を払った人がいて、お金を受け取った人がいる。でも、それは生活のため。祝島の人たちはすごいって思うけど、受け取る人たちの気持ちもわたしはよく 分かる。責めるべき人は、お金を受け取った人じゃない。一番悪いのは、お金で、人を躍らせている人でしょう。そういうシステムを作ってしまったことが一番 悪い」と、自らの考えを語った。

続きと本文全文は松田美由紀、自然エネルギー問題を描いたドキュメンタリー『ミツバチの羽音と地球の回転』がわたしに教えてくれたこと。

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