仏で基準超は静岡・清水の茶葉 県、出荷自粛を要請 via asahi.com

フランスで静岡の緑茶から欧州連合(EU)の基準の2倍にあたる1キロ当たり1038ベクレルの放射性セシウムが検出された問題で、静岡県は22日、この茶葉は、静岡市清水区の庵原(いはら)地区で栽培された一番茶(製茶)だったと発表した。厚生労働省横浜検疫所で同じ茶葉の国内在庫分を県が検査したところ、1キロ当たり981ベクレルを検出した。

 清水区の茶は「清水のお茶」の名で流通している。

 同県経済産業部によると、基準を超えた茶葉は庵原地区の農家が栽培し、荒茶の段階で同県御前崎市の茶商工業者に出荷。業者が製茶に仕上げて輸出したもの。検査結果を受けて、県は農家と業者に出荷自粛を要請し、さらに農家には自家で製茶に仕上げて国内で販売した約150キロの自主回収も要請した。

仏で基準超は静岡・清水の茶葉 県、出荷自粛を要請

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