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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: 表現の自由
『美味しんぼ』福島の真実編に寄せられたご批判とご意見、編集部の見解 via 小学館コミックビッグコミックスピリッツ
『美味しんぼ』福島の真実編(全24話)の内容について、皆様から多くのご批判、ご意見を頂戴いたしました。 原作者・雁屋哲氏が作品で提起された福島第一原子力発電所事故による放射能汚染の現状や、低線量被曝による健康への影響などについての問題は、私たちひとりひとりが将来にわたって真剣に考えていかなければならない重要なテーマであると考えます。 作品が取り上げたテーマについての様々なお考えを、特集記事としてご紹介することで、これまでにいただいたご抗議やご批判へのお答えに代えさせていただくとともに、今後の誌面作りに活かして参りたいと存じます。 (ビッグコミックスピリッツ編集部) 『美味しんぼ』福島の真実編に寄せられたご批判とご意見、編集部の見解 [pdfファイル/約2MB] ※この記事は、弊誌25号(5月19日発売号)に掲載された記事と同一です。 PDFダウンロードはこちらからもできます。spi20140519 当サイト既出関連記事一覧は こちら
美味しんぼ、発売11日前に環境省へゲラ送る 編集部 via 朝日新聞
週刊ビッグコミックスピリッツ編集部が「鼻血や疲労感はひばくしたから」という登場人物の発言がある12日発売号の「美味しんぼ」のゲラ(校正刷り)を、発売11日前に環境省にメールで送っていたことが同省への取材で分かった。 環境省によると、1日に編集部から「被曝が原因で鼻血が出ることがあるか」といった内容の質問が電話とメールであった。その際、12日発売号の全ページが添付されたメールも担当者に送られてきた。 同省は「こちらは求めていない。具体的な内容の訂正要求もしていない」としている。質問の回答期限は7日に設定されており、7日深夜にメールで回答したという。 環境省は「他省庁にも関係する部分がある」として、復興庁や内閣府などに12日発売号の内容や編集部の質問内容を伝えた。だが、ゲラそのものについては「未発表の内容で慎重に扱う必要がある」として転送しなかったとしている。 また、12日発売号には「大阪府と大阪市が受け入れた東日本大震災のがれき処理で焼却場周辺住民が健康被害を訴えている」という内容もあり、環境省は2日に府と市に伝えた。府市は8日、編集部に内容を見せるよう要求。9日に訂正と削除を申し入れたが、編集部に「発売直前で応じられない」と断られ、発売日の12日に抗議した。 続きは 美味しんぼ、発売11日前に環境省へゲラ送る 編集部 (無料登録が必要です) 当サイト既出関連記事一覧は こちら
福島)表現の自由侵害否定 美味しんぼ注意問題 福島大 via 朝日新聞
漫画「美味しんぼ」に描かれた福島大准教授の発言を受け、大学側が見解で「遺憾」を示して「注意喚起」を求めたのは、学問や表現の自由の侵害ではないか。中井勝己学長は14日の定例記者会見で「見解は表現の自由に踏み込んでいない」と述べ、こうした懸念を否定した。だが教員からは疑問の声もあがる。 発言が載ったのは週刊ビッグコミックスピリッツの12日発売号。准教授が除染作業の経験を説明し、「福島を広域に除染して人が住めるようにするなんて、できないと私は思います」と主人公らに話す。学長や理事、副学長は同日午後に対応を話し合い、大学の見解を地元報道機関にファクスで送った。 中井学長は会見で、「遺憾」としたのは准教授の発言内容ではない、と説明。先月28日号に掲載された井戸川克隆・前双葉町長の鼻血をめぐる発言に対し、町が抗議文を出す騒ぎが起きていたことを踏まえ、「今回の脈絡の中で漫画に登場し、発言によっていろんな混乱をもたらしたことに対して、大学として遺憾の意を表明した」と述べた。 大学によると、准教授は一連の発言を原作者らに述べたのは事実だと話しているという。大学への問い合わせは13日夜までに計25件あったとしたが、賛否など内容の内訳は明らかにしなかった。 一方、全教職員には14日朝初めて、大学からメールで見解が送られた。経済経営学類の教授は「学問の自由を守るうえで出してはいけない文書だった」と批判した。共生システム理工学類の准教授は「大学は違う立場の人が互いの意見を認め、議論する場。『注意喚起』は、その存在意義を自ら放棄しているようなものだ」と指摘する。 […] ■会見の主なやりとり 中井勝己・福島大学長の14日の記者会見での主なやりとりは次の通り。 ――なぜ見解を出したのか 個人の意見であり、大学の見解ではないということをきちっと伝えたかった。 ――教職員に注意喚起までした理由は 福島大は3年間、震災復興に関わっている。被災地にある大学の教員が作品に登場し、(福島に住めないと)発言をしたのは非常に残念だ。県外の専門家(の発言)とは意味が違う。 ――中身が不適切と考えているのか 大学では、放射能について色々な考え方を尊重しており、准教授の発言も是としている。ただ、前号の美味しんぼで、双葉町が抗議文を出している中、准教授が登場したことで社会的混乱をもたらし、報道されて騒ぎになったことが遺憾。時と場合、事柄によっては、大学の地位や肩書で発言することの重みを自覚して欲しい。 ――大学としては、どうすればよかったと考えているのか (掲載の時期や方法についての責任は)一義的には作者や出版者であり、准教授に責任があるとは言っていない。 ――批判的意見を制限し、言論の自由を妨げているようにみえる 教員の個人的な見解に大学がコメントするのは、学問や表現の自由に触れると認識している。今回の大学見解は、そこまで踏み込んでいないと思っている。 続きは 福島)表現の自由侵害否定 美味しんぼ注意問題 福島大 (無料登録が必要です) 当サイト既出関連記事一覧は こちら
首相の考えを聞けないの? 参院選演説で聴衆のボード没収(東京新聞:ニュースの追跡)via 阿修羅
「原発廃炉に賛成?反対?」。安倍晋三首相の街頭演説で、女性(40)がこんな質問ボードを掲げようとして、没収された。掲げる前に、自民党スタッフや警 察官を名乗る男性4人に取り上げられた。この様子の動画はインターネットで公開され、「言論封殺か」と疑問の声が噴出する騒ぎになっている。(出田阿生) […] 「連絡先をしつこく聞かれ、本当に怖かった。逮捕されるのではと思うくらいだった」と女性は振り返る。ボードは一週間後の11日、教えていないはずの女性の勤務先宛てに、郵送で返却されてきた。 動画がアップされると、「言論の封殺ではないか」などと批判が噴出。弁護士有志が、自民党本部や警察庁、福島県警に抗議文を提出した。事実関係を確認する 質問状も送ったが、一切回答はないという。梓澤(あずさわ)和幸弁護士は「表現の自由の侵害だ。参院選初日で国民の政治意識が高まる時に、市民が首相に声 を届けようとした行為を与党や警察とおぼしき人々が妨害した」と憤る。 全文は 首相の考えを聞けないの? 参院選演説で聴衆のボード没収(東京新聞:ニュースの追跡) 当サイト内関連記事: 自民党、女性からプラカードを取り上げて住所氏名を聞き出す via NAVERまとめ 「いいですか、ここが大事なんです。 表現もしないうちに 警察官と思われる男性が公権力を行使して、その表現をさせなかったんです」7/9表現の自由侵害行為についての記者会見(文字起こし) via みんな楽しくHappy♡がいい♪ ◇弁護人自民党への抗議文 ◇福島県警察本部申入書
「いいですか、ここが大事なんです。 表現もしないうちに 警察官と思われる男性が公権力を行使して、その表現をさせなかったんです」7/9表現の自由侵害行為についての記者会見(文字起こし) via みんな楽しくHappy♡がいい♪
一見小さな出来事のように思えますが、 これは大変なことだと思います。 弁護団の会見を文字起こししました。 今ならまだ間に合うからこそ、しっかりとみんなに広げていく事が必要だと思いました。 参院選公示日である7月4日、福島駅前で行われた安倍総理の第一声となる演説会に、 「総理、質問です。原発廃炉に賛成?反対?」と書いた自作のプラカードを持って参加した、 40歳女性のプラカードが、自民党・亀岡偉民衆議院議員秘書・尾形と名乗る男性と、 3名の警察官と思われる男性によって没収された。 弁護士 梓澤和幸さん 本日付けで、自由民主党総裁安倍晋三氏と検察庁長官、福島県警本部長に文書を出しました。 その趣旨と、私たち弁護士の言いたいことはなにか?と言うと言う事について説明させていただきます。 まず事実関係でありますけれども、 7月4日の午前9時過ぎ、 福島駅前のデパートなかごう福島店の前において開催された安倍首相の第一声での演説会において、 地元の衆議院議員亀岡さんの秘書のオガタと名乗る男性と、 合理的な推認から警察官と考えられる男性ら合計4人に囲まれて、 福島県民であるAさんという女性、40歳の方ですけれども、 男性4人に取り囲まれて、 「総理質問です。原発廃炉に賛成?反対?」こういう内容のボード、A3の大きさの、 A3というのはこういう大きさですけれども この大きさのボードに貼りつけたものを取られたと。 で、その取られ方なんですけれども、 4人の男性のうちの一人は「警察のものですが」と名乗っております。 官職・氏名は明らかにしておりません。 それから制服も着ておりません。 「警察のものですが」と名乗って、動画に撮影されておりますけれども 執拗に氏名、住所、電話番号を聞き正しております。 この文書の中に書いておりますけれども、 警察官が人の氏名、住所、電話番号を聞くためには、“法律的な要件”が整わなければなりません。 “法律的要件”というもののキーワードは「犯罪」です。 続きは 「いいですか、ここが大事なんです。 表現もしないうちに 警察官と思われる男性が公権力を行使して、その表現をさせなかったんです」7/9表現の自由侵害行為についての記者会見(文字起こし) ◇しんぶん赤旗の記事
今年度(2013年3月末)で辞職します via 阪南大学流通学部島研究室
下地准教授(経済学部)の逮捕 経済学部の下地真樹准教授はかねてより、原発事故に伴って発生した瓦礫を広域で処理するという政府や大阪府・市の政策に異を唱え、幅広く活動していました。そのような活動の一環として、10月17日に大阪駅付近で行われた小規模な集会に彼は招かれて短いスピーチをし、その後、参加者全員が大阪駅構内のコンコースを通って移動しました。このなんという事もない日常的な行為が「威力業務妨害」と「不退去」の罪に該当するとして、ほぼ2ヶ月後の12月9日早朝に下地さんは自宅で逮捕されました(この件で逮捕されたのは集会参加者のうち3名だけです)。逮捕後に自宅はもちろん、大学の研究室も数時間にわたって家宅捜索を受け、自宅からは100点を超す「証拠品」が押収されました。 しかし、公安警察と検察は下地さんを重罪人のように逮捕はしたものの、結局起訴するだけの証拠を揃えることができず、勾留期限のギリギリである12月20日に不起訴を決めて釈放しました。 「下地先生を支援する会」の立ち上げ […]学内で「下地先生を支援する会」を立ち上げることに決め、12月14日に賛同者が集いました。「支援する会」には最終的に27人が賛同を寄せ、そのうち名前を出すことに応じていただけたのは17人でした。 大学当局は事前に知っていた […] 大阪府警公安3課と松原警察署から数名が12月6日に来学して次のことを告げていたというのです。1)12月8日に下地さんを鉄道営業法違反等の容疑で逮捕し、その後記者会見を行う、2)10日月曜日には研究室を捜索する、の2点です。翌日には逮捕が9日に変更されると電話連絡があり、実際に逮捕されたのは9日であったのは上述したとおりです。 つまり、学長、副学長他何人かの大学幹部は、事前に知りながら下地さんに知らせず、何の罪も犯していない下地さんを見殺しにして、精神的な打撃を倍加したのです。また逮捕理由が正当かどうかを法律専門家と相談する十分な時間があったにもかかわらず、その努力を怠たりました。 まるで何も起こらなかった? 逮捕された後の1週間ほど、大学のウェブサイトには「下地准教授が逮捕されたが、詳しいことは調査中で、冷静に対処してほしい」旨の学長の言葉が掲載されましたが、その後は今に至るまで一切何の態度表明もありません。[…] 多くの憲法研究者が指摘するように、下地さんの逮捕は表現の自由に対する明白な冒涜であり、それは皮肉にも彼の不起訴によって改めて証明されました。たとえ法律の専門家でなくともこれは容易に理解できることですが、大学人であればなおさら誰でも直感的にわかるはずです。そういう性質の問題について学長や副学長らが沈黙を続けることは、もはや単なる怠慢ではなく、公安警察とほとんど等しい罪深い行為だと言わざるを得ません。 このような欺瞞や「起こったことをないことにする」策謀が大学で通用するのでしょうか。もしそんなことがまかり通るなら、それはもう大学と呼ぶに値しないのではないでしょうか。それとも、そういうふうに考えるのは頭がオカシイ人間で、今は創立50周年に向けてお祝いムードを盛り上げていればよいのでしょうか。年末のギリギリに下地さんが釈放されたとの報に接したあとで、私は自分に対してそんなことを繰り返し問いかけた結果、辞職を決意するに至りました。30年以上この大学で働いた私にとってとても残念なことですし、卒業生諸君には申し訳ないとの思いもありますが、私の決断を理解していただければありがたいと思います。 (2013年2月5日) 全文は今年度(2013年3月末)で辞職します ◇「下地先生を支援する会の皆さま」(「会」を閉じることに当たっての島氏の説明) ◇上記の英文 ◇「学生のみなさんへ」 (下地真樹氏より)
「特定の主義主張 ご遠慮いただく」 原子力規制委が取材規制 via しんぶん赤旗
原子力規制委員会が毎週1回開く委員会終了後の記者会見について、同委員会の実務を担当する原子力規制庁の広報担当者は「特定の主義主張を持つ機関 の機関紙はご遠慮いただく」などとして、「しんぶん赤旗」を排除する方針を25日、明らかにしました。さらにフリーランスの記者についても「どういった雑 誌に、どういった記事を書いているかを見て、特定の主義主張を持って書かれている方はご遠慮いただいています」と、憲法が禁止する検閲まがいの対応をして いることも明言しました。 […] これまで、内閣府原子力安全委員会後の委員長らの記者会見で、こうした対応はされていませんでした。 全文は 「特定の主義主張 ご遠慮いただく」 原子力規制委が取材規制
〈プロメテウスの罠〉広告会社を頼った■がれきの行方:14 via 朝日新聞
[…] その上で宮城県は昨年9月5日、環境省の聞き取り調査に対し、こう答えた。 ――広域処理に関して放射能が大きな問題だ。 ――打診した反応では、西日本ではほとんど受け入れられないのではないかと考えている。 ――環境省のガイドラインでは受け入れ先を説得できない。広域処理のためのエージェントが必要だ。 こうした要望を受けて環境省が頼ったのは、広告会社だった。 昨年11月9日、環境省はがれきの広域処理や除染についての広報企画案を公募した。 電通と博報堂、東急エージェンシーの広告3社が応募し、博報堂の案が採用された。公募は今年度も行われ、電通が選ばれた。 業務は広域処理と除染の広報、除染情報プラザの運営などだ。博報堂に約9億6千万円が支払われ、電通とは計約30億円の契約が結ばれた。 […] 博報堂が下請けに出した広報会社が、「広域処理」「除染」「原子力規制庁」に関する新聞記事やテレビ番組についてのリポートを、環境政務官の高山智司(たかやまさとし、42)らに毎朝、電子メールで送っている。 「そのうえで、大きな誤認報道とネガティブ報道、説明不足報道、好意的報道にその場で分類した」 「誤認報道」については、そのメディアのディレクターや主筆クラスに接触し、誤認の指摘をした、としている。しかし、どのメディアにどう誤認指摘をしたのか、具体的な記載はない。 「除染、並びに災害廃棄物の広域処理に関して、……地上戦で個々にその誤認をつぶす作業を実施した」 全文は 〈プロメテウスの罠〉広告会社を頼った■がれきの行方 (無料登録が必要です)