Tag Archives: 復興

ドローンでコンビニ商品配送へ 買い物の不自由解消 福島 ドローンでコンビニ商品配送へ 買い物の不自由解消 福島via NHK News Web

[…] ドローン配送の仕組みは コンビニの商品をドローンで配送する全国で初めてのサービスが行われる福島県南相馬市の小高区は原発事故に伴う避難指示が去年解除されたばかりで、暮らしの不便さをいかに解消するかが課題になっています。 このサービスでは、買い物客はコンビニの移動販売車が来るタイミングに合わせて地区の集会所を訪れます。 移動販売車のスタッフに商品を注文すれば、およそ3キロ離れたコンビニの店舗からドローンで商品が10分ほどで配達され、その場で受け取ることができます。 移動販売車が来るペースは週に2回で、1回の注文で2キロの重さまで運べるということです。 ドローンが飛行するルートは、安全性を確保するため住宅などが少ないエリアの上空に設定し、自動で飛ぶようになっています。 南相馬市の小高区では営業を再開した店はまだ少ないため、今回のサービスは地域に戻った住民にとって買い物の不便の解消につながることが期待されます。 サービスが始まる地区に住む高野次夫さん(70)は「空から荷物を運んでくるなんて驚きました。高齢者も多いので、このサービスで買い物が便利になるといいと思います」と話していました。 南相馬市長「地域コミュニティーの活性化に期待」 相馬市の桜井勝延市長は「ドローンが飛ぶことで地域のコミュニティーが活性化するきっかけになることを期待したいし、導入するエリアも広げていただきたい」と話しています。 […] 全文

Posted in *English | Tagged , , | 2 Comments

福島でバス運転手不足が深刻化 高賃金の復興事業へ流出 via 朝日新聞

[…] 被災地域では交通網の整備が帰還政策の重要な柱だけに、運転手の確保が喫緊の課題となっている。 […]   ■空港バス運休も いわき市に本社を置く新常磐交通によると、震災前、相双地区に約50人いた運転手は、避難や高齢化で数人に減少。平日通学時に運行する1日約850本を180人に満たない運転手で支える。 運転手を増やそうと大型二種免許の取得費を補助するなどの工夫を施すが、運転手は廃炉事業に関わるバスやトラックに流れる。 一番の理由は賃金差だ。 あるバス会社によると、廃炉関連では特殊勤務手当(危険手当)が支払われる分、おおむね月10万円前後、賃金が高くなる。 加えて、中間貯蔵施設への汚染土の搬入が本格化すれば運転手の需要はさらに高まる。新常磐交通の担当者は「給料の高い会社に人材が流れる動きは止められない。既存路線も含めてギリギリの状況で運行している」。運転手不足から、いわき市内と福島空港を結ぶ高速バスは10月からの運休が決まった。 ■人材育成を支援 一方、避難指示が解除された自治体は市町村をまたぐバス路線など広域交通網の整備を強く望む。県生活交通課の担当者は「車の運転が難しくなった高齢者が通院などで利用しやすい」と説明。「交通網整備で生活が成り立つことを理解してもらい、帰還につなげたい」と話しており、バス会社は板挟みの状況にある。 県も運転不足を解消しようと、今年7月から、バス運転手の育成支援を開始。バス会社に委託し、被災求職者に限り、賃金約15万円と人材育成経費約46万円を上限に支援する。 被災地域間の公共交通網の整備に関わる福島高専の芥川一則教授は「運転手不足には賃金差の解消以外、思い浮かばない」と語る。全国的に人口が減り、利用客の大幅の増加が見込めないなか、「数十年後に日本の各地で起こることが今の浜通りに起きている。公共交通をどう使い、補助金をどう活用するか。公共交通の役割の再考が必要だ」と指摘している。(長谷文)     全文

Posted in *English | Tagged , , , | 2 Comments

<福島・楢葉町>ごみ山積みに帰町者嘆く 無料回収、今月末期限で駆け込み via 河北新聞

東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示の解除から今月5日で2年となった福島県楢葉町で、住宅の片付けごみなどが急増している。国による町内の無料回収が今月末で終わるため、廃棄や回収依頼などの駆け込みが殺到した。帰還準備で片付けが続く町民からは無料回収の延長を求める声も。混乱回避へ、関係機関は対応に追われている。 […] 国の回収は放射性物質汚染対処特措法に基づく。2015年の避難指示解除は全域避難の自治体で初めてだったこともあり、国は回収を続けてきたが、町の態勢が整ったと判断した。 終了を目前に、帰還予定の町民が自宅の片付けを急ぐケースがある。社員が住民応援に当たる東電によると、町内での片付け依頼は9月が17件で、8月の約4倍に増えた。 家庭ごみは10月以降、地元の一部事務組合が回収する。有料の指定ごみ袋を使い、処理施設への持ち込みも有料になる。 「来年3月まで続けてほしいとの声がある」。町議会9月定例会では、町議が混乱回避の対応策を求めた。8月末時点の町内居住者は人口の26.5%。来年3月に町民向け仮設住宅の提供終了を控え、帰町者の増加とともに片付けごみが増えると見込まれる。 […]     全文

Posted in *English | Tagged , | 1 Comment

東日本大震災 福島第1原発事故 作業員、苦悩と希望 農家廃業、食べていくため/被災者の感謝、心の励みに via 毎日新聞

 東京電力福島第1原発事故後、原発廃炉や除染などに従事する「復興作業員」が全国から福島に集まり、被災地再生の一翼を担っている。要員は、廃炉関係だけでも1日5000人超に上るが、地域との深い交流はなく、専用宿舎と職場を往復する日々を送る人が多い。事故の風評被害で果樹園の経営をあきらめた農家、職場になじめず転職を繰り返し、生き方を模索する若者……。作業員たちにそれぞれの事情を聴いた。【曽根田和久、岸慶太】 「結構評判がよかったんですよ。完熟リンゴ」。4年前から家屋の除染や原発廃炉に携わる50代の男性は、復興作業の車が行き交う国道6号近くの公園で懐かしんだ。 県南部出身。今は県内の除染で出た汚染土などを保管する「中間貯蔵施設」(大熊、双葉町)の建設現場で整地作業などに携わる。 元は自動車関係の会社に勤める兼業農家だった。自慢のリンゴは糖度が高く、直売で東京の消費者にも高く評価されていた。「農業一本で食おう」と、リンゴの木を増やしていたころ原発事故が起きた。風評被害で注文の電話が鳴らない。肥料代すら回収できず赤字が膨らむ。意を決して向かったハローワークで見つけたのが、放射性物質を洗い落とす除染作業員の求人だった。  復興作業員は、放射線量の高い地域で働くことが多く、日給は一般的な土木作業よりも「1万円ほど高い」。第1原発構内の作業となれば、月収が50万円を上回ることもある。  一方、地域内で見ず知らずの作業員が急増し、住民の不安そうな視線を感じることもある。一部の作業員が窃盗や傷害事件などで逮捕されたことも影響しているようだ。事故から6年半。「早く復興が進めば、農家に戻れるかもしれない」。当初抱いていたそんな淡い期待も、少しずつ、失われた。  しかし、家族を抱えて背に腹は代えられない。「同じ県民が大変なのだから助けないと」。そう自らに言い聞かせることもあったが、念入りに除染した家に住人が戻らないこともある。「何のための作業なのか」と割り切れなさも感じる。 […]   全文

Posted in *English | Tagged , | 3 Comments

<災を忘れず>原発事故の教訓 未来へ via 河北新報

地震や風水害などの天災、戦争や市街地の火事といった人災。生死を左右しかねない惨事の発生は人々に大きな衝撃を与えるが、その爪痕や傷痕が歳月の中で癒えるにつれ、風化は進む。「大切な記憶を継承する」。熱い願いが込められた東北各地の施設や地域を紹介する。 ◎東北の施設・地域巡り(2)コミュタン福島(福島県三春町) 住民の暮らしを奪った東京電力福島第1原発事故。事故直後の様子を模型で再現する。水素爆発を起こした1号機は、がれきが積み重なっている。 事故から6年半近く。廃炉作業の現状はどうか。 「3号機では使用済み核燃料の取り出しに向け、放射性物質の飛散を防ぐかまぼこ型のカバーを設置する工事が進んでいます」 現地に足を運んで研修を重ねるスタッフが、来館者に丁寧に説明する。 […] 中でも「環境創造シアター」は迫力満点だ。直径12.8メートルの全球形スクリーンが映し出す福島の自然や相馬野馬追など伝統行事、復興への取り組みをまとめた映像は臨場感があふれる。 自然界の放射線などを観察する「霧箱」もある。大きさは国内有数。箱をのぞくと、放射線が霧状の白い軌跡になって出現する。目に見えない放射線の空中の動きをイメージできる。 放射線への漠然とした不安は消えない。大山一浩副所長は「福島の現状や放射線について正しく理解することが重要」と語る。 来館者は1年間で8万人を超えた。県内の学校関係は260団体が訪れた。原発事故は県内の子どもにも「昔」になりつつある。 「事故当時は小学2年。よく分からなかった」と伊達市伊達中3年の渡辺羽由さん(14)。来場したことで「原発で何が起こったのか理解できた」と話す。 昨年は自主避難の児童生徒へのいじめが全国各地で表面化した。対応が問題になった横浜市教委は今年、教職員研修の一環で、この施設を利用した。 原発事故の被害は甚大で、風評や偏見は根強い。「事故の教訓を未来へつなぐ役割も果たしたい」。大山副所長は力を込める。     全文

Posted in *English | Tagged , , | 3 Comments

開校の小高産業技術 勝って長渕校歌熱唱だ/福島 via 日刊スポーツ

第99回全国高校野球選手権(8月7日開幕、甲子園)の福島大会が7日から開幕する。「白球にかける夏」第2回は小高工と小高商が合併し、4月から新しくスタートを切った小高産業技術を特集する。開校に合わせて、南相馬市在住の芥川賞作家・柳美里(49)が作詞を、歌手の長渕剛(60)が作曲を担当し新校歌がつくられた。9日の石川との初戦(2回戦)に勝って、夏初勝利で校歌をとどろかせる。 […] ◆小高産業技術 2017年(平29)4月に旧小高工と旧小高商が合併して開校。校歌は当時の両校長を中心に組織された「校歌選定委員会」が柳に作詞を依頼。作曲は柳が長渕にお願いし快諾された。4月11日の開校式には長渕が来校し熱唱。旧小高工から甲子園出場はなし。生徒数は503人(女子140人)。所在地は福島県南相馬市小高区吉名字玉ノ木平78番地。鈴木稔校長。   前文

Posted in *日本語 | Tagged , , | 1 Comment

漁師の苦悩と本音を知って!原発事故後のドキュメンタリー映画 via 福島民友

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後の新地町の漁業者を追ったドキュメンタリー映画「新地町の漁師たち」が1日、福島市のフォーラム福島で上映が始まった。県内での劇場公開は初めて。上映後、山田徹監督(33)や同市在住の詩人和合亮一さん(48)らによるトークショーも行われ、出演した同町の漁師小野春雄さん(65)は「漁師は海に出ることが生きがい。福島の漁師のこれまでの苦悩を知ってほしい」と呼び掛けた。 被災地の漁師の視点から「真の復興とは何か」を問う作品は、小野さんら被災地で生きる漁師たちの苦悩や悲しみ、そして希望を追った。昨年開催された第3回グリーンイメージ国際環境映像祭でグランプリを受賞している。 […] 撮影は試験操業が始まる前から行われていた。小野さんは「何回見ても震災当時を思い出し、涙が出る」と振り返り、「この映画には私たちの生の声があり、船乗りの本音がある」と訴えた。その上で小野さんは、試験操業ながら漁ができる喜びや仲間の漁師たちの思いを語り「今年からは競りも再開され、漁師たちの気持ちも変わった。福島の魚をたくさん食べてください」と呼び掛けた。和合さんは「人懐こい笑顔のシーンもあり、漁師さんたちのありのままの姿を捉えている。明るい場面が多くて楽しいところも、この映画の醍醐味(だいごみ)」と評価した。 […] 全文

Posted in *日本語 | Tagged , , | 1 Comment

柳美里さん 南相馬で書店開業目指す 福島に移住via 毎日新聞

芥川賞作家の柳美里(ゆう・みり)さん(49)が2日、東京電力福島第1原発から20キロ圏内の福島県南相馬市小高(おだか)区に移住した。家の一部を改装して書店開業を目指す。  「今日、引っ越してきました。本屋を開くんです。よろしくお願いします」。柳さんは同日、JR小高駅前の食堂でおかみさんに頭を下げた。小高区では、東日本大震災の原発事故のため出されていた避難指示が昨年7月に解除された。だが約1万2800人いた住民はまだ約2000人だ。柳さんは「採算が取れないと尻込みしていたら復興なんてできない」と年内の開業を意気込む。 […] 資金は苦しい。「銀行に融資を申し込んだら『小高で書店なんてボランティアだ』と断られた」と柳さん。今後、ネット上の募金「クラウドファンディング」を活用する。  この日、自身の蔵書だけで段ボール300箱以上の引っ越し荷物が運び込まれた小高の家で、柳さんは「売り場の隣に私が小説を書く机を置き、私の書棚の本も手に取ってもらえるようにしたい。公民館のような場所になれば」と汗をぬぐった。【鶴谷真】     全文

Posted in *日本語 | Tagged , , | Leave a comment

<福島首長に聞く>教育 少人数を魅力に via 河北新報

◎原発被災地の行方 葛尾村/篠木弘村長 -東京電力福島第1原発事故による葛尾村の避難指示が一部を除いて解除されて1年となる。 「村民の帰還率はようやく1割台になった。暮らしの基盤が避難先に移っていたため、帰還が進まないことは覚悟していた。明るい兆しはある。飲食や雑貨など従来の店舗の多くが戻ったり、帰還のめどが立ったりしており、住民の帰村につながる」 <畜産再開へ助成> -基幹産業の農業の現状は。 「(主力の)畜産はこれまで、計4戸が地元で再開した。再開には準備期間と多額の投資が必要で、断念する例も少なくない。繁殖農家を対象に、資金の4分の3(1頭当たり最大50万円)を助成する制度などで再開を支援している」 「原発事故前に130ヘクタールあった水田は本年度、農家14戸が計9ヘクタールで作付けする。年度内に低温倉庫を整備し、収穫したコメは農協に買い取ってもらうことにした。(野菜栽培向けに)パイプハウスの費用(1人40万円)も助成する」 -来春の村内での教育再開に向け、幼稚園と小中学校の改修が完了した。 「村の存続や発展を担う子どもは宝だ。(児童生徒数は激減したが)少人数教育の魅力を生かしたい。(災害公営住宅のある)三春町から1時間かけてバスで通う児童が多くなるとみられる。バスの車内に英語を学べるモニターを設置することなどが考えられる。国にも支援を求めていく」 -雇用創出は。 「工業団地を来年10月までに3区画整備する。うち1区画では、愛知県のニット製造会社が来月にも工場建設に着手する。進出希望は他に2社からあり、誘致を実現させ、雇用促進と村の活性化につなげたい」 <研究に農地貸与> -大学との連携にも力を入れている。 「郡山女子大の運営法人とは特産のエゴマの栽培や商品開発などに取り組んでいる。学生たちに『第二の古里』として村のファンになってもらうとともに、客観的な視点で村の特徴を全国に発信してもらうことを期待している」 「同様に協定を結ぶ東北大大学院農学研究科には、農地を実験場として貸している。福島大にも提供する予定だ。研究を通じて、専門的なノウハウや先端技術を高齢農家の負担軽減に役立てることも狙っている」 […]   もっと読む。

Posted in *日本語 | Tagged , , , | Leave a comment

福島の被災12市町村 ICT教育推進 via 河北新報

東京電力福島第1原発事故で被災した沿岸部など福島県内12市町村の復興を巡り、復興庁は3日、本年度に取り組む六つの重点事業を明らかにした。共通の課題解決に向けて広域連携を強化。小中学校にはICT(情報通信技術)教育の推進に向け、専門のコーディネーターを派遣する。 事業は福島市であった「12市町村の将来像に関する有識者会議」で提示された。ソフト事業を中心に本年度は約1億5000万円を充てる。 このうちICTでは、民間の専門家が学校を訪れ、導入が進む電子黒板やタブレットの活用を支援。特色ある教育の実践で住民の帰還促進につなげる。 交流人口の拡大も目指す。原発事故の対応拠点となったサッカー施設「Jヴィレッジ」は2019年4月の全面再開に向け、復興のシンボルとしていくための有効活用策など地元のニーズを調査する。 […]   もっと読む。

Posted in *日本語 | Tagged , , | Leave a comment