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がれき撤去で20キロ飛散の恐れ、説明せず 国や東電 via 朝日新聞

[…] 福島県南相馬市で昨秋に収穫されたコメから基準超のセシウムが検出されたことを受け、農林水産省は今年2月、地元の農業関係者の会合で「現時点で原因は不明」と説明していた。3月に東電に対してがれき撤去で飛散した可能性を指摘し、防止策を要請した後も地元には説明していない。 農水省穀物課は当初からがれき撤去で飛散した可能性があるとみて、1月に原子力規制庁に相談。3月に気象庁気象研究所に問い合わせ、「20キロ程度は飛散し得る」と回答を得ていた。がれき撤去による飛散の可能性を地元に説明していない理由について、同省の担当者は「原因がはっきりした後で説明するつもりだった」と取材に語った。 国は南相馬市の作付け制限を今春に緩めてほぼ全域でできるようにしたが、地元には「基準超のセシウムが 検出された原因が不明のままなのに時期尚早」との疑問もあり、作付け農家は昨年の約160戸から半減。ある農家は「自分で原因を調べてきたが分からなかっ た。3年前の事故ではなく、がれきの撤去で新たに飛んできた可能性があるとは信じがたい。情報がほしい」と取材に語った。市農政課は「農水省ががれき処理 が原因とみて東電に要請したこと自体、知らなかった」としている。 ■東電、抜本対策なく再開方針 東電は抜本対策をとらないまま撤去を再開する方針だ。近く予定するのが1号機建屋カバーの解体。1号機は放射性物質の飛散を抑えるため2011年10月にカバーで覆った。がれきを撤去するにはカバーの解体が必要で、その際、3号機よりも多くの放射性物質が飛散する恐れがある。 東電は昨年8月19日の3号機のがれき撤去で放射性物質が 飛散したことを受け、より危険性の高い1号機での作業を半年以上凍結して飛散防止策を練ってきた。カバーごとコンテナで覆って撤去作業をする抜本対策も検 討したが、見送った。工期の遅れやコスト増を避けたとみられる。飛散防止剤をより多くまくなど応急対策をまとめたが、効果は不透明だ。 国は今年4月に田村市で20キロ圏内の避難区域を解除し、次に川内村で解除を目指す。今年から帰還困難区域以外での作付けを認めたため、避難区域内の水田に通い始めた農家もある。 全文は がれき撤去で20キロ飛散の恐れ、説明せず 国や東電 (無料登録が必要です) 関連記事 がれき撤去で飛散、コメ汚染 福島第一の20キロ先水田 via 朝日新聞

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がれき撤去で飛散、コメ汚染 福島第一の20キロ先水田 via 朝日新聞

(抜粋) 原発から20キロ以上離れた南相馬市の避難区域外の水田14カ所と、20キロ圏の避難区域内の5カ所で昨秋に収穫されたコメから基準値(1キロあたり100ベクレル)超のセシウムが検出された。農水省が調べたところ、放射性物質は8月中旬に出始めた穂などに局所的に付着。事故当時に飛散した放射性物質を土壌から吸い上げたのなら均一的に検出されるため、穂が収穫された9月末までの間に新たに飛んできたものと分析した。 この間の8月19日、東電が第一原発3号機の大型がれきをクレーン車で撤去する際、がれきの下敷きになっていた放射性の粉じんが飛散し、別の場所にいた作業員2人が被曝(ひばく)して頭部から最大1平方センチあたり13ベクレルが検出された。この時、風下の北北西方面の5カ所の測定点(原発から2・8~8・3キロ)でも空間線量が上昇し、福島県はがれき撤去による飛散が原因と推定していた。 農水省は①コメからセシウムが検出された南相馬市はさらに風下にあたり、8月19日のSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネッ トワークシステム)の計算では3時間で達する②基準超が複数検出されたのは同市だけ③前年度は同地域のコメから基準超は検出されていない――などの理由か ら、8月19日のがれき撤去で飛散した可能性があると判断。今年3月に東電に再発防止を要請した。東電は「どこまで飛散したか把握していないが、防止対策 に取り組みながら近く作業を再開する」としている。 東電は3号機のがれき撤去を終えたが、高線量のがれきが残る1号機は手つかずで、建屋を覆ったカバーを近く解体する方針だ。 全文はがれき撤去で飛散、コメ汚染 福島第一の20キロ先水田

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復興レストラン「福ケッチァーノ」開店 via 読売新聞

地産地消の取り組みで知られる山形県鶴岡市のシェフ奥田政行さん(44)が10日、福島県郡山市朝日にレストラン「福ケッチァーノ」を開店した。 […] 郡山市の日本調理技術専門学校の卒業生を多く受け入れている縁で、同市朝日の老舗菓子店の敷地にトレーラーハウス2台を置き、31席の店を開くことにした。 店の名前は「来てください」という意味の庄内弁「けっちゃーの」と、「福島へ」を掛け合わせた。食材には川俣シャモや会津産の地鶏、郡山産の野菜 などを使う。ランチは19日まで3800円、20日以降は1500円と2929円で提供する。ディナーは3800円から。安全性を確かめるため、食材の放射性物質を調べる測定器も2台設置した。 続きは 復興レストラン「福ケッチァーノ」開店 関連記事 料理人には消費者と産地を守る責任がある 奥田政行 アル・ケッチァーノ オーナーシェフ via 日経レストラン

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東日本大震災3年:風評と闘う「福島産」 野菜、市場で地位低下/コメ、業務用にシフト via 毎日新聞

東京電力福島第1原発事故後、国の基準値を超える放射性物質の検出が相次ぎ、東北や関東の一部の農産物に対する消費者離れが進んだ。中でも、福島産 を取り巻く環境は厳しく、産地にとっては今も試練の日々が続く。事故から3年。数値の上では安全を確保しながら、「風評」という見えない敵と闘う現場で は、店頭から業務用への販売の転換も始まっている。 […] 野菜と果物では、2012年春からの新基準値(同100ベクレル)超えは12年度が全7271件中7 件、13年度(2月末現在)は全5734件中ゼロだ。しかも12年度以降はほとんどが検出限界値(同約5ベクレル)未満だった。各農協などでも自主検査を 実施するなど、産地では徹底した安全管理も行っている。 シイタケやナメコなど原木や菌床を用いた栽培キノコ類では、原木や菌床を管理した結果、12年度以降は検査対象が全て基準値以下。現在、基準値超えが出ているのは、山菜や野生のキノコといった除染できない山林で育ったものに限られている。 しかしこれにより、福島産の野菜などの価格が震災前に戻ったかと言えば、そうはなっていない。 […] 「風評被害は完全には抜けていないですよ」。春からの出荷に向け、育苗ハウスで種をまいていた伊達市の キュウリ農家、橘一郎さん(65)は厳しい口調で言った。JA伊達みらいでは毎年、特産のキュウリが旬となる6〜9月、首都圏のスーパーに女性生産者を派 遣して消費者にPRしているが、「福島産はまだ買えない」という声が少なくないという。橘さんは「生活するために頑張るしかない」と声を絞り出した。 主力のキュウリ以外の品種はさらに厳しい。震災前は全国平均をやや下回る程度だったシュンギクは、震災後一気に低迷し、13年度も平均の約1割安。かつては全国を上回っていたシイタケは、平均の1〜2割安にとどまっている。  ◇コメ 業務用にシフト 主食として消費者の関心が高い米。福島では全量全袋検査という徹底した流通管理が定着しているが、消費 者の拒否反応は依然根強い。店頭での売り場を失った福島産は、一般家庭以外の飲食店やコンビニなどに販売先をシフトし、産地の見えない業務用として生き残 りをかける。だが、ブランドを守り育ててきた生産者の思いは複雑だ。 福島では原発事故があった2011年、暫定規制値超えが出たが、その後、作物のセシウム吸収を抑えるカ リウムを土壌に入れるなどの対策を徹底した。12年から実施している放射性セシウムの全袋検査で、12年産は約1034万袋の99・8%、13年産(3月 1日現在)は約1092万袋の99・9%が検出限界値(1キロ当たり25ベクレル)未満だった。基準値(同100ベクレル)超えも12年産で71袋、13 年産では28袋と減少。基準値を超えたものは検査段階ではじかれ、市場には流通していない。 […] それでも、産地への誇りを胸に米作りに汗を流してきた農家は悔しさを隠さない。米どころ・JA会津みど りの長谷川正市組合長(64)は「長い時間をかけて築いたブランド米を、我々は自信を持って出してきた。スーパーの棚に並べることもできないのは、本当に 悔しい」と話す。 全文は 東日本大震災3年:風評と闘う「福島産」 野菜、市場で地位低下/コメ、業務用にシフト(無料登録が必要です)

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[video] Fukushima farmers negotiate with Japanese Government June 6

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裁判長「だまりなさい」法廷騒然 原発訴訟、進行異議受け via 東京新聞

茨城県の住民らが日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の運転差し止めなどを日本原電に求めた訴訟の第3回口頭弁論が11日、水戸地裁であ り、原告が進行に異議を申し立てたことに対し、新谷晋司裁判長が「だまりなさい」と制止し、騒然となったまま弁論途中で閉廷を宣言した。 原告側は、東京電力福島第1原発事故による風評被害などを訴えようと、茨城県石岡市で農業を営む原告男性の意見陳述を求めた。 しかし新谷裁判長は、安全性の議論を優先するとの理由で却下。すると原告席と傍聴席の原告が「10分の陳述をなぜ聞かない」などと次々と大声を上げた。 全文は 裁判長「だまりなさい」法廷騒然 原発訴訟、進行異議受け

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「放射線基準値はウイン・ウインで」自民鬼木議員が迷言 via 税金と保険の情報サイト

食品に含まれる放射性物質の基準値をもっと甘くすべき。自民党の1年生議員が衆議院の特別委員会で、「生産者と消費者、双方がウイン・ウインとなるような数値にすべき」との迷言を吐いた。 […] だがこの考えは、消費者の健康被害と生産者の利益について、一定のバランスをとるべき、という起点において、そもそも間違っている。消費者の健康は第一に守られるべきであり、生産者の利益は、加害者である東京電力からの賠償によって保護されるべきだろう。 あいまいなバランス感覚だけで基準値緩和を行えば、消費者は産地で食品を選ぶ。福島や東日本のものは、極力避けるようになり、生産者が受ける経済的な被害は現状よりさらに大きくなるが、法的に販売できる状態である以上、東電に対し賠償は求めにくくなる。 鬼木議員の「ウイン・ウイン」でもっともウインするのは、東京電力である。同議員がそれを意図しているのか、たんに考えが浅いだけなのかは不明だ。 http://youtu.be/o8WbhfFBx7M 全文は 「放射線基準値はウイン・ウインで」自民鬼木議員が迷言 参考 動画内で鬼木議員が触れているコーデックス基準(Codex General Standard For Contaminants and Toxins in Food and Feed, p.34-36)  (これはチェルノブイリ原発事故を受けて定められた汚染地域からの輸入食品の基準であり、事故発生国の食品基準にあてはめられるものではない)

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Tous Cobayes? / All of us guinea-pigs now? / 世界が食べられなくなる日 via YouTube

(Trailer with English subtitle) (日本語字幕付き予告編) 参考リンク 遺伝子組み換え作物と原発、危険性似ている、福島で撮影 仏映画監督(東京新聞)via facebook

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155:フクシマ2周年、ドイツ農民がトラクターデモで日本大使館に抗議行動・Protest von Bauern zum zweiten Fukushimajahrestag vor japanisher Botshaft in Berlin am 11.3.2013 via 明日うらしま

Mit Verspätung einer Woche möchte ich nun Bilderberichte der Antiatomprotest von Bauern zum 2. Jahrestag Fukushimas 11.3.2013 vor der japanischen Botschaft in Berlin zeigen. Über die Aktion mit etwa 100 Atomgegener berichteten  beide japanische Fernsehersendungen  NHK und TBS. Vorbericht von … Continue reading

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原発が第二の人生奪った 田畑汚染、故郷で農業断念 via 中日新聞

事業に失敗し、二〇一一年秋からJR浜松駅周辺で路上生活を送る男性(68)がいる。福島県境に位置する宮城県南部の出身。親から継いだ田畑で米や果物 を育て第二の人生にかけるつもりだったが、福島第一原発がまき散らした放射性物質のせいでかなわなくなった。「あの原発を許せない」。二年目の3・11を 前に怒りは増すばかりだ。 (略)  三年前、実家を一人守っていた母が逝った。千坪の田畑と、男性がかつて父母、妻子と暮らした平屋の家が残った。借金はまだあったものの「一人だから作物を売れば何とかなる。いざとなれば田畑を売ろう」と帰郷を決め、仕事も辞めた。 (略) 東日本大震災の発生はその直後だった。内陸に住む元妻や子の無事は確認できた。それに続く原発事故が、描いた余生を奪った。事故の二カ月後、帰郷したが「線量が高すぎた」。男性はわずかの所持金を持ち、昔、仕事で訪れた静岡県に来た。 (略)  それでも男性は父親として「死ぬ前に、田畑の名義を娘に変えてやりたい」と願う。近く伝えるつもりだ。「作物も作れず、売れもしない土地なんて迷 惑かもしれない。娘がいらないと言ったら、放棄して生活保護を受けます」。男性が路上生活を続けてきたのも田畑を放棄しない限り、生活保護は受けられない からだ。 男性は、最後に声を絞り出した。「あの原発だけは本当に頭に来る。たまに思う。誰も心配する人がいない俺が、東電の前で灯油かぶってやろうかって」 全文は原発が第二の人生奪った 田畑汚染、故郷で農業断念

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