Tag Archives: 被曝

米空母の被ばく災害対策で 横須賀で弁護士ら via毎日新聞

 横須賀市の市民団体「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」の学習会が13日市内で開かれ、同会共同代表の呉東正彦弁護士や元福島県双葉町長の井戸川克隆氏らが講演した。  学習会には約70人が参加。呉東氏は空母ロナルド・レーガン(RR)、ジョージ・ワシントン(GW)の福島第1原発事故前後の航海日誌などを基に、RRが2011年3月、原発事故による「放射能雲」に2回包まれた経緯を指摘し「推測だが(被ばく集団訴訟原告の)元乗組員は汚染された海水を蒸留した飲料水で内部被ばくしたのでは」と述べた。またメンテナンスで出航していたGWが原子炉の1次冷却水や気体を日本の排他的経済水域内で排出したことに触れ「外務省は事実を認めたが、主権の行使の問題としてルール化すべきだ」と話した。 […] もっと読む。

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根拠なき偏見許されず 開沼 博氏via福島民友

 浜通りを縦断する国道6号の美化を目的とした清掃ボランティア活動「みんなでやっぺ!きれいな6国」が10月10日、行われた。地元のNPOや青年会議所が中心になった実行委員会が主催し、中高生約200人を含む1440人ほどが参加。多くのメディアが「復興への一歩」と明るい話題として報じた。  しかし、主催者には人知れぬ苦労があった。反被ばくを掲げる市民運動団体が、イベント開催を阻止しようと妨害運動を繰り広げたのだ。  「避難指示がかかる地域も残る国道6号線で子どもとゴミ拾いをして被ばくを促すのか。すぐに中止しろ」というのがその主張。主催者や協力を予定する組織には「抗議」の文書や電話、メールが繰り返し送られ、「美談にすり替えた虐待」「国賊」「殺人行為」といった言葉が投げつけられた。  当日、県外から押し寄せた雑誌記者やジャーナリストの言動にも強引さが目立った。中には、子どもたちを含む参加者の横で、線量計をかざしながら勝手に写真を撮っては嬉々としてインターネットにそれを公開した者もいた。  無理解と「福島=絶対危険という価値観以外認めない」というイデオロギーが背景に存在する。  そもそも、この清掃活動は2007(平成19)年から毎年、行われていた。再開のきっかけも地元の子どもの強い思いがあってのこと。線量の高い地点が残る避難区域の清掃は大人のみが行った。もっとも、いわき市から新地町までの清掃範囲の中で避難区域は限定的だ。  先鋭化する市民運動がなす誹謗中傷が直接的に、あるいはインターネットを介して被災者に向けられるのは、今回にとどまらない。農家など食べ物に関わる生業につく住民に「毒を作るな、売るな」と、避難から帰還した母親や県内の教育関係者に「子どもを傷つけるのか」「洗脳されている」といった言葉が向かう。  このような事態が身近で常態化していることを知りながらも、「彼らの脱原発の主張には共感するから」「放射線への不安を口にするのは仕方ない」などとそれを黙認する意見が県内にも残るのは残念なことだ。原発・放射線への政治的立場とこの誹謗中傷は分けて考えなければならない。  しばしば、あらゆる差別的言辞は、「誹謗中傷はダメだが、それを受ける側にも怪しい部分があるのでは」といった「どっちもどっち」論や「極端な言動の人は全体から見ればごく一部に過ぎない」といった「一部の異常者」論とともに正当化・看過される。  しかし、いかなる理屈があろうと、抵抗するすべを持たない罪なき地域の一住民が根拠なく「殺人者」扱いされ吊し上げを食らう理由はない。少数者の行いであろうと、ヘイトスピーチ、ヘイトクライムが公に存在し、そこに生きる人の尊厳を脅かす状況は許されない。  それを黙認する者が存在し続ける限り、私たちの誰もがその被害にあう可能性の中に置かれ続ける。今回のようにただ普通に生活をしようと望む子どもたちが嫌な思いをする。その子どもたちが大人になった時に根拠なき偏見に晒される。農家や漁師、観光に関わる方々が懸命に働くだけでいわれ無き侮辱をされ、損害を受け続ける。弱い立場に置かれ冷静な判断が難しい人が、不安な気持ちにつけこまれて非科学的なデマを信じこまされ悪意をもった者に利用される。  これは、深刻な人権侵害・差別問題だ。加害者には毅然とした対応をとり、被害を増やさぬよう努力することが重要だ。3・11から5年目に向け、あらためてこの課題を直視すべきだ。  原文はこちらのブログ ◇福島、国道6号線清掃活動ー講義無視の安全神話作り ◇子供がセシウムを吸い込む”被曝”イベントが福島で結構された! ◇放射能に汚された”国6” 清掃活動が波紋 子供を使った除染なのか?

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福島第一の視察は慎重 泉田知事via 新潟日報

 爆発事故を起こした東京電力福島第1原発の視察について、泉田裕彦知事は30日の記者会見で「1日で8ミリシーベルト被ばくする。チェルノブイリ(原発)に行っても千分の1だ。漠然と見に行くのがいいのかどうか」などと述べ、慎重な姿勢を示した。  泉田知事は19、20の両日にウクライナのチェルノブイリ原発を視察し、その際、県議会から「福島第1原発に行かないで、なぜ先にチェルノブイリなのか」といった疑問の声が上がっていた。 […]  さらに福島事故の収束作業で15・7ミリシーベルトの被ばくをした後に白血病を発症した男性が労災認定された事例を挙げ、「リスクをどう考えるのか。さまざまな要素を含めて判断が必要だ」と話した。 もっと読む。

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福島原発事故処理にあたった自衛官らの40% 年間安全基準以上の放射線を浴びる via Sputnik News

[…]発表されたデータは、政府が、2011年3月12日から31日まで原発から20キロ圏内の津波被災地での作戦に参加した人々に対し実施した、調査の結果によるものだ。 それによれば、災害処理活動に参加した人々の62%が、安全基準である年間1ミリシーベルト以下、38%の人々が、それ以上の放射線を浴びた。なお、19%が1から2ミリシーベルト、5%の人々が5から10ミリシーベルトの放射線を浴びていた事が明らかとなった。 全文を読む。

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東日本大震災:福島第1原発事故 救援4割、被ばく上限 1ミリシーベルト以上 3000人調査via毎日新聞

 東京電力福島第1原発事故の際、原発周辺で住民の救援活動などに従事した自衛隊員や警察官、消防隊員約3000人のうち、4割弱が約20日間で一般住民の線量上限(年1ミリシーベルト)以上被ばくしていたことが政府の調査で分かった。警察官らについては緊急時は積算で「100ミリシーベルト」が上限と定められており、全員がこれ以下にとどまった。一方、警察官と同様に現場で避難誘導を指示する市町村職員などの地方公務員や、バス運転手については一般と同じ線量が限度として適用されており、今回の結果が被ばく対策に影響を与える可能性がある。【酒造唯】 […]  調査対象は、事故翌日の2011年3月12日から同31日の間に、住民の避難指示が出された原発の半径20キロ圏内で避難誘導や救助捜索、けが人の搬送などに携わった自衛隊員約2800人と、警察官・消防隊員約170人。全員が全面マスクや防護服を着用していたとして内部被ばくはゼロと想定し、個人線量計のデータ(外部被ばく)だけを集計した。 […] もっと読む。

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放射線教育授業実践事例16:福島県伊達郡桑折町立醸芳中学校via放射線教育支援サイト「らでぃ」

2014年11月12日、桑折町立醸芳中学校では、1年生の保健体育において「放射線に関するストレスの対処法」を課題に公開授業(50分間)を行った。指導は柴田雅明教諭と、齋藤勇雄副教頭が共同であたった。 放射線をストレスととらえる  授業の冒頭で、柴田教諭が保健体育の授業で実施したアンケートをもとにストレスの原因に触れ、放射線や原発の事故と答えた生徒がいたことから今回は放射線をテーマに授業を行うと説明。まず「放射線に関するストレスに対処する方法」を自分なりに考え、ワークシートに記入するよう促した。さらに約30名の生徒を6つの班に分け、「現状を正しく把握する」「信頼できる人に相談する」「運動などをする」など一般的なストレスに対する対処法を提示したうえで、意見交換を実施させた。 放射線を目と耳で確認させる  課題をどう捉えればよいのか悩む生徒が多い中、ここで齋藤教諭による霧箱やGM式放射線測定器を使った実験が行われた。  電子黒板に映し出される放射線の白い飛跡を見た生徒たちからは驚きの声があがる。さらに電子黒板を使って「放射線が身近な存在であること」や「放射線に対する学校や町、県などの取り組み」を紹介。あわせて、放射性物質を遠ざけることや水に通すことで、測定器の発する音が少なくなることを耳で確認させた。 再度、対処法を話し合わせる   放射線を受ける量を少なくするための方法として「遠ざける」「さえぎる」「短時間」にすることが大切なことを示したうえで、もう一度班ごとに「放射線に関するストレスに対処する方法」を話し合ってもらい、意見をまとめるよう促した。両教諭が指導に回る中、授業終了までに各班からは「プールでストレスを発散する」「マスクなどで放射線の受ける量を少なくする」「ホールボディカウンターで現状を知り、少ないとわかると安心する」などの意見が出された。 意欲的な取り組みと難しさ  保健体育の授業の一環として放射線教育を行うという意欲的な取り組みで、参観した他校の教師らとの分科会でも活発な意見交換が行われた。その中で両教諭は、課題の難しさ、50分という時間の中での指導の難しさはあったとしたが、放射線への意識や関心が低くなっている今、「放射線を“正しく理解し、正しく恐れる”生徒を育むために工夫した」と語り、授業後に回収した生徒のワークシートからは放射線の見方や考え方、対処法に対して変化がうかがえ、ねらいはある程度達成されたとした。 もっと読む。

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「トモダチ作戦」で大量被ばくした米水兵たち~すでに2名が白血病などで死亡 via レイバーネット

「トモダチ作戦に参加した原子力空母ロナルド・レーガンは三陸沖で、3月13日、福島第一1号機爆発による放射能プルームの直撃を受けた。空母は金属味を伴う生暖かい雲に包まれたが、飛行甲板では作業が続けられた」。1月31日都内で開かれた「被ばく学習会」の呉東(ごとう)正彦弁護士の報告は衝撃的だった。甲板の汚染が一番酷かったが、除染作業では防護服も付けていなかった。被ばくを知っていた上官はヨウ素剤を飲んだが、一般水兵には配られなかった。米軍の報告書によれば、約5000人の水兵のうち約2000人に、呼吸器系・消化器系・妊娠異常・甲状腺がんなど体の異常が出ている。そして、すでに2名の若い兵士が「骨膜肉腫」と「急性白血病」で死亡した。  水兵たちは若者が圧倒的で貧困層が多い。その人たちが放射能でやられてしまった。健康被害を受けると働けなくなり、医療費を払えなくなる。切羽詰ったかれらがやむなく東電を相手に損害賠償(1200億円の基金創設による補償)を求めて、2012年12月にサンディエゴ地裁に提訴した。最初に訴えたのは、甲板で勤務していたリンゼイ・クーパーさん。27歳のシングルマザーで「ひどい鼻血・全身倦怠・甲状腺障害」に襲われたあと、生理が半年に一回になり「不妊」と診断された。その後、「私も同じ」と名乗り出る人が増え、現在原告は239名に達している。 […] 「これはもう一つの被ばくで、日本国のどこよりも深刻な放射能被害が米兵の中に出ていることを知ってほしい。裁判を応援してほしい」と呉東さんは結んだ。  呉東さんの報告に対して、約1時間会場からは次から次に質問が出された。「なぜ海軍を訴えなかったのか」については「水兵たちは“誓約書”を書かされているので、海軍を訴えることができなかった」とのこと。ヨウ素剤の件といい、海軍はこの問題にフタをしようとしている。また日本では「週刊金曜日」が詳報したほかは、大手マスコミは沈黙している。  質疑を終えた最後に呉東さんはこう語った。「いま日本で原発は稼動していないが、じつは横須賀では動いている。それが原子力空母“ジョージワシントン”だ。首都圏からわずか50キロのところに原発が動いている。このことを忘れないでほしい」。(М) もっと読む。

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南相馬の避難勧奨地点を解除 via 福島民報

政府の原子力災害現地対策本部は28日、東京電力福島第一原発事故に伴い放射線量が局所的に高いために指定した南相馬市の特定避難勧奨地点142地点(152世帯)を解除した。県内の特定避難勧奨地点は全てなくなった。ただ、住民からは「除染が不十分」などの根強い反発があり、指定されたうち約8割に上る避難世帯の帰還が進むかどうかは不透明で、住民の不安払拭(ふっしょく)が課題となる。 […] しかし、住民の放射線に対する懸念は払拭されておらず、「宅地内に放射線量が高い場所がある」と再除染を求める声もある。市除染対策課は「帰還促進のため対応する必要がある」としているが、実施時期は市の除染計画に基づいた20キロ圏外の除染が完了する29年3月以降にずれ込む可能性があるという。  さらに、宅地周辺の林野部の除染は周辺20メートルまでと限定的な対応となっている。林野全体の除染は、政府の方針が定まっておらず、手付かずの状態だ。特定避難勧奨地点があった行政区長らでつくる南相馬特定避難勧奨地点地区災害対策協議会の菅野秀一会長は「自分が知る限り、解除されたから帰るという住民はほとんどいない。徹底的な除染が必要だ」と指摘する。  市は住民の帰還促進対策として、専門家による健康相談やホールボディーカウンターによる継続的な内部被ばく検査を行う考えだ。原子力災害現地対策本部の担当者は「生活再建の時期や方法は各世帯で異なる。地元である市の取り組みを支援していく」としている。 もっと読む。

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国道6号線・通行制限解除区域を放射線量を測りながら走行(富岡→浪江) via ニコニコ動画

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「フクシマ忌」の是非【福島・いわき発】via Jcastニュース

最初に、「フクシマ忌」に関する2011年7月30日、同8月7日付当ブログの抜粋をお読みいただきたい。 ――年4回発行の浜通り俳句協会誌「浜通り」第141号が届いた。<東日本大震災特集号>である。多くの俳人が3・11の体験を記し、句を詠んでいる。招待の黒田杏子(ももこ)さんの作品に「原発忌福島忌この世のちの世」があった。「原発忌」と「福島忌」。新しい季語だ。 ――被爆と被曝。原爆忌と原発忌。広島忌・長崎忌と福島忌、あるいはヒロシマ・ナガサキ・フクシマ。 原発忌と福島忌に反発する以上は、原爆忌や広島忌・長崎忌の季語を安易に使ってはいけない。単に文章を飾り、整えるために引用してはいけない。自分の問題として内部に深く引き寄せて読み、書く。それで必要ならば使う。そんなことを戒めにせよ、と思うのだった。(以上、8月7日) 今もその気持ちに変わりはない。いや、「フクシマ忌」が目につくにつれて反発も強くなった。そんな状況下で出合った文章がある。角川学芸出版「俳句」2014年9月号、宮坂静生さんの「季語探訪――東北を歩く(2)」(=写真)だ。「浜通り」第154号の編集後記で、発行人の結城良一さんが雑誌を紹介していた。 宮坂さんは<かねてから気になっていた(略)「フクシマ忌」という季語が私の中で立ち上がるだろうか、そんなことを考えながら、七月末に福島県浜通りを歩いた>。結城さんらが車で案内した。 <私は(略)「フクシマ」を忌と括ることに賛成できない。そこには俳人の便宜主義とでもいうような手早くことにけりを付けたい、纏め難いことを引っ張るよりも、端的に括りたい。悼むことでより深く考えなければならないことを回避する安易な思いが働いているのではないか> […] その体験を踏まえて、「原発震災」後、作品に詠まれるようになった言葉(除染・汚染水・シーベルト・放射線・原発・被曝など)を紹介している。その一部(いずれも句誌「浜通り」に掲載された)。 汚染水行きどころなし夏の果  田崎武夫 放射能知らずや草の芽ぞくぞく 長岡 由 被曝圏ああこんなにも蕗の薹  結城良一 全文を読む。

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