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バタビアからアイヌの地へ 鎖国時代の蘭艦隊調査 作家・津島佑子さん via じゃかるた新聞

新作小説取材で来イ (2013年10月01日) 17世紀以降、アジア広域で交易を展開したオランダの東インド会社(VOC)の測量船がバタビア(ジャカルタ)を出発し、日本の北方でアイヌ人と交流して いた―。史実に基づき、壮大なスケールで描く小説の取材に、作家の津島佑子さん(66)がこのほど初めてインドネシアを訪問、オランダ植民地時代の面影が 残る旧市街コタ周辺などを巡り、VOCの痕跡をたどった。原発事故を経て日本の枠組みを再考するうちに、鎖国時代に日本を探索したVOCと日本の先住民族 であるアイヌの出会いに着目したという。滞在中、インドネシア大学で開いた講演会では、震災以降、日本の作家が直面する困難な状況や、早死にした文豪太宰 治の次女として、母子家庭で育った女性の家族観などについて語った。 […] ■声なき人々のために 4日間の滞在中、津島さんは、西ジャワ州デポックのインドネシア大大学院日本地域研究科で、同大と国際交流基金ジャカルタ日本文化センター共催の講演会で、「3.11後」の日本の作家が置かれた状況について説明した。 何十年も続く放射能の危険性を伝えたり、脱原発を訴えたりすることで、出版社からも「あの人に原稿を頼んだら何を書かれるか分からない」とにらまれかね ない現状があると指摘。原発事故を起こした国が原発の安全性を宣伝することに対し、異議を主張する少数派の人々のためにこそ作家は書かなければならないと 強調した。 特に原爆の被爆地である長崎で、米国は被爆者の女性の身体検査を実施し、生理の変化などを調べていたことを重視し、「今の日本が当時の米国と同じやり方 で、福島の人々の健康への影響を調べる一方で、福島は安全と宣伝している」と指摘。被爆者について書かれた作品を挙げ、「立体的にその場で経験したように 読者に感じてもらうことが文学の力だ」と説明した。 父である太宰治の作品について「言論統制が厳しかった戦争中に書かれ、人気を得たもの。現在まで読み継がれていると言われるが、マジョリティが喜び、仲間意識を持たせるだけの作品であり、声を出せない人々のために書く自分とは異なる」と話した。 全文は バタビアからアイヌの地へ 鎖国時代の蘭艦隊調査 作家・津島佑子さん

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「中学生人権作文コンテスト」で「それでも僕は桃を買う」が総理大臣賞受賞 via Bran.net

法務省と全国人権擁護委員連合会が中学生が、日常生活の中で得た体験に基づく作文を書くことを通して、人権についての理解を深めることを目的として実施し ている「全国中学生人権作文コンテスト」で、宮城県古川黎明中学校の大沼逸美君(14)が書いた「それでも僕は桃を買う」が最高賞の内閣総理大臣賞を受賞 した。6,930校の中学校から,941,146名という過去最高の応募があった中での受賞となった。 福島の桃は,被害ではなく,「差別されているのだ」とはっきりと感じた。 大沼君は家族旅行中に福島産の桃が並んだ売店で、「桃が食べたい」とせがむ子に母親が「だめ。」「だって,この桃,福島産だよ。放射性物質っていう良くない物がついてるかもしれないからね。」と説き伏せ、しぶしぶ諦めた子どもの姿を見た。 大沢君はかつて、中国籍であることを理由に友人から「黙れ、中国人」という言葉を投げかけられた経験があるという。 大沢君は「だって福島産だよ」という言葉とその時の経験を重ね合わせ、心の中である決意を固めた。 『僕の場合は,中国という国のことを知りもしないのにばかにされ,福島の桃は,放射性物質のことをあまり知らないのに,危ないと決めつけられ,自分と桃が 重なって見えたのだ。風評被害という言葉は知っていたが,この時,僕は,福島の桃は,被害ではなく,「差別されているのだ」とはっきりと感じた。』 『だから,僕は,桃を買うことにした。僕は差別される側の気持ちを知っている。それなのに,その僕が,知らず知らずのうちに,他の人と同じように福島県産 の桃に偏見をもち,差別していた。それは,桃だけにとどまらず,福島の人々を差別していることにもなるのだと気づき,これではいけないと思ったからだ。新 潟からの帰り道,僕は,磐越自動車道のサービスエリアで,桃を買った。それは,もう偏見をもたない,差別などしないという,小さいけれど大きな僕の決意で もあった。』 続きは 「中学生人権作文コンテスト」で「それでも僕は桃を買う」が総理大臣賞受賞 当サイト内関連記事 全国中学生人権作文コンテスト古川の大沼君、最優秀賞 via とある原発の溶融貫通(メルトスルー) 参考 第33回全国中学生人権作文コンテスト入賞作文集 via 法務省 「それでも僕は桃を買う」全文PDF ダウンロードはこちら

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【寄稿】 「遺伝への懸念」がもたらす悲劇 via 福島民報

福島大教授 県民健康管理調査検討委員 清水修二 放射能災害の健康への影響を調べる県民健康管理調査については、「甲状腺がん」ばかりが問題になっているが、ある意味でもっと深刻なのは、遺伝的な影響を心配する県民意識の現状である。 6月の県民健康管理調査検討委員会で公表された「こころの健康度」調査結果によれば、避難区域住民を中心とした21万人余りの成人へのアンケート 調査で、「現在の放射線被ばくで、次世代以降の人への健康影響がどれくらい起こると思いますか」の問いに、実に34.9%が「可能性は非常に高い」と答え ている。やや高いと答えた人を加えれば60.2%だ。6割が被ばくの影響が遺伝すると考えている。これは大変なことである。 広島・長崎の被爆者の健康調査で、被ばくによる遺伝的な障害は確認されないという結論が出ている。チェルノブイリ事故の被災地でも、先天異常の発 生率は汚染地域と他地域とで差がないと公式に報告されている。まして、福島県の原発事故での住民の被ばく量はチェルノブイリと比べれば遙(はる)かに少な いのである。 心臓奇形をはじめとする先天奇形・異常は通常からある程度の確率で発生する。福島県でそうした子どもを出産した親の気持ちを考えてみてほしい。 「あの時、避難しなかったのがよくなかったのではないか」という悔恨、そして東京電力や政府に対する怨念や憤怒を、一生抱えながら生きることになるかもし れない。これは悲劇だ。 また、「妊産婦に関する調査」の結果も報告された。「次回妊娠・出産をお考えですか」との質問に「いいえ」と答えた人の14.6%(複数回答あ り)が「放射線の影響が心配なため」という理由に印を付けている。およそ7人に1人が遺伝的影響を恐れて子どもを持つことをためらっているということだ。 事故から既に2年半近くが経過している。この間、本当なら生まれていたはずの子どもが生まれていないという事態が、既に生じていると考えなければならな い。 被災者である県民自身が遺伝的影響の存在を深く信じているようだと、「福島の者とは結婚するな」と言われても全く反論できないし、子どもたち自身 から「私たち結婚できない」と問われて、はっきり否定することもできない。親子ともども一生、打ちのめされたような気持ちで生きなければならぬとしたら、 これほどの不幸はあるまい。 原爆被爆者たちが歩んだのと全く同じ苦難の道を、福島県民は歩まされるのだろうか。明確な根拠もなく遺伝的な影響を口にする世の「識者」たちは、自らの言動のもつ重い影響と責任を、自覚しているのだろうか。 続きは 【寄稿】 「遺伝への懸念」がもたらす悲劇

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「福島で頭2つの子が生まれている」 緑の党候補街頭演説が物議を醸す via J-Cast News

「福島で頭2つの子や無脳症の子が生まれている」。脱原発を掲げる「緑の党」の参院選出馬候補が、街頭演説でこう発言した動画をホームページ上で アップし、物議を醸している。候補側は、「原発事故からの影響は証明されていないが、差別助長などの意図はない」と説明している。 動画をアップしたのは、緑の党が比例代表に擁立した木村雄一候補(53)だ。木村氏は、福島市内でライブハウスを経営していたが、震災後の2011年6月から佐賀県に自主避難している。 「チェルノブイリの再来」だと主張 木村氏は、2013年7月4日の公示日に福岡市の九州電力本店前で第1声を上げた。アップしたユーチューブ動画は、そのときのものだ。 動画の演説では、福島県南相馬市の人からこの日に聞いたことだとして、「頭が2つある子、生まれてますよ。後は、無脳症の子どもも生まれてま す」と話した。その説明からすると、死産した子どもを指すらしい。さらに、福島県西郷村では、12年夏以降からも奇形の子が生まれているとした。 木村氏は、こうしたことについて、「チェルノブイリの再来」だと主張した。演説前に首相官邸前で議論したが、南相馬市の人が言ってもいいとし たので発言していくことにしたという。演説では、テレビなどではやらないとして、「それを言うために僕は立候補したんです」と述べた。 (略) 震災後に、福島県内で奇形児が次々に生まれているというのは本当なのか。 厚労省の保健社会統計課によると、先天奇形や変形、染色体異常から死亡した乳児は11年に福島県で6人いた。 福島県「そんな話は聞いていない」 このうち、頭が2つある2頭体や無脳症は、報告例がなかった。全国では、2011年の死亡乳児に2頭体はいなかったが、無脳症は9人いた。どちらも数は少ないものの、存在しているらしい。 12年は、福島県の死亡乳児は概数で5人で、2頭体も含まれる「その他の先天奇形及び変形」や、無脳症も含まれる「神経系の先天奇形」は、ともにいなかった。死亡数についても、震災前の10年が12人だったのに比べて、むしろ減ってきている。 南相馬市の保健センターなどに取材すると、2頭体や無脳症について、「そのような情報は入ってきていません」と首をひねった。また、西郷村の 健康推進課でも、12年夏以降の奇形児について、「うちでは情報がない」として、今後確認していきたいと取材に答えた。村のある保健師は、「奇形の話はこ こ数年聞かない」とし、「こんな話が流れれば、女性はお嫁に行けなくなると不安になってしまう」と漏らした。 全文は「福島で頭2つの子が生まれている」 緑の党候補街頭演説が物議を醸す

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【チェルノブイリ取材】放射能の風評被害で原発付近の住民に差別 / 政府が「この人はどこでも自由に出入りできる」という書類を発行 via Rocket News 24

メルトダウン事故のチェルノブイリ原発から30キロ圏内には無断で入ることができず、ウクライナ非常事態省の許可がいる。見学や研究のため入りたい場合は、少なくとも10日前に申請しておく必要があるという。しかし、そんな原発30キロ圏内に住んでいる人たちがいる。 ・放射能に関する差別 エフゲーニーじいさん(75歳)はそのひとり。本来ならば30キロ圏内に住んではいけないが、自分が生まれ育った家であることから強い思いがあり、いまも生家で暮らしている。そんなエフゲーニーじいさんは、かつてあった放射能に関する差別について語ってくれた。 ・事故発生時もチェルノブイリに住んでいた メルトダウンしたチェルノブイリ原発から、大量の放射性物質が放出された。27年が経過したいまも放射性物質が飛散を続けており、さらなる飛散を抑えるべ く、現在はシェルターが建設されている。事故当時40代だったエフゲーニーじいさんは、事故発生時もチェルノブイリに住んでいた。 ・放射能に汚染された人 事故後、エフゲーニーじいさんのようなチェルノブイリに住んでいた人たちへの差別があったという。そう「放射能に汚染された人」として避けられたり、嫌な 対応をされることがあったというのだ。そういう出来事があったことから、政府が「とある公式な書類」を発行したとのこと。 ・政府が公的書類を発行 簡単にいえば「この人はどこでも自由に出入りできる」という公的書類を発行したのである。エフゲーニーじいさんはそれを持ち歩いて行動していたという。そこまでしないといけないくらい差別的な行為をされていたと考えると、非常に心が痛む。 ・人としての心を忘れずに生きたい 福島第一原子力発電所の事故後、福島県民に差別的な態度をとる人がいたという声もある。どのような状況であれ、冷静になり、人としての心は忘れずに生きていきたいものである。 続き、写真、ビデオは【チェルノブイリ取材】放射能の風評被害で原発付近の住民に差別 / 政府が「この人はどこでも自由に出入りできる」という書類を発行

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『忘れてほしゅうない』―強制不妊手術に使われたX線照射 真野京子 via 高木基金助成報告集Vol.2(2005)

佐々木千津子さんは広島に住む女性、生まれてすぐに脳性マヒになり、体は少し不自由だ。現在は介護を受けながら猫と一緒に暮らしている。彼女には子どもはいない。37 年前、施設に入る際に、コバルト 60 による放射線照射を受けるように言われ、不妊にされた。その後、長い間、後遺症に苦しんできた佐々木さんは、自分の痛みや辛さを「忘れてほしゅうない」と語り続け、同名のビデオ(優生思想を問うネットワーク制作)も作られた。 […] 放射線治療の黎明期であった 1910 年代から 1930 年代にかけては、その有用性のみを求めてさまざまな部位への照射が行われていた。なかでも放射線照射による生殖器の不妊化が実施されていたことは、放射線防護の視点から見ると大きな驚きである。また、放射線照射による不妊化そのものが忘れられている。現在の放射線医学の教科書では一言も触れられず、1970 年代以降の書誌や医学データベースを検索しても放射線照射によるヒトの不妊化に関する論文は見つけられなかった。しかし、古い年代の医学論文や専門書を探すと多くの記述が見つかり、独、仏等や日本で実施されたことが明らかになった。本報告書は、放射線照射による不妊化について科学社会史的に考察したものである。 論文のダウンロードは 『忘れてほしゅうない』―強制不妊手術に使われたX線照射  真野京子 参考 高木基金助成報告集    「忘れてほしゅうない ー隠されてきた強制不妊手術」via 生殖医療と差別kamishbaiプロジェクト

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避難先の街に落書き「被災者帰れ」 福島・いわき、東電賠償の有無で溝 via 福井新聞

(抜粋) 福島県いわき市にある仮設住宅で年明け早々、車の窓ガラスが割られたり、ペンキをかけられる被害が相次いだ。高級外車やスポーツカーが狙われた。昨年末には市役所の正面玄関の柱や市内2カ所の公民館の壁に、スプレーで「被災者帰れ」と落書きされる事件もあった。 同市は人口約33万人。福島県最大の都市で、福井市と越前町、池田町、永平寺町、勝山市が合併したほどの市域と人口を持つ。福島第1原発から南に約40キロ。立地地域とつながりは深く、この街に約2万4千人、美浜町と若狭町全住民に匹敵する避難者が集中している。 「あぜんとした。まさか…って」。20代の息子のスポーツカーが被害にあった母親が振り返る。ガラスが何カ所もたたき割られ、ドアや屋根も傷つけられていた。「息子が高校卒業後に買って大事にしてきたのに」 仮設は広大な県立公園の中にあり、一角を占領した形になっている。 「迷惑をかけているのは事実。でも私たちも1日も早く帰りたい。そう言って歩くわけにはいかないし…」と戸惑う。古里は早期帰還を目指す避難指示解除準備 区域。「もう少し待ってほしい。もう少しで帰れるから」と訴える母親。息子は「やった人が賠償金がうらやましいなら、自分と代わってほしい」と吐き捨て た。 全文は避難先の街に落書き「被災者帰れ」 福島・いわき、東電賠償の有無で溝

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そこに差別があったから、水俣病も原発もやってきた via Web Dice

ドキュメンタリー『阿賀に生きる』ニュープリント版全国上映中、カメラマン小林茂さんに聞く (略) 例えば、足尾鉱毒事件が発覚した時、農民のために、足尾を閉山する、もしくは企業や工場に強い規制をかけるということが出来ていればと思いますが、企業と 政府は一体でした。水俣では、チッソの社長が「ここにサーキュレーター(浄水所)を作りましたからもう大丈夫です」と言って、浄水所を通じた水を飲んでみ せるという、ごまかしのパフォーマンスを行って、国民に工場は危なくないとアピールした。でもその排水の水は、そこ(浄水所)を、通っていなかった。九州 の水俣も、新潟の水俣もそう。御用学者が登場します。新潟水俣病のときには「新潟地震の時に、倉庫の農薬が散乱してそれが原因だ」とか言ったんです。御用 学者、企業、政府は、常に結託している。そのトライアングルが変わらない限りは、何も変わりません。 ──国の価値観が“富国強兵”から、未だ変わっていないということですね。 「列強と肩を並べるために」というのが、国の第一の価値観であった訳です。 そのためには、少々のことには目をつぶるということになってしまう。その皺寄せを引き受けた最たる人たちが、公害の被害者だったり、薬害の被害者で、その中には被差別部落の人たちや、いわゆる“マイノリティ”と呼ばれる人たちがいます。 (略) ──「川も魚も都合がある」、この言葉は、映画を作る人だけじゃなくて、国を作る政治家やすべての人にもあてはまるのかもしれませんね。 そう、原発を作ってエネルギーや雇用を生むと言っても、廃棄物だって出るし、地震だって来るし。そこにある川や魚や、住人の事情があるはず。だか ら、逆に言うと、差別があるから原発が来たんだよ。水俣病も、差別があったからこそ、工場が来た。そういう人たちが、こういう病がでた、それは奇病で伝染 病である、と言われて封じ込まされた。そこで被害を受けた人の生活を切り離して、病気のことだけをフォーカスしたら、原田正純先生のような、被害者と生活 をともにした医師の活動は生まれなかったと思いますね。足尾鉱毒事件の田中正造も、自分の考えや思想、価値観をひっくり返しました。 全文はそこに差別があったから、水俣病も原発もやってきた

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川島「福島を救って」涙目会見で訴え via 日刊スポーツ

日本代表のGK川島永嗣(29スタンダール) が当地で、東日本大震災の被災地に向けた会見を開いた。フランス国営テレビが、川島の腕が4本ある合成写真を映し「福島(第1原発事故)の影響」と発言し たことに対して「冗談にもならない」と反発。さらに「福島には、いまだに家に帰れない人もいるんです。世界中の人々が日本を救って欲しい」と訴えかけた。 初冬を迎え周囲の木々が紅葉した練習場から会見室に入ってくると、川島はしっかりした口調で語った。日本代表として出場した12日フランス戦後、 フランス国営テレビが、自身の腕が4本ある合成写真を放送。司会者が「福島(第1原発事故)の影響ではないか」と発言したことは現地でも大きな波紋を呼ん でいる。 川島 私たち日本人にとって、それは冗談では済まされないことです。非常に悪いジョークだ。福島には今でも家に帰れない人がいる。家を失ってしまった人もいる。私だけでなく、日本にとって、重要な問題なのです。世界中の人々に、日本を救って欲しい。 被災地の光景が浮かんだのだろう。英語で話すと感極まった表情になり、目頭を熱くした。昨年夏に仙台、冬には原発から近い福島県相馬市、今夏にも岩手を訪問。帰国すれば、必ず被災地へ足を運ぶ。 川島 原発の被害は、目に見えるものではない。常におびえている人がいる。子供たちは外で遊ぶこともできず、心おきなく(サッカーの)練習もできない。当たり前のことが、当たり前にできない。復興だけでなく、心の傷は簡単には癒えないのです。 この日の会見は、自ら希望して開いた。自分の口で言いたかったのだという。 続きは 川島「福島を救って」涙目会見で訴え ♢ 当サイト既出関連記事: ♦「日本も福島の犠牲者も揶揄していない」 「福島の影響」仏司会者は発言修正せず via J-Cast News ♦ 国営テレビが謝罪文書=サッカー川島選手の合成画像放映で via Yahoo. News (時事通信) ♦ 川島の腕4本に合成「原発影響」と仏TV via 日刊スポーツ  

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国営テレビが謝罪文書=サッカー川島選手の合成画像放映で via Yahoo. News (時事通信)

 【パリ時事】フランス国営テレビ「フランス2」が番組中、サッカーの日本代表GK川島永嗣選手を東京電力福島第1原発事故と結び付けてやゆし、日本大使 館が抗議した問題で、フランス2のジャン・レベイヨン社長は16日、「おわびの意を表する」などとした謝罪文書を日本側に伝達した。 (中略) レベイヨン社長は訪仏中の玄葉光一郎外相と日本大使館に送付した文書で、番組の司会者が「決して日本と福島第1原発事故の被害者に失礼なことをするつもりはなかった」と釈明。日本に敗れた仏代表をからかう意図だったと強調した。 この問題は16日に行われた日仏外相の戦略対話でも触れられ、玄葉外相がファビウス外相に「残念な放送があり、日本でも報じられている」と指摘。ファビウス外相は「気分を害した人には申し訳ない」と表明した。 全文は国営テレビが謝罪文書=サッカー川島選手の合成画像放映で ♢ 当サイト既出関連記事: ♦ 川島の腕4本に合成「原発影響」と仏TV via 日刊スポーツ

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