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『忘れてほしゅうない』―強制不妊手術に使われたX線照射 真野京子 via 高木基金助成報告集Vol.2(2005)

佐々木千津子さんは広島に住む女性、生まれてすぐに脳性マヒになり、体は少し不自由だ。現在は介護を受けながら猫と一緒に暮らしている。彼女には子どもはいない。37 年前、施設に入る際に、コバルト 60 による放射線照射を受けるように言われ、不妊にされた。その後、長い間、後遺症に苦しんできた佐々木さんは、自分の痛みや辛さを「忘れてほしゅうない」と語り続け、同名のビデオ(優生思想を問うネットワーク制作)も作られた。 […] 放射線治療の黎明期であった 1910 年代から 1930 年代にかけては、その有用性のみを求めてさまざまな部位への照射が行われていた。なかでも放射線照射による生殖器の不妊化が実施されていたことは、放射線防護の視点から見ると大きな驚きである。また、放射線照射による不妊化そのものが忘れられている。現在の放射線医学の教科書では一言も触れられず、1970 年代以降の書誌や医学データベースを検索しても放射線照射によるヒトの不妊化に関する論文は見つけられなかった。しかし、古い年代の医学論文や専門書を探すと多くの記述が見つかり、独、仏等や日本で実施されたことが明らかになった。本報告書は、放射線照射による不妊化について科学社会史的に考察したものである。 論文のダウンロードは 『忘れてほしゅうない』―強制不妊手術に使われたX線照射  真野京子 参考 高木基金助成報告集    「忘れてほしゅうない ー隠されてきた強制不妊手術」via 生殖医療と差別kamishbaiプロジェクト

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[動画/video]A Message from Fukushima (Seyama Noriko & Satokin)

http://www.youtube.com/watch?v=eXcvd50m73g

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第26回「国際障害者年」連続シンポジウム 「障害者と原発問題 ―福島原発事故以後をどう生きるか― 」

■基調講演「震災、原発、そして障害を持つ人達」 鈴木絹江さん(福島県田村市在住・NPO 法人「ケアステーションゆうとぴあ」理事長) ■シンポジスト 堤愛子さん(NPO法人町田ヒューマンネットワーク副理事長) 槌田劭さん(使い捨て時代を考える会) 橋本尚樹さん(JCIL介助者) ■日時 3 月3 日(土) 午前10:30(開場10:00)~16:30 ■場所 ラボール京都(京都労働者総合会館)2 階大ホール ■阪急 西院駅下車 東へ徒歩5分、京福電鉄 西院下車東へ徒歩3分、市バス 西大路 四条下車 東へ徒歩5分、四条御前下車すぐ  駐車場なし 車いすトイレ有 ■参加費 500円 (昼食は各自でご用意ください) ■企画趣旨 この「国際障害者年」連続シンポジウムは、「完全参加と平等」をかかげた国際障害者年の理念をふまえ、国連決議の「企画の段階から決定まで、あらゆることについて心身障害者の参加が重要である」という視点に立ち、様々な社会問題について障害者の立場から問題提起するものです。今回のテーマは「障害者と原発問題」です。

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