Tag Archives: 保養

群馬)福島からの子らが療養所でキャンプ via 朝日新聞

草津町の国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」で3日、福島県などから子どもたちを招いたキャンプが始まった。7日までの5日間、元患者らと交流する。  「おいしい空気を吸って元気に帰って、友達に『ハンセン病元患者の人たちに会って楽しかった』と話してほしい」。3日午後、栗生楽泉園内の厚生会館で、入所者自治会長の藤田三四郎さん(88)が、子どもたちに呼びかけた。  福島第一原発事故の影響で、なかなか外で遊べない子どもたちを受け入れようと、2012年から始まった。費用は自治会からの拠出や寄付などでまかなう。 もっと読む。

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松本市長・医師 菅谷 昭さん 原発事故と健康リスク チェルノブイリの現実からvia 生活と自治

放射線による健康被害の全容が十分に解明されていない現時点では、私たちはチェルノブイリの現実から学ぶしかありません。不安な時だからこそ、まず、人ごとではなく自分のこととして考え、正しい情報もとに冷静に判断してもらいたいと思っています。 健康被害を抑えるためには原則として汚染地に住まないことが一番重要ではありますが、住み続けることを余儀なくされています。その方々が今できることは何かを考えたとき、参考になるのは同じ程度に汚染された地域に住む人々がしていることではないでしょうか。 ベラルーシでは原発事故から27年がたった今も、放射能対策が行われています。1平方メートル当たり37キロベクレル以上放射性物質に汚染されたところを「汚染地」として、個々に暮らす子どもたちには年2回、大人は年1回検診を行っています。さらに子どもたちは毎年1ヵ月、非汚染地域に保養に行き、費用は全て国が負担します。又ベラルーシの市場には放射線測定器がおいてあり、基準値以下との証明書があるものだけが販売されます。 日本ではこのような国ぐるみでのしくみはまだできていません。まずは動き出せる人たちから、市民運動を起こしていく以外にないと感じます。 全文を読む。

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「さよなら原発ベルリン」での Thomas Dersee(トーマス・デルゼー)氏の演説 via 無限遠点

放射線防護専門誌「放射線テレックス」を発行(去年は日本を訪れ市民測定グループを支援して、その報告を放射線テレックスでも発表、その報告の拙訳は 2012年12月に当ブログに掲載)しているThomas Dersee(トーマス・デルゼー)氏が、2013年3月9日にベルリンで行われた「さよなら原発ベルリン」のデモで短い演説を行ったが、その際通訳する 光栄に恵まれた。短い中に公共のモニタリングポストをめぐる問題や児童の甲状腺異常、除染など、今日本が抱える問題とともに、暖かいメッセージがこめられ ているのでここに発表したい。ベルリンでのデモの様子については、ベルリン在住のジャーナリスト梶村太一郎氏のブログをご覧ください(http://tkajimura.blogspot.de/)(ゆう) お集まりの皆様、友人の方々 […] このモニタリングポストが出す測 定結果は、WHO世界保健機関などの国際的な機関に提出されます。これを受けてWHOは先週、「日本国内外の一般市民に対して予測されるリスクは少なく、 ガン発生率が目に見えて増加するとは考えられない」という声明を出しています。「線量がもっと高い地域に限り、わずかながら増加が予測される」、そうも 言っています。 しかし、WHOの人たちももちろん馬鹿ではありません。彼らだって、その測定線量が正しくないことは知っているのです。でもどうしてこんな汚い手口を使うのでしょうか? 日本の市民を安心させようという 魂胆だって、そこにはあるのかもしれません。しかし、彼らがこのようなメッセージを届けたい本命の相手は実は、海外にいる私たちのような人間なのです。彼 らは、私たちにこそ信じさせたいのです、原子炉事故があったがそんなにひどいことはない、そんなに急いで原発を止める必要はない、とそう思わせたいので す。たとえドイツやフランスでこのような原発の事故が起きたとしても、どうにかなる、と、そう言いたいのです。 日本の人々には、事実はもっと はっきりしています。事故が起きてから2年経つ今も、16万人以上の人々が、避難所、仮設住宅などで暮らしています。この人たちのほとんどが、高線量地域 からの避難民です。昨年は甲状腺の検査が約8万人の児童・若者を対象に行われましたが、そのうち、40%以上で甲状腺の異常が見つかっています。そして今 まで検査を受けた子供たちの数は、まだ半分にも満たないのです。 […] また、多大な労力とお金が、生活 環境を除染する作業に費やされていますが、これはやってもやっても終わりのない作業です。周りを取り囲んでいる山や森から、どんどん新しい放射性物質が住 宅地域に舞い落ちてくるのですから。それに、放射性物質に汚染された土はどこに持って行けばいいのでしょうか?除染作業をしても、放射能を別の場所に移動 するだけであって、なくすことはできないのです。 […] 現在では、100以上の市民イニ シアチブグループが独自の測定器を備えるまでになりました。彼らは、食べ物を通じて放射性同位体を体内に取り込むのを少しでも低く抑えられるようにと、食 品の放射線汚染を測定しています。または各地での除染の試みをチェックし、人体軟組織の等価線量やホールボディカウンターによる全身の被ばく線量などを測 定しています。そして彼らは、高線量の地域から子供たちを一時的にずっと南の方や北の方に疎開させる企画なども組織しています。 日本にこれだけ自分たちの意志で 行動している人たちがいるというだけで、私には希望がわき、状況はひどくてもこれなら大丈夫だろう、と思えるのです。この市民たちは、できる限りの支援が 与えられて当然です。私たちは、募金という形で支援することができます。そしてことにドイツでは、原子力などなくても平気だ、ということを示していかなけ ればいけません。 御拝聴、ありがとうございました。 全文は  「さよなら原発ベルリン」での Thomas Dersee(トーマス・デルゼー)氏の演説 関連記事 Ansprache von … Continue reading

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311受入全国協議会|うけいれ全国

<発足の経緯> 放射能汚染事故から一年以上が過ぎましたが、収束する見通しはたっておらず、また除染によって生活環境から汚染をなくす見通しもありません。二年目に入り、避難移住の動きは鈍くなっているのが現実で、被災地に残っている人たちのための保養企画も多くの課題に直面しています。 私たちは、単に外側からそれぞれに避難や保養を呼びかけることに限界を感じ、次の段階の取り組みを模索してきました。そこで、被災地に自ら足を運び、そこに暮らさざるをえない人々の日常を知り、被災地の人々の不安に直接耳をかたむけ、そして各地で受け入れ活動をしている団体同士がそれぞれの取り組みを共有し、連携していきたいと考え、2012年2月に福島市で「放射能からいのちを守る全国サミット」を開催しました。全国各地の受け入れ活動の報告、移住や保養や健康などテーマ別の分科会、保養や避難の相談会を持つことができました。 サミット後に、こうした全国の取り組みを共有する常設の協議会をつくることを考え、サミットに関わった100団体以上への呼びかけを開始、また被災地に直接つながるための取り組みとして、有志団体による現地相談会を開催し、50あまりの団体が参加しました。さらに、昨年5月頃より発足した「ソカイノワ」というネットワークでは、約50の受け入れ支援団体や個人がメーリングリストで情報共有・連携を続けている中で、「うけいれ全国」は、「211いのち全国サミット」と「現地相談会」と「ソカイノワ」の三つの活動を引き継ぎ、できるだけ広範囲の団体をカバーするネットワークをつくることを目指しています。 <活動の内容> 1. 連絡会MLによる受け入れ情報の共有と相談のマッチング 2. 保養データベースの一元化と運用 3. 保養キャンプの促進、質の向上 4. 被災地域・避難先地域での相談活動の展開 <参加団体募集> 311受入全国協議会では、活動をいっしょに担っていただける団体の参加を募集しています。以下の三つの条件をすべて満たしていることが必要です。条件3の推薦団体を通して、参加の申請をしてください。 1. 原発事故による放射能汚染地帯からの避難、疎開、保養、キャンプなど何らかの受入活動を継続的に行っている団体。 2. 下に示す8つのワーキンググループのうち1つ以上に所属して、その活動を率先して担っていただける団体。 3. すでに当協議会に参加している団体の1つから推薦をもらえる団体。 8つのワーキンググループ 1) 保 養(送 出) 放射能汚染地帯における保養キャンプのニーズ把握、具体的な要望の伝達・調整、送り出し活動の推進 2) 保 養(受 入) 保養キャンプの実績の報告集づくり、成果と課題の共有、保養企画の促進、保養キャンプのネットワーク内での受け入れ調整、ガイドラインづくり 3) 移住疎開 長期的な避難としての移住や疎開に関する情報収集と情報発信、相談への対応、各地域の支援団体へのつなぎ 4) 相談会 放射能汚染地帯での相談会(保養・キャンプ・疎開・移住)の企画・呼びかけ・運営、相談会報告書のとりまとめ 5) 支援法 … Continue reading

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