Skip to content


水中で毎時1.5シーベルト=1号機格納容器底1メートル-ロボット投入・福島原発 via 時事通信

東京電力は19日、福島第1原発で溶け落ちた核燃料(デブリ)がたまっているとみられる1号機格納容器底部の水中で、毎時1.5シーベルトの放射線量を測定したと発表した。水中で比較的高い線量が確認されたが、東電はデブリの有無について「今回のデータでは明らかになっていない」と説明している。
東電によると、毎時1.5シーベルトの放射線量は18日に投入したロボットが作業用足場からつり下げた線量計によって測定。測定場所は格納容器底部から1メートルの高さの水中で、同じ線量を人間が浴び続ければ、5時間弱で死亡するほどの値だった。水は放射線を遮る性質があり、近くに高い線量を出す物が存在している可能性もあるが、原因は分かっていない。

続きは 水中で毎時1.5シーベルト=1号機格納容器底1メートル-ロボット投入・福島原発

Posted in *日本語.

Tagged with , .


中国 日本産食品を大規模撤去…大都市、国営TV報道受け via 毎日新聞

中国の北京や上海、天津、広東省広州など10以上の大都市の大手スーパーなどで17日までに、日本産食品が大規模に撤去された。中国メディアが報じた。国営中央テレビが15日に、東京電力福島第1原発事故後、中国政府が輸入を禁止した日本産食品が中国国内で販売されていたと報じた問題を受けた措置。

 北京市では食品安全当局が一斉検査を指示し、大手スーパーなどが自主的に棚から全面撤去した。問題がないことが確認されれば販売を再開するとしているが、一部のネット通販大手のサイトでも日本産食品の販売が全面的に停止されており、今後さらに拡大する懸念もある。広東省深センや福建省アモイ、江蘇省南京などでも撤去された。

 一方、上海市の食品衛生当局幹部は17日の記者会見で、現時点では上海では問題のある日本産食品は見つかっていないことを明らかにした。

続きは  中国  日本産食品を大規模撤去…大都市、国営TV報道受け

関連記事 日本産食品がやり玉に=中国の消費者保護番組 via 時事通信

 

Posted in *日本語.

Tagged with , , , , , , .


原発避難者訴訟 原告、笑顔なき勝訴…苦労報われず落胆 via 毎日新聞

笑顔なき「一部勝訴」だった。17日の原発避難者訴訟の判決で、前橋地裁は東京電力と国の賠償責任は認めたものの、命じられた賠償額は原告の請求からは程遠かった。古里を奪われた代償を求めて3年半。大半の原告が周囲に知られないように名前も伏せ、息をひそめるようにして闘ってきた。「もっと寄り添ってくれる判決を期待していたのに」。苦労が報われなかった原告の顔には落胆の表情が浮かんだ。

認定、137人の半分以下

 「国と東電の責任を認めさせた。心からうれしいのは間違いない」。判決後の集会で壇上に立った原告の丹治(たんじ)杉江さん(60)はこう言った後、言葉に詰まった。「この6年間つらいことばかりだった。納得できるかな……」

 原発事故当時、福島県いわき市に住んでいた。夫の幹夫さん(63)はワープロ修理業を営み全国から注文を受けていたが、事故後、「福島にワープロを送るのは……」と敬遠され、注文が激減した。

 事故の4カ月後、夫と群馬県へ自主避難した。私たちだけ逃げる選択をした--。福島にとどまった人たちへの後ろめたさは消えない。それでも「原発事故を繰り返してはいけない」との思いから、群馬県内で脱原発の集会や街頭活動に積極的に参加し、避難者訴訟の原告にも加わった。

 原告は45世帯137人。丹治さんを含めほぼ全世帯の代表が法廷に立ち、避難の苦しみや東電と国への怒りを訴えた。しかし、原告の中に名前を公にしている人はほとんどいない。「裁判をしていると周囲に知られたら、子どもが差別を受け、仕事へ影響することを恐れている」ためだ。丹治さん自身も「裁判すれば金(賠償金)がもらえるんでしょ」と、心ない言葉を受けたことがある。

 国の指針に基づくと、自主避難の場合、東電からの慰謝料は生活費との合算で総額8万円。原告たちを突き動かしてきたのは「ふるさとを奪われた苦しみへの賠償が不十分」という思いだったが、判決で賠償が認められたのは原告の半分以下の62人だけだった。

[…]

原告の自宅検証…原裁判長

 原発避難者訴訟で国と東電に賠償を命じた前橋地裁の原道子裁判長(59)は1985年に裁判官となった。千葉、東京、宇都宮地裁を経て2013年から前橋地裁で裁判長をしている。

 今回の訴訟では積極的な訴訟指揮を執り、月1回のペースで口頭弁論や争点整理の期日を設定。昨年5月には福島第1原発の30キロ圏内にある原告4世帯の自宅を検証した。福島地裁を除き、各地の集団訴訟では初の現地検証だった。

全文は 原発避難者訴訟  原告、笑顔なき勝訴…苦労報われず落胆

 

Posted in *日本語.

Tagged with , , , , , , .


原発避難者訴訟 東電と国に賠償命じる 前橋地裁 via 毎日新聞[号外]

東京電力福島第1原発事故に伴い、福島県から群馬県に避難した住民ら45世帯137人が東電と国に約15億円の損害賠償を求めた訴訟で、前橋地裁(原道子裁判長)は17日、東電と国に3855万円の支払いを命じる判決を言い渡した。原発事故全国弁護団連絡会によると、同様の集団訴訟は全国20地裁・支部で約1万2000人が起こしており、今回が初めての判決。

全文は 原発避難者訴訟  東電と国に賠償命じる 前橋地裁

Posted in *日本語.

Tagged with , , , , , .


日本産食品がやり玉に=中国の消費者保護番組 via 時事通信

中国国営中央テレビが毎年3月15日の「世界消費者権利デー」に合わせ放送する恒例の消費者保護番組で、東京電力福島第1原発事故後に輸入禁止としたはずの日本産の食品が中国内で流通しているとして、やり玉に挙がった。
中国は事故後、福島、宮城、茨城、栃木、群馬、新潟、長野、埼玉、千葉、東京の10都県の農林水産物・食品を全面輸入禁止としている。10都県以外の物にも、放射性物質検査証明書の添付を義務付けるなど、厳しい規制を続けている。
番組によると、広東省深セン市の当局が日系スーパーなどを調査。イオンの店舗では「北海道産」と表示されたパックご飯が実は新潟県産だったことが分かったと伝えた。

続きは 日本産食品がやり玉に=中国の消費者保護番組

関連記事 中国TV「東京は放射能汚染地域」 日本産食品を標的に via 朝日新聞

Posted in *日本語.

Tagged with , , , , , , .


福島知事 安倍首相式辞に違和感 「原発事故」文言使わず via 毎日新聞

 東京都内で11日にあった東日本大震災の政府主催の追悼式で安倍晋三首相が「原発事故」の文言を式辞で使わなかったことについて、福島県の内堀雅雄知事は13日の定例記者会見で、「県民感覚として違和感を覚える。原発事故、原子力災害という重い言葉、大事な言葉は欠かすことができない」と批判した。

 追悼式は震災翌年の2012年から毎年開かれ、昨年まで首相は式辞の中で原発事故について触れていた。

続きは  福島知事  安倍首相式辞に違和感 「原発事故」文言使わず 

Posted in *日本語.

Tagged with , , , .


グリンピース・ロシア 福島第一原発事故被災者の権利尊重を訴える書簡を日本政府に送る via Sputnik

福島第一原発事故から6年が経ち、発電所付近の放射線量は、本質的に下がった。原発に比較的近い場所に、人が3時間滞在した場合でも、受ける放射線量は0.03ミリシーベルト以下である。この量は、胸部をレントゲン撮影する際の数値に等しい。放射線と戦う事ができるレベルだ。チェルノブィリ原発事故からこれまで、人類は、土壌の表面を除去したり、汚染された土壌を埋めてしまうよりほかに、良い方法を思いつけないでいる。日本でも、汚染された表土は除去されたが、埋められることはなく、特別の袋に詰められて集められた。福島では、放射能に汚染された土の入ったそうした袋が、すでに野原一杯になっている。

今、福島第一原発においてまず始めにすべき課題は、解体と原子炉から溶けた核燃料を取り出すことである。今年の夏には、核燃料取り出しの手順が決められ、来年2018年には決定が下され、2021年には作業に着手されるものと予想されていた。しかし、東京電力とIRID(国際廃炉研究開発機構)、そして東芝が行った調査によれば、原子炉真下の放射能レベルが20シーベルトであるなら、原子炉を支えるコンクリートの基底部脇のレベルは、何と500シーベルトになることが分かった。恐らく、プラン見直しの必要が生じると思われる。先に日本政府は、2017年には避難ゾーンのいくつかへの帰還が始まるだろうと説明していた。 とはいえ例えば、福島第一原発近くの森の放射線レベルは、除染後でさえチェルノブィリ原発周辺30キロの避難ゾーンのそれに匹敵する。チェルノブィリの場合、事故後30年が経っても、避難ゾーンへは公式的には、入ることができない。そんな中、2017年3月31日、福島第一原発から30キロに位置する飯舘村の大半の地域では避難指示が解除される。

そしてさらに1年後には、これらの地区の旧住民に対する補償金支払いが停止となる。

(略)

グリンピース・ジャパンの米田祐子事務局長は、次のように述べた-「原子力産業維持を目指しながら、安倍政権は、偽りの地図を描こうと試み、破滅的結果であるにもかかわらず、福島の生活は正常になるかのように主張している。」

一方先日、グリンピース・ロシアは、日本政府に対し、被災者の人権を尊重し、部分的に汚染が残る場所へ彼らを無理に帰還させないよう求める書簡を送った。これについて、グリンピース・ロシア反核プログラムの責任者、ラシド・アリモフ氏は、スプートニク日本のリュドミラ・サーキャン記者のインタビューに、次のように答えた-

「福島第一原発事故からの6年間は、チェルノブィリ原発事故後の30年と同様、放射性物質に汚染された土地の完全な除染はできないことを示している。しかし日本では、事実上、汚染地区への経済的強制移住が進められている。我々は、人々には選択肢があるべきであり、政府は、彼らのもとに安全に関する偽りの理解を創り出してはならないと考えている。まさにそうした理由から、グリンピース・ロシアは、日本大使館に書簡を渡した。もちろん、放射線のレベルは低くなったが、そうした場所に常時住むことは、除染がなされたとしても、線量計が何を示したとしても、やはり危険である。問題は、放射性元素が、水や食品、あるいは呼吸することを通して体内に入り込んで起こる内部被爆である。例えばロシアでは、チェルノブィリ原発事故後30年が過ぎても、14の地域に汚染が残っている。グリンピースが日本やロシアそしてウクライナで行った調査によれば、汚染は均一的ではなく極めてバラバラで、人間の健康にとってネガティヴなものや深刻な汚染が今も残る場所がある。こうした事から特に悪影響を受けるのが、子供達だ。チェルノブィリと福島の間には大きな違いがあるが、一方でたくさんの共通点もある。例えば、どの国の専門家らも、時に自分達の健康を危険もにさらしながら、事故の悪影響をなくそうと懸命に取り組んでいるが、原子力産業側は、事故に対する自分達の責任を軽くすることを目指し、政府は政府で財政負担を軽減したいと欲している。」

全文はグリンピース・ロシア 福島第一原発事故被災者の権利尊重を訴える書簡を日本政府に送る

Posted in *日本語.

Tagged with , , , , .


How Fukushima gave rise to a new anti-racism movement via Aljazeera

The Fukushima disaster of 2011 ignited an anti-racism resistance movement in Japan to defend minorities such as Koreans.

[…]

After Fukushima

The rebirth of anti-discrimination social movements in Japan is one of the unexpected stories of 3/11.

Fukushima “awakened” first-time protesters in the tens of thousands to both the fragility and potentials of democracy in times of crisis. Yet this mass mobilisation did not merely represent activists’ attempts to build a new nation from the rubble of disaster. Rather, escalated feelings of distrust in government, media, and scientific authorities, in addition to a deep sense of remorse, shook up notions of what it means to be Japanese and to live in Japan.

Minority-led civil rights movements by ethnic Koreans, Buraku (a historically discriminated-against social caste), and indigenous groups, such as Ainu and Okinawans, have existed in Japan throughout the 20th century. 

[…]

In February 2013, Noma put out an appeal on Twitter in response to what he saw as an imminent threat: the nationalist group, Citizens’ Association to Oppose Special Rights for Resident Koreans (Zaitokukai), was marching in Shin Okubo, the Koreatown of Tokyo. Outside Tokyo, they also targeted the ethnic Korean enclave of Tsuruhashi in Osaka, and Sakuramoto, a multicultural neighbourhood in Kawasaki. 

Their primary target was Zainichi Koreans, one of Japan’s largest ethnic minorities, which includes a diverse demographic spanning generations, from Koreans forcibly migrated under Japanese prewar colonial conditions to “newcomers”, many of them commercial purveyors of K-pop and Korean food. Noma’s appeal was a call to action against the racists.

Founded in 2006, Zaitokukai had previously targeted a 14-year old Filipino girl in 2009 – after her parents were deported for overstaying their visa – by protesting outside her home and school. They gained further notoriety the following year, after surrounding an ethnic Korean elementary school in Kyoto, verbally abusing the students there by calling them “children of spies” and “stinking” of kimchi. 

3/11 had opened a new door for xenophobic politics.

As anti-racism activists often see it, political chaos and social unease in the aftermath of the disaster allowed groups like Zaitokukai to amplify their brand of xenophobia and racial scapegoating. Ultra-right internet users fomented panic on websites like 2Channel, the Japanese website that inspired 4chan. Even in 2017, the website boasts over a million new posts every day.

[…]

Fighting racism

“Anger is an energy,” Noma states, as we sit down one afternoon in a smoky coffee shop in Shinjuku.

This philosophy describes both the underlying emotions of protest but also the momentum born from physical action. Shibaki-tai’s tactics of rage and anger – their tendency for styles steeped in masculinity and defiance of respectability politics – drew a backlash from conservatives and progressives alike. Despite the controversy, the group helped raise the profile of a new wave of anti-racism counter action, bolstering existing organisations like Otaku of Antifa (OaA), a group focused on fighting racism through the media of manga and anime, and inspiring the formation of new direct action groups such as the Menfolk.

[…]

Shibaki-tai eventually morphed into the Counter-Racist Action Collective (CRAC). They set up local satellites to counter-protest hate speech demonstrators across the country – in Osaka, Kyoto, Hokkaido, Okinawa, and even Fukushima Prefecture. CRAC built on its roots as culture workers, musicians, and designers in their fight against racism. They designed T-shirts and hats to make Antifa fashion “cool” and threw club parties. 

According to Japan’s Ministry of Justice, Zaitokukai and other similar groups staged over 1,100 hate-related rallies and demonstrations between April 2012 and September 2015.

Although focusing on Zainichi Koreans, Zaitokukai’s demonstrations have included a broad range of victims, including Chinese, refugees, and migrant families. Fixated on the notion of unearned privileges, the organisation even targeted victims from Fukushima who had received government assistance.

[…]

Hate speech in the form of vitriolic racist abuse on social media remains prolific. Some Zainichi Korean women who have become visible in the anti-racism movement even report being the targets of stalking at their workplaces and in their neighbourhoods. This has spurred activists and sympathetic politicians to advocate for legislation specifically addressing the problem of online hate speech.

Activists worry that the deep roots of discrimination in Japan go beyond hate speech. In Tokyo’s 2016 gubernatorial election in July, former Zaitokukai leader Makoto Sakurai garnered around 110,000 votes. Though only a fifth place ranking, and slightly less than two percent of the popular vote, Sakurai went on to found the far-right Japan First Party the following month.

[…]

Katsuo Hada is one of the few anti-racism activists who remains an active member of the anti-nuclear movement, attending weekly rallies in front of the National Diet to this day. He still reflects on his past with regret. Prior to the disaster, he had long held reservations about nuclear power, but, in his words, “did nothing about it”. He harbours similar feelings about discrimination. For 10 years, he points out, xenophobia and racism had been brewing in the pits of the internet. It took the shock of public hate speech demonstrations to jolt him – and other Japanese people – into action.

Since 3/11, he has “felt a deep sense of remorse. A sense of responsibility. That it’s wrong to be silent”.

Read more at How Fukushima gave rise to a new anti-racism movement

Posted in *English.

Tagged with , , , , .


【特別寄稿】福島とチェルノブイリ――現場を撮り続けてきた写真家が考える「25年を隔てたシンクロニシティー」via 日刊SPA!

福島チェルノブイリ。国際評価尺度レベル7の原発事故が起きた現場である。もちろん、単純に比較対象とすることは難しい。だが、チェルノブイリの例から、福島がより良い方向にむかうためのヒントがあるのではないか。今回は、ここ10年にわたりチェルノブイリと福島の両方を訪れ、その様子を撮り続けている写真家の中筋純氏が、特別寄稿という形で日刊SPA!に書き下ろしてくれた。

福島とチェルノブイリのシンクロニシティー

昨年秋に来日したベラルーシのノーベル賞作家、スベトラーナ・アレクセビッチさん。チェルノブイリ事故当事者の表に出ない声を綿密にまとめあげた受賞作『チェルノブイリの祈り』で知られる彼女が、福島を訪問した際の言葉の一節が忘れられない。

この状況を直視し、言葉を紡ぎ伝えていかねばならない

原発事故の最大の特徴は、環境に放出された放射能が長期にわたって物理的、社会的に影響を及ぼし、それらが可視化しづらいことから被災地域の周辺から時間の経過とともに記憶の風化が始まる点だといえる。震災と東電原発事故から6年を経て、アレクセビッチさんの言葉は我々が今後取るべき態度や行動を暗にほのめかしているように感じる。

チェルノブイリ福島。同じ国際評価尺度レベル7の事故は25年の時間と約8000キロの距離を隔てた時空間で起こったものだが、果たしてその後の足跡はどうだったのか? 復興論議が主流を占める中において、時代も国体も違うチェルノブイリ事故との状況比較はバイアスがかかった捉え方で、いわば復興に水を差す後ろ向きのアクションであると指摘されることも多いが、参考にすべき点は多いのではないだろうか?

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1300111

(略)

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1300113

(略)

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1300131

(略)

原発事故をきっかけに我々は時間軸を直視せざるをえなくなったのかもしれない。そもそも放射能は地球という惑星が約46億年前に誕生した時の記憶の封印ともいえる。いわば「起こされた寝た子」ともいえる環境に放出された放射能は、約700万年の歴史しか持っていない我々人類にとって時間概念を狂わす存在であるといっても過言ではない。汚染の指標となるセシウム137の半減期は30年、消滅にはその5倍以上の時間がかかるといわれている。チェルノブイリ原発の核燃料の取り出しはあと100年近くかかるともいわれ、フィンランドの高レベル核廃棄物最終処分場「オンカロ」ではガラス固化体にした廃棄物の安全性を10万年後を視野に議論されている。10万年といえば人類の足跡をたどればネアンデルタール人から現代人までの時間だ。果たしてネアンデルタール人が我々現代人の姿を想像していたであろうか? そして我々が10万年後の人類の姿を想像できるであろうか? これはもうおとぎ話やSFの世界である。「起こされた寝た子」が再び眠りにつくまでは限りない時間と向き合わねばならない。

だが一方で6年を経て原発事故後の社会的状況は25年を隔てたシンクロニシティーが当てはまらない様相を呈してきた。徹底的な放射能封じ込めを目指し除染作業を行い、その上で残留土壌放射能の人体や環境への影響を重要視した上で区域の色分けを行い、当該住民のその後の生活権利を「国家」が「法律」で保障しようとしたチェルノブイリ事故のその後に対し、福島事故のその後は除染工事の終了によって避難住民の半強制的帰還があるのみだ。その基準とされるのは「土壌」汚染度ではなく風向きなどの気象条件によってばらつきが出やすい「空間」の放射線量なのだ。長く続く土壌の放射能汚染という原発事故の災禍の核心と向き合ったチェルノブイリの経験は生かされることはなかったといえる。

(略)

また、避難指示の解除は帰還を望まない住民にとっては賠償や住宅支援の打ち切りを意味することになる。当該区域に住んでいた人々は今年度末を境に避難者から「自主」避難者へと扱いが変わるのだ。事故以前の20倍に設定された被曝限度をもとに土壌汚染の詳細を無視した避難指示の解除に多くの人々が依然として不安を感じている現実に反して、行政側は廃炉作業の進捗や復興インフラの整備、産業誘致のビジョンばかりを提示しその現実に対してはひたすら「安全」を繰り返すばかり。原発「安全」神話崩壊後6年を経て姿を表した「安心」神話の誕生だ。

この不明瞭な神話のもとに本来なされるべき東電福島事故への真摯な検証や反省はもちろんのこと、避難者、自主避難者を含めた福島県民という当事者を始め、この事故を経験した多くの日本人というある意味での当事者を含めた闊達な議論は表舞台に出ることはなく、福島原発事故はどんどん闇に葬られていくのではないか。そしてその闇は国民の間に原発事故に対する認識のずれや温度差を生み出す。昨年から明るみに出始めた原発避難者に対するいじめ問題はその象徴ともいえよう。

全文は【特別寄稿】福島とチェルノブイリ――現場を撮り続けてきた写真家が考える「25年を隔てたシンクロニシティー」

Posted in *日本語.

Tagged with , , , , .


Dying robots and failing hope: Fukushima clean-up falters six years after tsunami via The Guardian

Barely a fifth of the way into their mission, the engineers monitoring the Scorpion’s progress conceded defeat. With a remote-controlled snip of its cable, the latest robot sent into the bowels of one of Fukushima Daiichi’s damaged reactors was cut loose, its progress stalled by lumps of fuel that overheated when the nuclear plant suffered a triple meltdown six years ago this week.

[…]

The Scorpion mishap, two hours into an exploration that was supposed to last 10 hours, underlined the scale and difficulty of decommissioning Fukushima Daiichi – an unprecedented undertaking one expert has described as “almost beyond comprehension”.

Cleaning up the plant, scene of the world’s worst nuclear disaster since Chernobyl after it was struck by a magnitude-9 earthquake and tsunami on the afternoon of 11 March 2011, is expected to take 30 to 40 years, at a cost Japan’s trade and industry ministry recently estimated at 21.5tr yen ($189bn).

The figure, which includes compensating tens of thousands of evacuees, is nearly double an estimate released three years ago.

[…]

Robotic mishaps aside, exploration work in the two other reactors, where radiation levels are even higher than in reactor No 2, has barely begun. There are plans to send a tiny waterproof robot into reactor No 1 in the next few weeks, but no date has been set for the more seriously damaged reactor No 3.

[…]

Despite the setbacks, Tepco insists it will begin extracting the melted fuel in 2021 – a decade after the disaster – after consulting government officials this summer.

But Shaun Burnie, a senior nuclear specialist at Greenpeace Germany who is based in Japan, describes the challenge confronting the utility as “unprecedented and almost beyond comprehension”, adding that the decommissioning schedule was “never realistic or credible”.

The latest aborted exploration of reactor No 2 “only reinforces that reality”, Burnie says. “Without a technical solution for dealing with unit one or three, unit two was seen as less challenging. So much of what is communicated to the public and media is speculation and wishful thinking on the part of industry and government.

[..]

Tepco’s once-vaunted underground ice wall, built at a cost of 24.5bn yen, has so far failed to completely prevent groundwater from leaking into the reactor basements and mixing with radioactive coolant water.

The structure, which freezes the soil to a depth of 30 metres, is still allowing 150 tonnes of groundwater to seep into the reactor basements every day, said Yuichi Okamura, a Tepco spokesman. Five sections have been kept open deliberately to prevent water inside the reactor basements from rising and flowing out more rapidly. “We have to close the wall gradually,” Okamura said. “By April we want to keep the influx of groundwater to about 100 tonnes a day, and to eliminate all contaminated water on the site by 2020.”

Critics of the clean-up note that 2020 is the year Tokyo is due to host the Olympics, having been awarded the Games after Abe assured the International Olympic Committee that Fukushima was “under control”.

[…]

 

Read more.

Posted in *English.

Tagged with , .