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「フクシマ事故があっても原発が一番安い?」ヘソで茶を沸かす経産官僚の茶番劇 via 小坂正則の個人ブログ

(抜粋) これほど無知蒙昧な経産官僚に真面目に付き合う御用学者も立派なもんだ 経 産省の資源エネ庁の「発電コスト検証ワーキンググループ」の議論をもとに、2014年と2030年の電源別の発電コスト4月27日に発表しました。そして 28日には同じく、経産省・資源エネ庁の「長期エネルギー需給見通し小委員会」が2030年の電源構成比率で原発を20~22%再エネを20~24%の目 標とすることなどを決めたと各紙が伝えています。安倍政権が動かせる原発を全て動かしても40年廃炉を実施すれば2030年には10%そこそこしか残って いないはずです。それなら20年の延長も行って、新規原発も建てると言うのでしょう。その理由が前日発表した原発は安定的なベースロード電源で、しかも二 酸化炭素を出さないからだそうです。 (略) これは40年間一回も事故を起こさないで、設備利用率が80%と、定期検査以外は常に動いているような運転実績の原発の発電コストだそうです。実際にはそんな原発は1つもありません。 2011 年の福島原発事故以後、民主党政権がその年に出した原発の「社会的コスト」を含めたというものが、8.9円です。それでもどういうわけか原発が一番安いの です。そして今回の自民党政権下における2030年のコストが10.1円だそうです。その内訳を紹介しています。基礎コスト(私的コスト)が6.4円と少 しだけ上げています。そして追加的安全対策0.6円。(これは新規制基準のための補修費ですかね)それに再処理費1.5円。(六ヶ所村核燃料サイクル再処 理費用19兆円だそうですが、ここで処理できる量は日本の原発から出るゴミの半分だけです。全処理するならもう19兆円が必要です)事故処理費が0.3 円~だそうです。「~」が味噌です。福島原発事故の保障費を9兆円くらいを見越したものと思われますが、これは全くのデタラメです。だって、これから40 年以上かかって事故収束させるには50兆円とも100兆円とも言われているのです。 そして、一番抜けているものがあります。バックエンド費用です。つまり10万年も20万年も地下処分にして、もし、不都合があったら掘り出して移し替えるというのですが、その費用がいくらかかるか分からないので、この中には入れていませんよ。 (略) 立命館大学の大島教授がもうウソをばらしています 大 島教授の著書「原発のコスト」岩波新書760円(税別)を読んでももらえば一目瞭然です。17.2円と原発は発電施設の中で一番高いのです。大島教授は揚 水発電を原子力の発電コストに入れました。だからそれ以外の水力のコストが一気に下がって、7.3円です。そして電源開発促進税(電気料金に課金されてい る税金)も原発を作るための交付税ですが、年間約4000億円も発交付金ですから原発の社会的コストです。それに高速増殖炉「もんじゅ」2.1兆円も原発 関連研究施設ですからこれもコストです。それに再処理費は半分しか大島教授の入れてはいませんし、バックエンドコストはいくらになるか分からないので 17.2円の中には含まれてはいません。(詳しくは岩波新書を買って読んでください。)それなのに安倍政権はなぜ原発をしゃにむに動かしたがるのでしょうか。それは核兵器の技術を持っていたいからですし、原発は核兵器の原料製造器として第三世界に売り込めるからです。もう一つは米国の要求もあるからでしょう。 (略) こんなウソを徹底的に追及しない国会議員もだらしないが、マスコミの弱腰もだらしない。いま最も安倍政権のウソを追求しているのは日刊ゲンダイです!頑張れ日刊ゲンダイ!東京新聞!週間金曜日!朝日、毎日etc……。 全文は「フクシマ事故があっても原発が一番安い?」ヘソで茶を沸かす経産官僚の茶番劇  

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More errors with Monju nuclear reactor maintenance found via Mainichi

Several more maintenance problems have been discovered at the Monju fast-breeder reactor facility in Tsuruga, Fukui Prefecture, which has been banned from operation following the discovery of over 10,000 cases of maintenance errors in 2013, it has been learned. The … Continue reading

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【核のごみ問題】 放置批判避ける思惑 国、前面に立つ姿勢アピール via 47 News

原発から出る「核のごみ」問題が解決の見通しの立たないまま、再稼働に向けた手続きが進んでいる。政府は3月、最終処分に関する「基本方針」を改定 し、国が問題解決の前面に立つ姿勢をアピールする方針だ。だが処分地選定が困難な状況は変わらず、核のごみ問題放置との批判を避けたい思惑が透ける。 国は2000年、放射性廃棄物を地下深くに埋める方針を決定。02年に電力会社などでつくる原子力発電環境整備機構が全国の自治体に処分地の公募 を始めた。07年に財政事情が苦しい高知県東洋町の町長が調査に応募したが、町民の反対で撤回。その後も安全性に対する住民の不安や、国や電力会社への不 信感から事業は進んでいない。 (略) 国民的な議論もないまま原子力政策が進む中、自治体への補助金などの便宜供与と引き換え に処分場の受け入れを求めても通用しないとみている。 日本は使用済み核燃料を再処理する核燃料サイクル政策を国策としている。だが再処理工場(青森県)や高速増殖炉もんじゅ(福井県)は稼働のめどが 立たず、使用済み燃料は現在、計約1万7千トンも各地の原発などに保管。核のごみ問題は事実上先送りされており、原発を再稼働しても原子力政策はいずれ行 き詰まる可能性が高い。 全文は【核のごみ問題】 放置批判避ける思惑 国、前面に立つ姿勢アピール  

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原発情報公開請求急減 12年度480件→13年度102件via 読売新聞

原子力機構への請求件数は103件だった12年度の5割に満たない46件で、会議の議事録や設備工事の契約内容を開示するよう求めたものなどがあった。このうち、もんじゅ関係は6件。県安全環境部が対象の請求は、480件だった12年度の4分の1を切る102件にとどまった。  福島第一原発事故を機に、県内では原発の安全対策への関心が一気に高まった。その結果、東日本大震災直後の11年度には件数が跳ね上がり、原子力機構が177件、県安全環境部は593件に達した。原発の安全確保の取り組みや、過去に発生したトラブルの調査結果などについての開示請求が増えた。  ただ、全国的に震災や原発事故の風化が指摘されており、原発が立地する県内の市町でも情報公開全体の請求件数が減少傾向にある。大飯原発のあるおおい町は、11年度に10件だった請求件数が13年度はゼロとなった。「原発関連の情報公開請求が減ったのが大きい」(担当者)という。高浜町も11年度の5件から、13年度は1件に減った。  一方、もんじゅや敦賀原発の立地する敦賀市は11年度に17件だったが、13年度は逆に30件に増加した。 もっと読む。

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(核リポート 原発銀座:4)「脱原発」叫ぶだけでは via 朝日新聞

敦賀半島の北西、敦賀市・白木地区。元区長の橋本昭三さん(85)は毎朝5時になると、和室の机に向かう。硯(すずり)の墨汁を含ませた毛筆を手に取り、和紙に郷土史「白木の里」をつづる。20歳の元旦から書き始め、65年続ける日課だ。書き連ねた和紙は4万1200枚にものぼる。「5万枚になったら本にまとめたいね」と話す。 白木地区の名は朝鮮半島の古代国家・新羅に由来するとされる。住人は15世帯約80人。世帯数は江戸時代から変わらないという。海岸近くまで崖が迫り、平地は猫の額ほどしかない。集落は棚田を開墾し、半農半漁の生活を営んできた。しかし、生活苦は抗しがたく「分家禁止」を申し合わせ、今も固く守られている。 敦賀市の中心街にも西隣の美浜町にも、山越えか舟に乗って繰り出すしかなかった。冬は日本海の荒波で出港もままならない。「病人が出たら背中にかついで峠を越えた。かんじきで雪道を歩くと一日仕事。生きること自体が大変だった」と橋本さんは振り返る。 「陸の孤島」と呼ばれた敦賀半島は、1970年に節目を迎えた。この年の3月、半島の東側で日本原子力発電敦賀原発1号機が営業運転をはじめ、大阪万博の会場に「原子の灯」を送る。同11月には半島の西側に関西電力にとって初の原発となる美浜1号機も運転開始した。 原発ができた集落に港ができ、道路が舗装され、補償金で家々が立派になっていった。その変化をまざまざと見せつけられたのが、出稼ぎの白木地区の男たちだった。 70年2月11日の夜のことだ。当時、白木区長だった橋本さん宅に、3人の男が突然訪ねてきた。旧動力炉・核燃料開発事業団(現・日本原子力研究開発機構)の職員と名乗った。「ここに新しい原発を造りたい」。もんじゅ建設の申し入れだった。 「立ち退きか」。集落の世帯主15人が一堂に集まり、反対の声が上がった。しかし、内心は違った、と橋本さんは言う。「心の底では、みな、この機 会を失えば、集落はいずれ消えると思っていた」。翌71年、旧動燃は建設予定地を集落の東約1キロの棚田への変更を伝えてきた。「集団離村しなくて済 む」。住民一致で誘致を決めた。 白木地区はみるみるうちに変わった。港と防波堤ができ、道路がつながり、もんじゅで職を得た。「これで、子どもたちが将来を選べるようになった」。橋本さんは区長の責任を果たしたと思った。 もんじゅは、発電で消費した以上の燃料を生み出す「夢の原子炉」――。国と旧動燃はそう説明した。「資源の少ない日本のエネルギー事情を考えると必要な施設。それも、他のどこにもない施設」。橋本さんはもんじゅに特別な感慨を持った。 (略) もんじゅは2014年度当初予算で、投じられた国費がついに1兆円を突破した。 安全性への不信感、経済性の悪さから、もんじゅは脱原発に取り組む人たちにとって、特別な対象となる。2013年12月にはもんじゅを望む白木地区で集会が開かれ、全国から集まった約1千人が廃炉を訴えた。 ◇ 政治家、官僚、事業者、脱原発の市民ら……。その姿を、原発のすぐそばで暮らす人たちの多くが冷ややかにみる。「反対であれ、推進であれ、一度でも集落に入って、地元の住民と直接話そうとする人はほとんどいない」と、橋本さんは嘆く。 2012年7月の関西電力大飯原発の再稼働でも、反対する多くの人たちが全国から集まった。このときも、地元のおおい町民も冷淡な反応だった。橋本さんは「われわれの暮らしを見ようともしないし、話を聞こうともしない。それで理解しろというのは難しい」と話す。 交通の不便な所に、原発はある。何度となく安全性を揺るがすトラブルに直面しながらも原発を容認してきた。地元の人たちにとって、頭ごなしの原発の否定は、原発を受け入れてきた長い歩み、葛藤や不安を否定されるに等しい。 今年1月、脱原発を主張する自民党の衆院議員がもんじゅ視察のため配車を依頼したところ、地元のタクシー会社に拒まれた。この会社は作業員を原発に送迎するバスも運行している。菅義偉官房長官は「言語道断」と強い言葉で批判した。一方で、河瀬市長は「追い詰められた市民の気持ちが誤った形で表れてしまった」と話した。 全文は要無料登録:(核リポート 原発銀座:4)「脱原発」叫ぶだけでは

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原発時代は終わったのではないか via 日経ビジネスonline

エネルギー政策を揺さぶる5.21大飯判決 5.21衝撃の判決 歴史的な出来事が起こった。2014年5月21日、福井地裁は、関西電力大飯原発3、4号機について、運転してはならない、という命令を下したのであ る。日本のエネルギー政策を根本から揺さぶるほどの大きな判決である。関西電力はこの判決を不服として翌22日に控訴した。しかし、仮に、上級審で判決が 覆ることがあったとしても、かなり時間がかかるだろう。 (略) 危険な原発銀座 大飯原発のある若狭湾は、日本の原発銀座。商用炉だけでも、東から、日本原電の敦賀1、2、関電美浜1、2、3、関電大飯1、2、3、4、関電高浜1、 2、3、4の合計13基。これに、「もんじゅ」(日本原子力研究開発機構の高速増殖炉)を加えると全部で14基に上る。さらには、現在廃炉作業中の「ふげ ん」もある。日本で最大の原発密集地帯である。 この密集地帯は、また、危険地帯でもある。若狭湾は、天正地震の津波で大きな被害が出たことが明らかになっている。しかも、大飯1、2号機と3、4号機 の間をほぼ南北方向に走る破砕帯が活断層である可能性が指摘されたことがある(その後、規制委員会の調査チームにより活断層でないとの判断がなされた)。 (略) 安全性の欠陥は「人権侵害の可能性」 「具体的危険性が万が一でもあれば、差し止めが認められるのは当然」。今回の福井地裁の判決文は、原発慎重派の筆者から見ても、かなり思い切った表現になっていると感じる。だから、推進派の人たちにとっては、衝撃的なものだったはずだ。 福島第一原発事故を踏まえ、樋口英明裁判長は「生存を基礎とする人格権は憲法上の権利であり、法分野において最高の価値を持つ」と述べ、差し止めの判断 基準として「新規制基準への適否ではなく、福島事故のような事態を招く具体的な危険性があるか」を挙げた。新基準とは独立して、司法の判断がなされたこ と、しかも、その根拠を「人権侵害の可能性」としたことが画期的である。 そのため、仮に、規制委員会が「新基準に適合している」と判断した場合でも、それが、そのまま再稼働のお墨付きとはならなくなった。 また、使用済み核燃料を貯蔵するプールについても、樋口裁判長は福島第一原発事故で建屋の壁が吹き飛ぶなどして、周辺住民の避難が計画されたことを指 摘。「使用済み核燃料も原子炉格納容器と同様に堅固な施設によって囲われてこそ初めて万全の措置と言える」と、関電の対応の不十分さを批判した。 この批判は、全国のほとんどの原発に当てはまるので、この判決の影響は、大飯だけではなく、他の多くの原発にも及ぶはずだ。 実際、原発差し止め裁判を支援する弁護士らで作る「脱原発弁護団全国連絡会」は5月22日、「判決は、大飯原発3、4号機に限らず、原発が抱える本質的な危険性を認めた」などとする見解を示した。 (略) 川内も「その次」と目される伊方も「延期やむなし」とのムードが広がっている印象だ。大飯判決の影響は非常に深く幅広い。 さらには、福島事故が収束からほど遠い現実も影を落とす。際限なく増える汚染水は制御されておらず、汚染廃棄物の処分場決定も難航している。国民が福島 の状況に対してある程度の安堵感を持つまでは再稼働への機運は盛り上がらないのではないか。しかも、そういう時期が数年内に訪れるとは考えにくい。 日本の原発の歴史が終わるのか。あるいは、すでに終わっているのかも知れない。 全文は原発時代は終わったのではないか

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【大飯原発差し止め判決】住民勝訴わずか1例 上級審で逆転、高い壁 via 47 News

原発の周辺住民らが運転差し止めを求める訴訟は、これまでに数多く起こされてきたが、原告の住民側が勝訴したのはわずか1例で、上級審では逆転敗訴した。危険を訴える住民側には高い壁が立ちはだかってきた。 東京電力福島第1原発事故後、訴訟は全国で相次ぎ、脱原発弁護団全国連絡会(事務局・東京)によると、東京、静岡、大津などの地裁で少なくとも16件が係争中だ。 住民らが耐震性の不備を訴えた北陸電力志賀原発2号機(石川県志賀町)の運転差し止め訴訟では、金沢地裁が2006年「想定を超える地震で被ばくする危険性がある」として、住民側の請求を認め、初の運転差し止め判決を言い渡した。 しかし、名古屋高裁金沢支部は09年、原子炉の耐震性は妥当と判断、一審判決を取り消し、10年に最高裁で確定した。 関西電力大飯原発(福井県おおい町)をめぐっては、大阪高裁が今月9日、住民らが3、4号機を再稼働させないよう求めた仮処分の決定で「稼働は差し迫っておらず、原子力規制委員会が適正に審査しないとの証明はない」として申し立てを却下している。 原発に絡む訴訟で住民側が勝訴したのはほかに、高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の設置許可を取り消した名古屋高裁金沢支部判決(03年)だけ。 続きは【大飯原発差し止め判決】住民勝訴わずか1例 上級審で逆転、高い壁

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大飯原発3・4号機の再稼働差し止め命じる 福井地裁 via 朝日新聞

関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)をめぐり、住民らが関西電力に運転の差し止めを求めた訴訟の判決が21日、福井地裁であった。樋口英明裁判長は250キロ圏内に住む住民らは差し止めを求めることができると判断し、運転差し止めを命じる判決を言い渡した。 […] 差し止めを命じたこの判決が確定しない限り、再稼働審査に適合すれば大飯原発の運転は可能だが、司法判断を無視して再稼働させることには世論の大きな反発が予想される。このため、全国の原発で再稼働に向けた動きが進む中、福井地裁の判決が注目されていた。  差し止めを求めたのは福井県の住民や、原発事故に伴う福島県からの避難者ら計189人。  訴訟の最大の争点は、耐震設計など安全対策の基準となる基準地震動を超える大きさの地震が起きる可能性があるかだった。 […] 原発訴訟をめぐって過去に住民側が勝訴したのは、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の設置許可を無効とした名古屋高裁金沢支部判決(03年)と、志賀原発(石川県志賀町)の運転差し止めを命じた金沢地裁判決(06年)の2例。ただ、いずれも上級審で住民側の敗訴が確定している。(太田航) 全文を読む

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日仏、高速炉研究を推進…仏計画に日本技術協力 via Yomiuri online

(抜粋) 合意文書は、高レベル放射性廃棄物を減らすことに主眼を置いたフランスの高速炉開発計画に、日本が技術協力することが柱だ。共同研究では、日本の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県)による試験が求められており、政府は運転再開に向けた準備を本格化させる。  合意文書は、文部科学省、資源エネルギー庁、フランスの原子力・代替エネルギー庁の日仏3省庁の代表者が署名する予定。5月5日に予定される首相とオランド仏大統領の首脳会談でも合意文書を再確認する運びだ。首相は4月29日から、フランスをはじめ、ドイツ、英国、ベルギーなど欧州6か国を歴訪するため、羽田空港から政府専用機で出発する。 全文は日仏、高速炉研究を推進…仏計画に日本技術協力(要有料登録)

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(耕論)廃炉の現実 山名元さん、佐藤暁さん、竜田一人さん via 朝日新聞

(抜粋) ■世界の声聞く気はあるか 元原子炉メーカー技術者・佐藤暁さん 福島第一原発の廃炉は、対症療法をつぎはぎして進めてきたと言わざるをえません。原子炉の冷却システムは仮設のホースに頼り、汚染水の浄化も初期にはセシウムだけしか除去できない装置だった。今後も廃炉工程表のスケジュールは遅れ、コストは想定を上回ると思います。 この状況は、震災前から見られた原子力業界の体質を反映しているのではないか。核燃料サイクル路線は1960年代からうたわれているのに、使用済み核燃料再処理工場(青森県)も高速増殖原型炉もんじゅ(福井県)もいまだにきちんと稼働できていない。計画が遅れるほど原子炉メーカーの仕事が増えるおかしな世界。福島第一原発にも同じようなものを感じます。 福島第一原発で進めようとしている冠水方式は、米スリーマイル島(TMI)原発でも採用されたオーソドックスな手法です。しかし原子炉で溶けた燃料にたどり着くまでの距離はTMIより長く、量も多い。格納容器の鋼板は薄く溶接だらけで、腐食も心配です。原子炉建屋5階の高さまで水を蓄え続けるには強度が乏しく、この選択肢は早く捨てたほうがいい。冠水に成功したとしても、溶けた燃料を取り出す前に多くの炉内構造物を取り除かねばなりません。 格納容器の外面と、それを覆うコンクリートの壁の間には隙間があります。私はここを通り道にした「空冷方式」を提案したい。地下に放射線を防ぐ遠隔操作室をつくり、溶けた燃料を取り出して粉砕する。それを海外の使用済み燃料と同じように「乾式キャスク」という容器に入れて現地に保管するのです。 国は溶けた燃料の取り出し方を国内外から公募していると言いますが、やり方に問題があります。東電はさまざまな情報を公開しているとはいえ、この目的のために、福島第一原発に 関する必要な情報を海外向けにまとめて紹介しているわけではない。膨大で断片的な日本語の情報を読み解いてまで関心を寄せる応募者は、相当限られるでしょ う。世界に呼びかけているという国内向けのポーズではないかと疑われています。もっとわかりやすく情報をまとめ、積極的に扉を開けば、より多くの技術提案 が出てくるはずです (略) ■再稼働し「職人」絶やすな 漫画家・竜田一人さん 東京電力福島第一原発、通称「いちえふ(1F)」での作業の実態を描いた漫画「いちえふ」を昨秋から雑誌で連載中です。2012年6~12月に自ら1Fの現場で働いた体験を、ありのままに描いています。 もともと福島県には何の縁もありません。「3・11」の後、被災地のために何かできないかと仕事を探していたところ、1Fで作業員を募集しているのを知り、好奇心とちょっぴりの義侠(ぎきょう)心から行こうと決めました。 放射線の不安ですか? 自分なりに情報を集め、身体への影響も現状なら心配ないと納得して行ったので、特になかったですね。現場には随所に線量の 掲示板があるし、高線量の場所にいくと線量計がピーピー鳴る。それらをもとにきちんと把握して作業すれば、むやみに恐れる必要はないと感じました。 防護服での作業はきついし、放射線以外にも様々な危険がある過酷な職場ですが、技術者や作業員のおっさんはみな、カッコよかった。溶接や配管の熟練の技。重機を遠隔操作しての見事ながれき処理。プロの仕事って感じで、あこがれました。 ただ、40年かかると言われる廃炉完了まで、こうした「原発職人」を確保し続けられるかと考えると、不安です。最大の障壁は被曝(ひばく)線量の制限でしょう。 1Fで働く人の多くは、年間20ミリシーベルトの放射線を浴びると、もう現場には行けない。私が半年で1Fを出ざるをえなくなったのも、そのためです。 1年ごとにリセットされるので、年度が替わるとまた働けますが、実働時間はかなり限られる。職人たちの技術を生かしきれないうえ、後継者を育成する時間も足りません。1Fの中だけで技術者や作業員の技量を維持するのは、無理なんです。 いま日本の原発は全部止まっていますが、私は原発作業の技量と人員を確保するために、当面、安全な原発の再稼働は必要だと感じています。 全文は(耕論)廃炉の現実 山名元さん、佐藤暁さん、竜田一人さん

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