原発を不要にする省エネ・地中熱 (菅直人)via Blogos

5月31日(土)の日経新聞13面に、コマツ、電力「自立」工場、という見出し。省エネを徹底し、電力購入量を9割削減、その上、床下の地中熱を利用した熱交換で真夏日でも快適な作業環境を実現という記事。

我が家も、床下を断熱材で囲んで空気の貯まる空間とし、その空間に貯まっている空気を換気扇で室内に送っている。床下からの空気は、30度を越す真夏日でも外気温度より数度低く、床下の空気で換気している一階の部屋はクーラーを使わなくても済んでいる。

地下10メートルの地中温度は、季節にかかわらず、地表の温度の年間平均温度と言われている。東京ではほぼ17度という。東京スカイツリーでも活用されている。地下深く掘らなくても、床下を断熱材で囲うだけでも相当効果がある。

地中熱の利用は日本ではまだあまり進んでいない。夏の冷房効率を上げるだけでなく、積雪地帯では冬の融雪にも活用でき、実際に駐車場の融雪に使っている例もある。

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この日、石川県南部の小松市は真夏の陽気。今年最高の31.6度を記録したが、新棟内は快適だ。床下から立ち上るヒンヤリした空気が作業員を包み、背の高さくらいまでの空間を効果的に空調する。床下には地下水や地熱を利用した熱交換で空気を冷やす装置が潜む。

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