東日本大震災:なぜ? 被災地で続く燃料不足 via 毎日jp

東日本大震災は1日で発生から3週間となったが、被災地では依然、深刻な燃料不足が続いている。国は増産や緊急輸入などの対策を進めているのに、なぜ改善しないのか。いつ解消するのか。【樋岡徹也、堀智行】

海江田万里経済産業相は先月17日、ガソリンなどの燃料不足解消へ向けた緊急対策を発表した。西日本の製油所13カ所の稼働率を80%から95%に上げ、被災地に1日当たり約2万キロリットルを供給。北海道の室蘭、苫小牧両製油所から届く約1.8万キロリットルと合わせ、「東北地方の被災前の1日の需要量3.8万キロリットルを満たす」とした。

ところが、増産などで必要量は確保したものの、東北地方への供給量は2.2万キロリットルにとどまる。西日本からの燃料は海路で塩釜油槽所(宮城県塩釜市)などの油槽所へ運び込み、そこからガソリンスタンド(GS)へ配送するが、経産省の担当者は「油槽所や港湾の復旧が十分進んでいないため、燃料を十分には搬入できない。それを補うための日本海側からの陸路による配送も、被災地まで距離があり、タンクローリーの稼働率が上がらない」と話す。

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