東京電力福島第1原子力発電所の事故を受け、福島県伊達市で13日、細野豪志環境相が放射性物質を取り除く除染作業に参加し、全国各地から集まった約60人のボランティアとともに民家の庭の除草や表土の除去などに汗を流した。
環境省は8日から、除染作業への市民参加を促すため、福島県内の市町村が募集するボランティア情報をホームページで紹介する試みを始めており、伊達市での作業はその第1弾。13日は一部が局地的に放射線量が高い「特定避難勧奨地点」に指定された同市霊山町下小国地区を対象に、家屋の軒下や庭などの除染作業に取り組んだ。