木質バイオマス発電を考えるオンライン・シンポジウムviaフクロウの会(福島老朽原発を考える会)その他

飯舘村では超高濃度の樹皮を燃やすバイオマス発電建設計画が発表されました。
これに象徴されるように、いま、福島では放射能汚染した森林を伐採して燃やす
バイオマス発電計画が進められています。放射能汚染木を燃料とする木質バイオ
マス発電は放射能の再拡散=バラマキという重大な問題をはらんでいます。

放射能汚染問題だけではありません、FIT制度の下に全国各地で急増する木質バ
イオマス発電は様々な問題を抱えています。膨大な燃料確保のための無秩序な森
林伐採が国内外で行われています。これによる生態系の破壊、洪水、土砂崩れの
発生、騒音、異臭、事故などの問題を引き起こしています。大型木質バイオマス
発電は熱効率が悪くCO2発生を増大させています。

こうした状況の中で、全国各地で木質バイオマス発電問題に取り組む運動があり
ます。心配や危惧をいだいている個人の方々も多くいらっしゃるはずです。こう
した全国の状況を共有化し問題解決のヒントを探るためのオンライン・シンポジ
ウムを開催したいと思います。オンライン形式ですので、お気軽に広く全国の皆
さまが参加されることを期待します。

●よびかけ団体

フクロウの会(福島老朽原発を考える会)/放射能ごみ焼却を考えるふくしま連
絡会/木質バイオマス発電チェック市民会議(長野県東御市)/ちくりん舎
(NPO法人市民放射能監視センター)

●シンポジウムの内容

◇各地からの現状報告
① 長野県東御市から・・木バスチェック市民会議 川端眞由美
② 新潟県三条市から・・未来の生活を考える会・三条 鶴巻敏樹
③ 福島県田村市から・・大越町の環境を守る会 久住秀司
④ 飯舘村その他福島県の状況・・ふくしま連絡会 和田央子

◇各地からの発言(伊達市から(予定)他)
※発言を希望される方は事前にご連絡いただけるとスムーズです。

◇コメント
① FIT制度からみた木質バイオマス発電・・FoE Japan 満田夏花
② 木質バイオマス発電の技術的問題・・ちくりん舎 青木一政

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