Daily Archives: 2019/05/22

原発ハンビッ1号機の熱出力計算・判断ミスは危険極まりない「ヒューマンエラー」via Hankyoreh

中性子反応度の手記計算ミスで 無免許運転員が制御棒を過多に抜き取り 熱出力制限値の3倍以上高騰  人的な緩み・錯覚・予測失敗など重なり 設備異常より深刻な事故を招く ハンビッ発電所長など責任者3人を職位解任 全羅南道霊光(ヨングァン)の原子力発電所ハンビッ1号機で発生した「熱出力暴騰事故」は、当時の設備運転者たちの判断ミスや安全不感症が原因だったことが分かった。設備異常や地震のような外部の影響よりも、人的な緩み、錯覚、予測失敗、未熟練などを意味する「ヒューマンエラー」が重なる場合、より大きな重大事故が発生する可能性があるという点を再確認させたという指摘が出ている。 21日、原子力安全委員会(原安委)と韓国水力原子力(韓水原)側の説明を総合すると、10日、ハンビッ1号機の熱出力が運営技術指針書上の制限値の5%を超え、18%まで急騰した原因は、原子炉の制御棒運転者らの計算と判断による制御棒の過多抜き取りだった。制御棒は原子炉の出力を調節する設備の一つで、制御棒が挿入されると出力が減少し、抜き取ると増加する。 制御棒は完全挿入時には0ステップ(段階)、完全抜取時には231ステップと表現される。原安委によると、制限値である5%の熱出力を維持するためには、制御棒は当時43ステップでなければならなかった。しかし、原子炉操縦士の免許がない韓水原職員が100ステップまで制御棒を抜き取った。これによって1時間に最大3%ずつ高くなるべき出力が、わずか1分で18%まで跳ね上がる事態が起きた。原安委は、当該職員に密着し口頭指示を下さなければならない原子炉操縦監督者免許所持者(発電チーム長)の指示・監督不行き届き情況を確認し、追加で調査している。 (略) 原安委と現場に調査団を派遣した原子力安全技術院は、一番目の方式で熱出力が18%まで高騰したのを確認し、韓水原は当時二番目の方法で計測して手動停止せず引き続き稼動した。このため原子力安全技術院調査団が午後4時に現場点検に着手し、6時間後になって手動停止が行われた。 (略) ハンビッ1号機は、出力の急増現象の2分後の午前10時32分に制御棒が原子炉に再挿入され、安定を取り戻した。韓水原は制御棒を手動操作する場合、1分に48ステップが動き2分要したと説明した。原安委は特別司法警察官を投入し、韓水原の原子力安全法違反の有無を捜査している。韓水原はハンビッ発電所長など責任者3人を職位解任し、原安委の調査とは別に内部監査を行うことを明らかにした。 チェ・ハヤン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr ) 全文は原発ハンビッ1号機の熱出力計算・判断ミスは危険極まりない「ヒューマンエラー」 韓国語原文:http://www.hani.co.kr/arti/economy/marketing/894815.html 当サイト既出関連記事:「韓国原発で重大事故の恐れあった」 運営会社の安全軽視に批判 via 毎日新聞

Posted in *日本語 | Tagged , , | 3 Comments

Feds say San Onofre nuclear fuel transfers can resume via San Francisco Chronicle

SAN ONOFRE, Calif. (AP) — Federal regulators are allowing operators of a closed Southern California nuclear power plant to resume transferring nuclear waste to a storage facility. The San Diego Union-Tribune says the U.S. Nuclear Regulatory Commission on Tuesday gave … Continue reading

Posted in *English | Tagged , , , | 3 Comments

福島原発の特定技能外国人就労「極めて慎重な検討」要請 via 朝日新聞

東京電力が4月に始まった在留資格「特定技能」の外国人労働者を福島第一原発の現場作業に受け入れる方針を表明したことについて、厚生労働省が21日、「極めて慎重な検討」(根本匠厚労相)を東電に求めた。日本語に不慣れな外国人労働者が放射性物質が残る現場で働くことは労災事故につながりかねないためで、事実上、受け入れ方針の見直しを促した。 厚労省はこの日、東電に対し、安全衛生教育や被曝(ひばく)線量管理、健康管理などで日本人と同等以上の対策を同社のほか、廃炉作業に携わるゼネコンなど協力会社が取るよう求める通達を出した。母国語で翻訳された教材を作ることなども求めている。東電が近く協力会社を対象にした会議を開くことから通達に踏み切ったという。 福島第一原発は事故から8年がたった今も、原子炉建屋周辺など放射線量が高い区域がある。溶け落ちた核燃料の取り出しなど、より困難な作業も予定されている。 特定技能の外国人に原発で作業をさせることを関係法は禁じておらず、厚労省は「民間企業の判断」との姿勢だ。ただ、在留期間が最長5年の外国人労働者が帰国後、被曝線量なども含めた健康チェックを将来にわたって確実にできるのかを疑問視する声があり、送り出し国の側からも懸念が出ている。ある厚労省幹部は「何の法的制約もないため、先手を打った」と話す。 全文は福島原発の特定技能外国人就労「極めて慎重な検討」要請

Posted in *日本語 | Tagged , , | 3 Comments

Tepco cautioned about employing foreign workers at Fukushima nuclear plant under new visa system via The Japan Times

The government on Tuesday urged the operator of the disaster-stricken Fukushima No. 1 nuclear plant to carefully examine the firm’s plan to have non-Japanese work at the complex under a new visa program, citing difficulties in managing long-term health risks. … Continue reading

Posted in *English | Tagged , , , | 3 Comments