東京電力は5日、福島第1原発事故の発生当時の様子や廃炉作業の進捗(しんちょく)状況を紹介する廃炉資料館(富岡町)の来館者数がオープンから約3カ月で1万人を突破したと明らかにした。年間目標は2万人だが、目標の半数を達成し、東電は「想定を上回った」としている。
東電によると、昨年11月末の開館以降、今月5日までに1万24人が来館。第1原発の視察者が立ち寄ったケースも含まれる。
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「私たちが思い込んでいた安全とは、私たち東京電力のおごりと過信に過ぎなかったことをまざまざと思い知らされました。あの巨大津波は事前に予想が困難だったからという理由で、今回の事故を天災と片付けてはならないと思います」
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東京電力廃炉資料館:福島県双葉郡富岡町小浜中央378。JR常磐線・富岡駅から徒歩15分。0120-502-957。無料。午前9時半~午後4時半。毎月第3日曜と年末年始は休館。