Daily Archives: 2018/07/31

<東京五輪>聖火到着地は松島基地 組織委「復興五輪に沿う」 via 河北新報

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は30日、ギリシャで採火される聖火の日本到着地が、東日本大震災の津波で被災した航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)になると明らかにした。聖火リレーの出発地は福島県に決まっており、「復興五輪」の理念に沿うと判断した。 サッカー施設、Jヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)であった理事会の冒頭、森氏が「松島基地を到着させる場所にしたい」と述べた。到着後の式典などは今後検討する。 […] Jヴィレッジは東京電力福島第1原発事故の対応拠点になり、28日に一部再開した。組織委は被災地の現状を把握し大会運営に生かすため、初めて東京以外で理事会を開いた。 岩手、宮城、福島の被災3県の知事、副知事との意見交換もあり、内堀雅雄福島県知事は「多くの県民が笑顔で皆さんを迎え、支援への感謝を伝え、精いっぱい応援できるよう準備していく」と述べた。 理事の有志は理事会に先立ち、津波被災から復旧したいわき市小名浜の魚市場を視察した。魚の放射性物質検査の様子を見学し、水揚げされたイシガレイの刺し身などを試食した。       全文

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(うねり 核兵器禁止条約から:1)「核は強さ」米国の壁、越える声を via 朝日新聞

 原爆投下後に疎開先から長崎の自宅に戻り、被爆した長崎市の森口貢(みつぎ)さん(81)。当時8歳。家も木もなくなった爆心地近くで遺体を焼く白い煙が立ち上るのを目の当たりにし、そのにおいが今も忘れられないという。 3月上旬、原爆のプルトニウムが作られたハンフォード核施設の地元、米ワシントン州リッチランドなどを訪れ、被爆証言を交えて講演し、施設による放射線被害を訴える住民らとも交流した。 キノコ雲をシンボルマークにする地元高校は春休み中だった。校長に被爆証言集の英訳版を手渡した。再び訪ね、生徒らと語り合いたいと願う。「『核は良いもの』という概念を崩していくのは途方もないこと。でも、米国にいる人たちと手を組んで頑張っていきたい」 森口さんの訪問の受け止め方は様々だ。支援したホイットマン大教授のシャンパ・ビスワスさんは「講演に多くの聴衆が涙を流した。核軍縮の小さな一歩だったが、とても重要な一歩だった」と振り返る。 一方、元リッチランド市長のジョン・フォックスさん(90)は森口さんの話に理解を示しつつも、「原爆が戦争を終わらせてくれたおかげで私は徴兵を逃れ、命が救われたと思う。米国が日本本土に侵攻していれば、日米双方の多くの人が殺されたはずだ」と語った。 訪問を取り上げた地元メディアの記事には、好意的な意見の一方で、批判も寄せられたという。 核に対する意識をどう変えていくか。訪問を支援した米国のNPOの宮本ゆきさん(50)は「壁の厚さ」を感じながら模索を続けている。 広島市出身の被爆2世。渡米し、核兵器や平和に対する認識に日米間の隔たりを感じた。米シカゴのデュポール大で、核の歴史などを教える准教授も務める。[…]     全文

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