原発に反対する議員必ず 共産党初議席に挑戦 愛媛県伊方町 遠藤 もと子さん(76)via しんぶん赤旗

 四国電力伊方(いかた)原発が立地する愛媛県伊方町の町議選(定数16、4月11日告示、16日投票)で、日本共産党の遠藤もと子さん(76)が初の党議席獲得を目指しています。隣接する八幡浜(やわたはま)市の議員を5期目の任期途中で辞しての挑戦。「原発に反対する議員が一人もいない議会を変え、町民の声で政治を動かしたい」と語ります。(丹田智之)

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記者会見で町議選への立候補を表明した翌日の1月11日には、同原発のゲート前での座り込み行動に駆けつけました。「人生最後の力を振りしぼって頑張ります」と報告し、激励の声援と連帯の拍手が送られました。

昨年7、8月に町内で取り組まれたアンケート調査(「瀬戸内海を守ろう会」、294人が回答)で、伊方原発の再稼働に「反対」する町民は55%にのぼりました。しかし、高門清彦町長をはじめ町議会は全議員が再稼働を容認し、同8月、3号機は再稼働されました。

遠藤さんは「伊方原発を止めるためには、それを主張する議員がどうしても町議会に必要。伊方の人々の声をまっすぐ議会に届けたい」と町議選への立候補を決意しました。

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ゲート前などで原発反対の行動を続けてきた「八幡浜・原発から子どもを守る女の会」の斉間淳子代表(73)は「遠藤さんが立候補することで、きっと多くの町民が勇気づけられる。原発事故が起きて故郷を奪われることがあってはいけない」とエールを送ります。

遠藤さんと対話し、共感した元公務員の80代の男性は2月、「将来を考えたら、原発は止めるべきだと思う。遠藤さんを絶対に勝たせないといけない」と入党しました。町で36年ぶりの新入党者です。遠藤さんを紹介する「伊方民報号外」の束を携え、集落の一軒一軒に配り歩いています。

「原発をなくしたら町が寂れてしまう」と心配する男性は、遠藤さんから「廃炉に向けた作業で雇用が確保され、再生可能エネルギーへの転換で新しい雇用も生まれます」と展望を示され、「そうなればいいと思う。ぜひ頑張ってほしい」と激励しました。

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