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(プロメテウスの罠)内部告発者:27 GEは口をつぐんだ via 朝日新聞

内部告発者のケイ・スガオカ(62)とデール・ブライデンボー(82)は昨年3月9日、サンフランシスコで初めて会った。

反原発団体「ノーニュークス行動委員会」などの主催で「原子力内部告発者大会」が開かれていた。ブライデンボーは講演の冒頭、会場に「ケイはいるかい」と呼びかけた。

「電話では何度も話したし、新聞で彼の写真を見たが、実際に会ったことは一度もなかったんだ」

スガオカは一番後ろの席の右端に座っていた。司会が前に出るようにという。ちゅうちょしたが、結局、発言者席まで歩いた。ブライデンボーと言葉を交わし、握手した。

(略)

2人はみんなの前で東京電力福島第一原発4号機について話し合った。その中で、スガオカはとんでもない事実を明らかにした。

「地震のとき、4号機にはGEの人間がいた。彼らは原発から逃げ出した。そしてGEは彼らを日本から出国させた。GEは口をつぐんでいるが、私は内部につながりがあるから知っている」

GEの技術者たちは地震発生のとき、4号機の原子炉建屋にいた。それなのに、事故に立ち向かわず、東電を助けず、現場を離れたのだという。それは恥ずべきことだとスガオカは思う。

ブライデンボーは4号機の使用済み燃料プールについて語った。そこには1千体を超す多量の使用済み核燃料がある。再びM9クラスの地震が来てプールが壊れ、水が失われると、大変なことになる――。

(プロメテウスの罠)内部告発者:29 声上げ続けていれば

ケイ・スガオカ(62)の内部告発東京電力のトラブル隠しが発覚した後、福島県知事だった佐藤栄佐久(74)は東電の社員を前に「今回の問題を小さくとらえないで、皆さんの悩みなどをしっかり受け止めるシステムを築いてください」と訴えた。2003年9月16日のことだ。

内部告発をした人を守る公益通報者保護法が制定され、06年4月に施行された。

しかし佐藤は06年10月、収賄容疑で逮捕された。無罪を主張したものの、有罪判決。流れが変わった。

「その結果がこの事故です。私から見ると本当に経済産業省もいい加減で、ウソはつくし、どこにも司令塔がなくて、ブレーキもかけられないで、ここまで来ちゃった」

スガオカは今、警備の専門家としてイベントなどの際にパートで働き、生計を立てる。休日には高校バスケットボールの審判をして数千円(25~66ドル)の報酬を受け取る。

スガオカからすれば、GEと東電は、第二の故郷である福島を放射性物質で汚し、友人たちとの交友の場を奪い去った張本人だ。

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