「お金と安全どちらを大切にする会社?」新潟県知事に突っ込まれた東電険し「原発再稼働」via J-Cast

 「おたくの会社はお金と安全、どちらを大切にする会社ですか」と聞かれ、「お金です」と答える社長はいないだろう。東京電力の広瀬直己社長は新潟 県の泉田裕彦知事からきのう25日(2013年9月)に改めてそう聞かれ、「当然、安全です」と答えた。柏崎刈羽原発6、7号機の1日でも早い再稼働を目 指している東電は、追加の安全対策を示して再稼働申請への理解を求めたが、知事は「預かる」として回答を留保した。「安全です」といっても、そう簡単には 信じてもらえないのが、今の東電の置かれた立場だ。

物別れから2か月半…フィルター付きベント設置は評価

会談は2か月半ぶりで、前回の7月5日の会談では泉田が矢継ぎ早に質問し、途中で広瀬の発言を遮る場面もあり、最後は「どうぞお引き取り下さ い」と言い渡すなど、とげとげしい雰囲気で物別れに終わった。それに比べ、きのうは安全対策としてフィルター付きベントを追加するという広瀬の提案に耳を 傾け、前回は拒んだ東電の文書も受け取った。

(略)

東電は知事の了解を得たうえで、原子力規制委員会へ安全審査を申請する方針だ。会談を終えて広瀬は「(安全審査申請の)事前了解のお願いをさせてい ただいたわけですから、了解をいただいて申請をさせていただきたい」と期待をにじませたが、泉田は「きょうのやり取りを聞いてもなるほどとは思えない」と もいっている。規制委の審査を通っても実際の再稼働には地元の同意が必要で、ボールは知事の手中にある。

東電は柏崎刈羽原発の再稼働を前提にした事業計画で銀行から金を借りている。その一部の借り換えが10月に迫っていて、12月には新たに3000億円を借りなければならない。焦りの色を隠せない。

全文は「お金と安全どちらを大切にする会社?」新潟県知事に突っ込まれた東電険し「原発再稼働」

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