【汚染水問題】 「実態分かっていれば大飯の再稼働できなかった」 元経産副大臣 via 47 News

昨年の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働時、経済産業副大臣だった民主党の 牧野聖修 (まきの・せいしゅう) 前衆院議員が14日までに共同通信のインタビューに応じ、東京電力福島第1原発で深刻化する汚染水漏れをめぐり「今の福島の実態が分かっていたら、大飯の 再稼働はできなかった」と語った。今後の原発再稼働にも「汚染水の対策ができない状態では困難だろう」との見解を示した。

大飯原発は、安全評価(ストレステスト)の審査が最も早く進み、当時の野田佳彦首相や枝野幸男経産相らが“政治判断”で再稼働を決めた。

昨夏の判断について、牧野氏は、関西の中小企業や医療関係者から何度も陳情を受けたとし「電力需要に対し、供給が間に合わないとの危機感があった」と振り返った。

福島第1原発では、事故から2年半が経過した現在も、高濃度の放射性物質を含む汚染水が漏えい。政府は1日300トンが海に染み出していると試算し、今月3日、国費470億円を投じる対策を打ち出した。

牧野氏は「大飯原発では津波を中心に過酷事故対策がとられた。当時、分かった情報に基づく判断としては間違っていない」と強調した。

一方、汚染水漏れを東電が認めず、政府の対応も後手に回ったことに関し「都合のよい情報しか出さず、すぐにひっくり返る。技術者、科学者、政治家 への国民の不信感が増幅している」と主張。除染作業の遅れ、原発敷地の活断層問題にも触れ「昨年と今とでは条件が全く違う。再稼働のハードルはさらに高く なっている」と指摘した。

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