福島第1タンク北側井戸からトリチウム6.4万ベクレル=東電 via ロイター

[東京 11日 ロイター] – 東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)は11日、福島第1原発で汚染水漏れが起きたタンクの北側に掘った観測井戸から10日に採取した水を分析したところ、1リットル当たり6万4000ベクレルのトリチウムを検出したと発表した。

8日には同4200ベクレルのトリチウムを検出しており、2日間で15倍に増えた。

東電は、同タンク南側に掘った井戸から4日に採取した水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が同650ベクレル検出されたと5日に発表。

(略)

今回、別の井戸からトリチウムの検出量が急増していることについて、東電の広報担当者は、汚染水が地下水に到達した可能性が「より高まった」と話した。

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