英紙に原発事故当初の実証データ発表 via デーリー東北

東京電力福島第1原発事故が発生した直後に福島、宮城両県内で大気や土壌を測定した弘前大学被ばく医療総合研究所の床次眞司教授(48)=放射線防護学=らの研究グループの論文が26日、英科学電子雑誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。
論文では、原発の南側と北西側の放射性プルーム(雲のような塊)で、ヨウ素とセシウムの比率が異なることを指摘。併せて「ヨウ素吸入による被ばくはゼロではないが、人体に影響が出るレベルではない」としている。
床次教授は取材に「原発事故当初の実証データを示すことで、初期被ばくの実態解明や、シミュレーション研究の精度向上につながるはずだ」と話している。

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研究グループは「原発の北西側に流れた放射性プルームと、南側に広がったものとは異なる組成だ」と結論付ける一方、「甲状腺被ばくへの影響は極めて少ない」とした。

全文は英紙に原発事故当初の実証データ発表

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