“FUKUSHIMA, Never Again via サンフランシスコ・シネマライフ

2月に当地でプレミアされた “FUKUSHIMA, Never Again” というドキュメンタリー映画の紹介をしよう。製作したのはLabor Video Project。スティーブ・ゼルツァーさんと鳥居和美さん夫妻が、昨秋日本に滞在した際に撮った映像をまとめた作品で、放射能汚染の最前線で闘っている福島の人たちの現在の声を伝えている。

映画は、まず昨年10月末に参議院議員会館で行われた「渡利の子供たちを守れ!」の政府交渉から始まる。

「政府は子供を守る気があるのか?」と政府側に詰め寄る親たち。校庭の土を持ってきた佐藤幸子さん(子供たちを放射能から守る福島ネットワーク)は「この土を舐めてください。子供たちは転べばこの土が口に入るんですよ」と迫り、会場は明快な返答を避け続ける政府側に対する不信感と怒りに包まれていく。

次は11月6日の反原発・反失業総決起集会。子供を疎開させたという中手聖一さん(同上)や椎名千恵子さん(未来を孕む女たちのとつきとおかのテントひろば世話人)らが短いが強い決意を感じさせる演説をし、その映像と共に壇上で演説に聞き入る福島の子供たちの姿も映し出された。

続きは “FUKUSHIMA, Never Again

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