米誌フォーリン・ポリシー12月号は、2011年版「世界の頭脳トップ100組」のランキングを発表。29位に反原発運動を推進する社民党の福島瑞穂党首と日弁連の海渡雄一事務総長の夫妻を選んだ。
トップには「アラブの春」に貢献した米ネット検索大手グーグル幹部のゴニム氏や国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ前事務局長、イエメンの女性人権活動家でノーベル平和賞に決まったカルマンさんら14人のグループが選ばれた。同誌は福島、海渡両氏について「過去30年にわたって国会と法廷というそれぞれの活動場所で日本の原発推進に抵抗を続けてきた」と紹介した。
両氏は今年8月にも米紙ニューヨーク・タイムズで「日本で最も有名な反原発カップル」として取り上げられた。日本人ではこのほかIT実業家から転身した米マサチューセッツ工科大(MIT)メディアラボの伊藤穣一所長(73位)らが入った。(共同)
世界の頭脳に福島党首夫妻 米誌「原発推進に抵抗続けてきた」 100組中29位