◇「上関に不要」「きれいな海が好き」
上関原発の建設工事中止を訴えて市街地を歩く「虹のパレード」が14日、山口市の県庁周辺であった。映画や音楽イベントなどを企画する「ゆるゆるつながりネットワーク」(宇部市)が主催。呼びかけに集まった家族連れなど約100人が県庁を出発し、道場門前商店街など約4キロを練り歩いた。
パレードは上関原発の建設問題に関心を持ってもらおうと、09年12月に始まり、今回で4回目となる。東日本大震災による福島第1原発の事故を受け、「反原発の意思表示を」と開催した。打楽器のリズムに合わせ、「上関に原発はいらない、山口のきれいな海が好き」などと訴えた。
同ネットワークの村川博司代表(45)は「何かあってからでは遅い。パレードを機に、それぞれがそれぞれのところで、反原発を訴えてほしい」と話した。【井川加菜美】
〔山口版〕
『上関原発建設計画:反原発「虹のパレード」 県庁出発、市民ら100人が訴え /山口』 via 毎日jp
第4回 脱原発虹のパレード 5・14 2011