『提言「福島大学および県は、低線量被曝リスクについて慎重な立場を』 on 福島大学原発災害支援フォーラム

提言 「福島大学および県は、低線量被曝リスクについて慎重な立場を」
(2011.4.27)

【はじめに】
福島第一原子力発電所の爆発事故により、大量の放射性物質が環境中にまき散らされました。私は、実際に「被曝」をしている当事者として、この身に降りかかるリスクについてできるだけ冷静に論じたいと思います。

【低線量被曝リスクについての既存見解】
ここで問題とするのは、積算で100mSv以下のいわゆる「低線量被曝」です。たとえば福島市では、事故から一ヶ月間の積算放射線量はおよそ3.5mSvであり、4月27日現在でも毎時1.5μSvを超えているので、人によっては今後一年間で10mSv程度の被曝量に達するケースもあるかもしれません。もちろんこれは外部被曝だけの値であり、内部被曝については別途考慮する必要があります。

現在のところ、低線量被曝の健康被害(たとえば晩発性のガン)についての見解は、世界的にみても一致しているわけではありません。大きくわけると、以下のような3つの立場が存在しています。なお、【 】内はそれを支持する主な機関です。

全文は『提言「福島大学および県は、低線量被曝リスクについて慎重な立場を』から。

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