中国電力が本日、祝島島民の会や島の漁業者らを訴えた仮処分などのうち、一部の訴えの取り下げを発表したのとことです。
今回取り下げると発表したのは、今年の2月21日、島の人口を上回る600人規模の動員で埋立て工事を強行しようとした日に山口地裁に申し立てた仮処分のようです。
この仮処分申し立ては、埋め立て工事区域の「外」、2市4町にまたがる広大な海域で中国電力の作業台船等の船舶の前方600m、左右後方200mという広範囲に祝島の船が存在すること自体を禁止する決定を求めたもので、まさに祝島の漁業者から海を奪うことが目的としか思えない常識はずれのものです。