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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: 浪江
原発事故 校歌で絆深め 首都圏の福島避難者が「歌う会」 via 毎日新聞
東京電力福島第1原発事故で故郷を離れ首都圏に避難した福島県浪江、富岡両町の町民ら有志が、母校の校歌を通じ古里との絆を深める機会をつくろうと、「浪江町と富岡町の小中学校の校歌を歌う会」を結成した。24日は浪江町で開かれる十日市祭のステージで歌う予定で、今後も県内外で、散らばった仲間と校歌を歌って回る計画だ。 「海までつづく たかせ川」「阿武隈の山脈(やまなみ)はるか」「大膳原や 小良ケ浜」……。震災当時、浪江と富岡には小中学校が計13校あった。校歌には、自然豊かな古里の原風景が刻まれている。歌う会を設立した一人で、浪江町から東京都町田市に避難している木幡四郎さん(70)は「校歌を通じて県内外の町民同士のつながりを取り戻し、若い世代に伝統ある校歌を伝えていきたい」と説明する。 […] 木幡さんは首都圏で暮らす避難者の支援や交流の場づくりを続けており、横浜市のNPO法人「かながわ避難者と共にあゆむ会」の協力をもらい、今年8月に歌う会を結成した。 […] 歌う会の活動や校歌はホームページ(https://schoolmate.online/index.html)に掲載している。【尾崎修二】 全文
原発事故の記憶「語り継ぐ」祈念碑除幕式 via 毎日新聞
[…] 苅宿地区には事故前、約100世帯が住んでいたが、これまでに帰還したのは7世帯にとどまる。多くの住民が暮らした証しを残そうと、町の補助金なども受けて約290万円で祈念碑を建てた。 場所は町中央公民館苅野分館前。復興の決意を黒御影(みかげ)石(高さ約2.6メートル、幅約2.1メートル)に刻み、裏面には事故当時の98人の世帯主名を入れた。 除幕式で、行政区長の松本伸一さん(65)は「碑を目にした人がこの地を心にとどめ、次世代に語り継いでほしい」とあいさつ。地元に伝わる鹿舞や神楽が奉納され、集まった住民ら約50人が完成を祝った。 福島市に避難中の長岡新一さん(80)は年内に帰還するといい、「この祈念碑が、住民のつながりが強かった事故前を思い出させ、戻る人が増えたら」と話していた。【岸慶太】 全文
「追悼施設」整備に1億円 国交省配分、相馬福島道路など整備 via 福島民友
東日本大震災の犠牲者の追悼などを目的に浪江町両竹地区に整備される「国営追悼・祈念施設(仮称)」について、国土交通省は30日、新年度から基本設計や測量などを実施する方針を明らかにした。 国交省が同日発表した新年度予算の公共事業予算配分(箇所付け)で、新規事業として同施設の整備事業費1億円が盛り込まれた。同施設は浪江、双葉両町にまたがるエリアに整備される県復興祈念公園の中核に位置付けられ、震災の記憶や教訓の伝承とともに復興を発信する拠点となる。 このほか、2020年度に全線開通予定の東北中央道「相馬福島道路」は、霊山インターチェンジ(IC)―福島北ジャンクション(JCT、仮称)間12.2キロの「霊山―福島」に183億6000万円、相馬IC―相馬山上IC間6キロの「相馬―相馬西」に40億6900万円が配分された。 […] 全文
福島・浪江町、帰還まだ2%「元々何もなかった。慣れるとなんとかなる」避難解除後初の正月 via 産経ニュース
[…] 正月といえば、初詣。神社に向かった。しかし、参拝客の気配はなかった。 神社をあとにして、浪江駅近くで、歩いていた女性(80)に出会った。昨年の避難指示解除とともに二本松市の復興公営住宅から戻ったという。 歯科足りず40日待ち 新年を迎えて、どのような年になってもらいたいかを尋ねてみた。 「お医者さんにかかりやすくしてほしい」 とりわけ足りないのは、眼科や歯科。歯科に至っては40日待つこともあるという。日常の生活でも、「食料品は(南相馬市の)原町まで買いに行く」と話し、まだまだ町内の販売網が整っていないことを訴えた。 「。。。」 実際に訪ねてみると、コインランドリーを除いて、全て休業だった。 もっとも、そんな町の風景に違った見方をする住民もいる。 「色々なものがないといっても、ここには元々何もなかった。慣れてみるとなんとかなる」 こう話すのは、町内で電気工事業を営む男性(57)だ。その言葉からは、町外避難を続ける住民に感じている違和感がうかがえた。 「戻らない理由付けをしている。いつまでもひきずらず、町に戻るか、移るか決めればすっきりする」 指摘は厳しい。しかし、それこそが、東京電力福島第1原発事故が産み落としたコミュニティーの断絶かもしれない。 […] 浪江町は4月に小中学校の再開を予定している。 住民の立場で、早くから町の復興に関わってきたのが、浪江町行政区長会会長の佐藤秀三さん(72)だ。 佐藤さんは「浪江に戻ってきた人は不便や不安を覚悟して戻ってきた」と話す。自身も町の生活にさほど不便はないという。 「浪江に戻ってきた人同士で話しても、不満は話題にならない。それが『何か不安はないですか』と、かしこまって聞かれると、違った答えをすることになる。結果的に被災者とメディアが『風評』を作る格好になっている」とみている。 […] 全文
Forest fire in the exclusion zone in Fukushima: Why monitoring the radiation dose is not enough for radioprotection (放射線から身を守るためには、空間線量率と汚染の両方を考慮にいれなければなりません) via Fukushima 311 Voices
[…] Meanwhile, surfing on the internet, we have noticed that many people were looking for radiation dose information, and relied on it for radioprotection. 5月6日、浪江町の山林火災の鎮圧のお知らせが出ましたが、5月7日、鎮火のお知らせはまだ出ていません。この間、ネット上での反応を見ると、放射線防護の目的のために多くの方々が空間線量率の情報を検索しておられるのが見受けられました。しかし、空間線量率だけを見ていては、特に今回の火災のような場合には、放射能防護には重要な不備があります。 Since we also received several questions and comments, we have decided to publish additional comments … Continue reading
放射性物質の飛散を全否定していた福島県が一転、「舞い上がりの影響も否定できず」via 民の声新聞
福島県浪江町の帰還困難区域で4月29日に発生した「十万山」の山林火災で、福島県放射線監視室が始めた大気浮遊じん(ダスト)の測定数値が上昇。それまで放射性物質の飛散を全否定していた福島県も、9日夜に更新したホームページで「測定地点の周辺の土ぼこりや焼却灰の舞い上がりの影響も否定できません」と表現を改めた。県放射線監視室は「今後も数値の動きを注視していく」としているが、県民への注意喚起は無く、広報課の「周辺環境に影響が及んでいる事実は一切ありません」の文面も残されたまま。改めて危機管理の姿勢が問われそうだ。 […] 浪江町では、これまでの最高値のほぼ倍。双葉町や大熊町では約4倍の測定結果となった。採取時間はわずか2、3時間程度のため、測定の精度が決して高くない事は県の担当者も認めるところ。それでも数値は上昇した。気象庁によると、8日の浪江町は、最大瞬間風速が20.3メートル(西南西)だった。 4月29日に山林火災が発生して以降、一貫して放射性物質の二次拡散を否定してきた福島県庁も、この日は「原因については、現時点で判断することはできませんが、今回の山火事の特殊性である落葉の堆積層への火の浸透に加え、ヘリの運行にも支障を来すような西寄りの強い風が終日観測されていることなどにより、測定地点の周辺の土ぼこりや焼却灰の舞い上がりの影響も否定できません」と表現を変えざるを得なかった。データの公表が遅くなったのは、文言や表現に関して関係部署間での調整に時間を要したからだった。〝負の情報発信〟に消極的な福島県庁としては、時間をかけて練りに練った末に「舞い上がりの影響も否定できません」が精一杯の表現だった。 […] […] 長年、協力会社の幹部として原発に携わってきた浜通りの男性は「普段なら枝や葉が覆い尽くしてそんなに舞い上がるとは思えないが、これだけ広範囲で燃えてしまえばフタが取れたのと同じ。強い風が吹けば当然、二次拡散すると考えるのが自然だ。大げさでも何でも無い」と指摘する。 […] 定例会見では、読売新聞の男性記者が紀伊民報(和歌山県田辺市)をやり玉にあげた。今月2日の夕刊コラム「水鉄砲」で浪江町の山林火災を取り上げ、「放射能汚染の激しい地域で山火事が起きると、高濃度の放射線物質が飛散し、被ばくの懸念がある」、「原子炉爆発から6年が過ぎても、収束がままならない事故のこれが現実だろう。政府も全国紙も、この現実にあまりにも鈍感過ぎるのではないか」などと書いた事に対し、直接的な表現は避けているものの福島県として抗議するべきだと迫った。 内堀知事は「県としてなすべき事は正確な情報発信だ」と述べ、コラムに関する対応への言及は避けたが、内堀知事の言う「正確な情報発信」とは「安全」を念頭に置いたものだろう。地元紙の福島民友も9日付の紙面で「正確な情報発信」、「空間線量、大きな変動なし」などの見出しを立てた。行政もメディアも2011年3月から進歩していない。コラムを掲載した紀伊民報社には抗議や取材が殺到。8日付の同コラムで「火災は8日目に鎮圧され、新たな拡散は心配するほどではなかったというのだ。そうなると、僕の不安は杞憂(きゆう)であり、それによって多くの方に心配をかけ、迷惑を与えたことになる。まことに申し訳ない」と陳謝したが、改めて次のように問題提起もしている。 「福島第1原発の事故で汚染され、そのまま放置された地域での山林火災への対応、常に放射性物質の飛散量に気を配って生活している人たちのこと、内部被ばくリスクなどについて考えると、いまも心配でならない。そうしたことについて政府の関心が低いように見えることにも変わりがない」 […]
福島第1原発事故 浪江の「無念」東電社員へ 地元住民ら紙芝居 「安全な廃炉作業を」 /福島via 毎日新聞
東京電力福島第1原発事故の被災体験を紙芝居にし、全国各地で語り継いでいる浪江町の住民らの団体「浪江まち物語つたえ隊」が、東電社員に紙芝居を上演する活動を始めた。「被災者の苦しい思いを心に刻んで、安全な廃炉作業につなげてほしい」と願いを込める。 「原発さえなければ、放射能さえなければ、俺たちだって救助活動に参加できたんだ」。昨年12月、福島市の東電福島復興本社。語り部の岡洋子さん(56)が方言を織り交ぜ、事故によって津波後の捜索活動中断を余儀なくされた浪江町の消防団員を演じる。約40人の東電社員はメモを取ったり、険しい表情を浮かべたりしながら見入った。紙芝居の題名は「無念」で、消防団員の悔しさや苦悩を実話に基づき描いた。 福島復興本社福島原子力補償相談室の板花洋さん(44)は「『原発のせいだ』という言葉が胸に刺さった。被災者の当時の苦しみを忘れず、仕事をしたい」と話した。東電社員への読み聞かせは、紙芝居の絵を手がけた広島市の福本英伸さん(60)が昨年9月に第1原発を視察した際、東電幹部に提案したことをきっかけに始まった。 3万人を超える東電社員全員への上演を目指しており、岡さんは「紙芝居を見てもう一度襟を正してくれれば、伝える意味がある」と話している。 原文
福島第1原発事故 浪江町が懇談会 ひたちなか避難住民から意見 町長「それぞれの意思尊重し支援」 /茨城via 毎日新聞
福島第1原発事故の影響で全町避難が続く福島県浪江町と政府は27日、ひたちなか市で町民を対象にした住民懇談会を開いた。政府は3月末に一部区域の避難指示を解除する意向を示している。これを受け、住民の意見を聞こうと東京や大阪を含む10カ所で2月10日まで開催している。 […] 水戸市に避難している女性(68)は「震災直後は帰りたかったが、約6年がたち、水戸に家を購入した。家族のなかでも帰りたい人と残りたい人が分かれている。二重生活になった場合の補償をしてほしい」と語った。 それに先立ち、政府は除染の進捗(しんちょく)情報や効果について説明。上下水道が全ての地域で復旧済みであることや、3月に診療所が開設され、デマンドタクシーの運行が開始されることなど、インフラ整備の現状を報告した。 馬場有町長は「町おこしではなく『町残し』をやらないといけない。戻る人、戻らない人、迷っている人、それぞれを最大限尊重してサポートしたい」と述べた。【山下智恵】 全文を読む。
<東北電>計画撤回の原発用地 町に無償譲渡 via 河北新報
東北電力は23日、新設計画を撤回した浪江・小高原発(福島県浪江町、南相馬市)の旧予定地のうち、浪江町側の敷地を町に無償譲渡する方針を明らかにした。町は東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が解除された後、ロボットなど先端産業の誘致による雇用創出エリアとして活用する予定。 東北電によると、対象は旧予定地の計約135万平方メートルのうち浪江側約120万平方メートル。現在は避難指示解除準備区域で、除染が既に終わっている。 浜通り地方では、県が研究拠点を集積する「イノベーション・コースト構想」を計画。浪江町には小型無人機「ドローン」などの訓練用滑走路を設ける方向だ。 […] もっと読む。