Tag Archives: 公正・共生

東電、除染費用支払い拒否 74億円、国は黙認 via 朝日新聞

関根慎一、多田敏男】東京電力が除染事業の大半の項目について費用の支払いに応じない考えを2月時点で国に明確に伝えていたことが、朝日新聞が環境省への情報公開請求で得た文書でわかった。国はこれを公表せず、支払い拒否を黙認している。 国が除染費用を立て替えた後、東電に請求するのが「放射性物質汚染対処特別措置法」の規定だ。環境省は現在までに計404億円を請求したが、東電が支払ったのは67億円。国や東電は「内容の確認に時間がかかっている」とし、手続き上の問題と説明してきた。 ところが、東電は2月21日付で環境省に送った文書で、昨年11月の第1回請求分の大半について「支払いが困難であるとの結論に至った」と拒否。環境省が 説明を求めると、2月27日付の回答文書で、第2回請求分をあわせた149億円(118項目)のうち、74億円(95項目)について個別に支払わない理由 を列挙した。さらに、賠償交渉を仲介する「原子力損害賠償紛争解決センター(ADR)」に委ねることを検討するよう提案した。 例えば、除去した土などを保管する中間貯蔵施設の事前調査などの1億円について、東電は「相当因果関係を認めることができるか疑義がある。事前調査や研究などは、国の政策的な努力義務」として支払い不能と回答。除染技術を試すための4・4億円や広報業務費9・6億円も「特措法に基づく措置ではない」と主張していた。 続きは東電、除染費用支払い拒否 74億円、国は黙認

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 原発:「建て替え」明記検討 政府、依存を継続 via 毎日jp

政府・自民党は23日、中長期の原子力政策として、既存の原発の敷地内で旧炉を新しい炉に更新する「リプレース(建て替え)」を打ち出す検討を始めた。年内にまとめる政府のエネルギー基本計画に明記する方向で調整する。安倍政権は規制基準をクリアした原発の再稼働を進める構えで、将来も一定の原発比率を保つ方針を明確にする狙い。しかし東京電力福島第1原発事故の収束が難航するなか、原発依存の継続と受け取れる表現には強い反発が見込まれ、調整の難航は必至だ。 基本計画では、原発を含めたエネルギー構成の「ベストミックス」に言及し、原発を重要・基幹電源と改めて位置づける案も浮上している。一方、既存の国内原発の敷地内で炉を増やす「増設」の表現も検討するが、実現の可能性が乏しいため慎重論は強い。全く別の立地で行う「新規建設」は、「事故以降、住民の理解が得られる見通しがない」(自民党幹部)として記述を避ける方向だ。 安倍晋三首相は今後の原子力比率を引き下げるとしつつ、原発再稼働は「世界で最も厳しい安全基準で判断する」としている。 だが国内で多くの原発が停止する中、原発の寿命を40年とした場合、更新や新増設をしなければ、停止中の原発を含めて2049年には原発がゼロになる計算だ。このため政府・自民党内には、原発の新規立地よりも従来の原発立地を活用する方針を基本計画で示し、「安全性・発電容量で勝る炉に建て替える」と訴えれば世論の批判をかわせる、との見方が出ている。 (略) ただ原発の維持にあたっては放射性廃棄物の最終処分場がないなどの課題も解消されていない。このため安倍首相は今後の原発再稼働の見通しや、世論の動向も見ながら方向性を最終判断する考えだ。【小山由宇】 全文は  原発:「建て替え」明記検討 政府、依存を継続

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福島第一原発作業員 緊急座談会「汚染水処理の現場はヤクザとど素人だけになった」via 現代ビジネス

毎日のように、ニュースを賑わせる原発汚染水問題。安倍首相の見解とはまったく逆だが、ほぼ、アンコントロール状態にあると見て間違いないだろう。最前線で闘う男たちにイチエフのいまを聞いた。 間抜けなことばかり起きる 作業員A 先日もホースの交換中に汚染水が漏れて作業員6人が被曝するトラブルがあったけど、原発汚染水漏れはほとんどが初歩的なミス。8~9割がヒューマンエラーだと思う。 作業員B 作業員の士気、相当低いからね。とにかくコロコロ人が替わるから、責任感みたいなものがない。いま一緒に作業しとる仲間の前職は新宿の居酒屋店員、プールの監視員、塾の講師、トラック運転手と、ど素人ばかり。熟練さんがおらん。 作業員C 僕 はフリーターでした。原発内の前線基地である免震重要棟と隣接するプレハブ小屋に出入りする作業員たちの、備品や汚染度の管理をする仕事をやっていまし て、同僚は10代後半から60代まで数十人。北海道から九州まで全国から来ていますけど、地元の福島の人が一番多いかな。 それはいいんですが、とにかく現場がいい加減。被曝講習がJヴィレッジ(福島第一原発から20kmの距離にある東電の後方拠点)で行われたんです が、ビデオを観た後にテストがあって、それをクリアすると講義を受けてまたテスト。中には居眠りしている同僚もいたんですが、全員合格。ようは形だけなん です。 作業員B 現場で も東電が作業員に直接指示を出すことは、ほとんどない。あっても「早くしろ」「時間がない」くらいやね。こないだ安倍さんが視察に来たけど、ホンマ、大迷 惑でした。というのも「安倍さんに汚いところを見せられない。ガレキを片付けろ!」と東電に言われ、1週間もかけて現場の掃除をやらされたんです。掃除で 作業が滞るというアホらしさ。安倍さんが見たのはほんとのイチエフ(福島第一原発)の姿やないですよ(笑)。 俺たちは何が起きてるんか、これからどないなるんか、何もわからん。毎日毎日、自分の作業が何のためになるんかもわからず、ただ言われたとおり動いとる。 作業員A だから、ゴムシートを現場に置き忘れて、それが排水口に詰まるなんて、初歩的なミスが起きる。「それぐらいで?」と思うかもしれないけど、原発ではちょっとした落とし物でも大事故につながる。 (略) 自分も海に汚染水を流した 作業員B だいた い、タンクから漏れてる汚染水なんて、雨が降ったら確認は不可能。漏れてるのか雨なのか区別がつかん。地下水に至っては、想像もつかんよね。側溝にも明ら かに汚染水と思われる液体がたくさん流れとるけどパッと見、普通の水。よく「今日は何tの汚染水漏れが見つかりました」とニュースでやっとるけど、報道さ れる数字は少なすぎる。ハンパやない量が流れてますよ。せんだって、台風が上陸したときなんて、大雨で側溝の水が溢れそうになったので、海に捨てました。 流した水の放射線量を測定しなかったことを責められましたが、あえて測定せんのですよ。数値によっては犯罪になってまうから。 作業員A ただ、外部被曝に関しては、多少はマシになった。東電がサーベイマップを公開していて、高線量の場所がわかるから。毎時70~80シーベルトという超高線量のところは鉄板で覆ったうえで、張り紙をして、注意喚起している。 (略) 作業員B でも、 福島第一原発には、地雷みたいに、とんでもない高線量のところがまだまだある。原子炉建屋の山側の道を車で走ると、いまもピューッと線量があがりますよ。 特に2号機と3号機の間。あそこは加速して突っ切ります。3月にネズミが仮設の配電盤をかじって停電したよね? どこが停電したか、みんなわかっとったけ ど、線量が高いと有名なところだったから、誰も現場に行きたがらんかった。 作業員A 熟練作 業員の不足は深刻。素人が10人いるより、技術を持った一人のほうが仕事は捗る。震災後、原発作業員の年間被曝量の上限が50から250ミリシーベルトに 上げられたけど、福島第一原発ではそれでもすぐ、被曝限度を喰ってしまって、働けなくなる。熟練工は『高線量部隊』と呼ばれる、原発により近い現場で働く ので、だいたい1~2週間で限度オーバーになってしまう。 (略) 作業員B メディカルチェックは受けとる? 作業員C 3ヵ月に一度、ホールボディカウンターで内部被曝の検査をしてます。その他、契約している総合病院での定期検診が3~4ヵ月に1回ありますね。 作業員B 一緒に働いていた人で、東京の人と広島だか山口だかの人が突然死しましたわ。被曝とは関係ないって言われとるけど……。ただ、労働条件が過酷なのは間違いない。夏なんて、シャワー浴びたのかってくらい、汗をかく。 作業員D ケ アの面もどんどん悪くなってます。以前は線量オーバーで離職した人間は、半年か年に1回は人間ドックを受けられたり、無料の健康相談があった。それがいま はよほど高い線量で被曝したケースじゃないと、そういうケアはない。私は最近、すごく風邪をひきやすくなった。過労のせいもあるだろうけど、すごく不安で … Continue reading

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脱原発条例制定へ署名集め 島根の市民団体 via 日本海新聞

 原発に依存しない社会の実現に向けて、島根県に「エネルギー自立地域推進基本条例」制定の直接請求を目指す市民団体「島根原発・エネルギー問題県 民連絡会」(代表世話人・北川泉島根大名誉教授)に対し、県は21日、直接請求に必要な証明書を交付した。同連絡会は12月21日までの2カ月間、署名集 めを行う。 北川代表世話人ら5人が県庁を訪れ、証明書を受け取った。直接請求は地方自治法に基づく制度で、有権者の50分の1(約1万1700人分)以上の署名が必要となる。 同連絡会が立案した条例案は、福島第1原発事故を教訓に、原発からの計画的脱却、省エネ化と再生可能エネルギーの普及を図り、県にはエネルギー自立地域の形成を目指す基本計画の制定などを求めている。 続きは脱原発条例制定へ署名集め 島根の市民団体

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手順省き雨水また排出 福島第一原発 12カ所あふれる 外洋流出の可能性 via 福島民報

東京電力は20日、大雨の影響で、福島第一原発の地上タンク群の周りを囲む「せき」から雨水があふれ出したと発表した。東電によると、21日午前零時現 在、せき内から水があふれたタンク群は12カ所。せきから放射性物質を含んだ水が排水溝を通じて外洋に流れた可能性もある。 23カ所あるタンク群のうち、せきから雨水があふれた12カ所は【図】の通り。東電が漏れた量や放射性物質濃度を調べている。 東電は6カ所のせきでそれぞれ四隅の地点から採取した水が排出基準値を下回ったとして、緊急的に排水弁を開放した。原子力規制委員会が求めた雨水貯蔵タ ンクに移送後に測定する手順を省略した。15日から16日にかけて接近した台風26号に伴う大雨の際にも手順を省いて9カ所で排水し、規制委などから批判 を受けた。 あふれた理由について東電は「ポンプでせき内の水をタンクに移送したが、予想以上に雨量が多く処理が追い付かなかった」としている。 あふれた12カ所のうち、「H2南」と呼ばれるタンク群では、6日に採取したせき内の水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり2万9000ベクレル検出されていた。 続きは手順省き雨水また排出 福島第一原発 12カ所あふれる 外洋流出の可能性

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世界全体ではマイナーリーグ以下の原子力発電 via JBPress

全エネルギー消費量のわずか2%を供給しているに過ぎない 前回の「バイオ燃料で世界から取り残され始めた日本」では、バイオ燃料の製造方法として、木質資源のガス化が欧米では試みられており、2014年からは実働プラントも稼働予定であること、日本は国土の68%の森林面積を持ちながら、そういった動きがないことを述べた。 では、世界全体のエネルギー供給は一体どうなっているのだろうか。まず、その点から見てみたい。 原子力は2008年の世界のエネルギー消費のわずか2% 図は、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が2011年に発表した2008年のエネルギー消費である。IPCCと言えば、つい最近2013年度のリポートが久々に発表されたと話題を呼んだが(前回は2007年)、それは各ワーキンググループの作業をまとめた評価報告書のことである。 (略) 上の図のように、石油(34.6%)、石炭(28.4%)、ガス(22.1%)の3種類で全体の約85%を賄っている。ここで重要なのは、核(原 子力)が世界全体で見ると、2008年(福島第一原発事故とその後の日本の状況変化の前)でわずか2%にすぎないということだ。 しかも、この時点では米国、フランス、日本の3カ国で世界の原発発電量の50%以上を占めていた。米国:フランス:日本=10:6:5 程度である。 全文は世界全体ではマイナーリーグ以下の原子力発電

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せきの水11カ所あふれる=つなぎ目で漏れも-過去に放射能基準超・福島第1via 時事ドットコム

東京電力は20日、福島第1原発で放射能汚染水を貯蔵する11のタンク群で、せき内の水が降雨で増加し、あふれ出たと発表した。せきの水が一度にあふれた 箇所数としてはこれまでで最多。うち少なくとも8カ所では、東電が定めたせきの水の暫定排出基準値を上回る放射性物質濃度が、過去に測定されたことがあ る。 別の一つのタンク群では、せきのコンクリートのつなぎ目から水が漏れていることも判明。ここでも暫定基準を超える値が検出されたことがある。 東電は、あふれたタンク群のうちの四つを含む五つのタンク群で暫定基準値を下回ったとして、せきの排水弁から排水を始めた。また、別の二つのタンク群で、 地下貯水槽に水を移送した。地下貯水槽は4月に一部で汚染水漏えいが判明し、使用を中止したが、台風26号による大雨の際にも緊急に同様の措置を取った。 東電によると、流出した水の総量は不明。今回あふれた場所で、過去に測定した際に最も濃度が高かった所では、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物 質が1リットル当たり2万9000ベクレル検出されていた。暫定基準値は、ベータ線を出す放射性物質の半分程度を占めるとみられるストロンチウム90が1 リットル当たり10ベクレル未満。 続きはせきの水11カ所あふれる=つなぎ目で漏れも-過去に放射能基準超・福島第1

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来年4月にも原型炉材料開発試験 via 東奥日報

日本原子力研究開発機構は17日、国際熱核融合実験炉(ITER)の関連研究で、液体金属「リチウム鉛」を使った、核融合原型炉の新たな材料開発試験を六ケ所村にある国際核融合エネルギー研究センターで2014年4月にも開始することを明らかにした。 原型炉設計などを担当する事業委員会が16、17日、同センターで開かれ、委員会終了後、原子力機構の担当者が会議でまとまった14年作業計画などを報道陣に説明した。作業計画は12月にパリで開かれる上部委員会で正式決定する。 同センターでは現在、原型炉の材料の候補とされる炭化ケイ素複合材料の強度を調べる実験を行っている。 新たな試験は欧州から装置を搬入後、日欧共同で実施。核融合の燃料であるトリチウムの増殖効果などを持つリチウム鉛の中で炭化ケイ素が腐食しないかどうかなどを確かめ、材料としての実用性を検証する。 続きは来年4月にも原型炉材料開発試験

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核不使用声明:「いかなる状況でも」明記 日本署名へ via 毎日jp

 【ニューヨーク草野和彦】国連総会第1委員会(軍縮)で、日本が初めて署名する意向を表明した核兵器の非人道性と不使用を訴える共同声明の内容が17日、判明した。毎日新聞10+件が入手した声明の最終案では「いかなる状況下でも核兵器が二度と使われないことが、人類存続の利益になる」と明言。米国の核抑止力を損なうとして、これまで同様の声明で日本が署名を見送る理由としてきた文言が盛り込まれている。 声明案では、日本が署名を見送ってきた過去の同様の声明にはなかった「核軍縮に向けたすべてのアプロー チと取り組みを支持する」とする文言が盛り込まれた。米国の核抑止力に頼りつつ、段階的な核廃絶を目指す日本だけでなく、多くの国の支持を集めやすい内容 になっている。この部分を含め、修正の結果、全体的に核抑止力を否定しない内容になったとして、日本も署名する方針に転換したとみられる。 国連外交筋によると、80カ国以上が署名する意向を表明。18日か週明けの21日、声明案を起草したニュージーランドの代表が第1委員会で発表する。 声明案では、核兵器は「人類の存続、環境、社会経済の発展、将来の世代の健康に重大な影響を与える」と指摘。こうした非人道性は「核兵器が最初に使用された瞬間から明らかになった」として、広島・長崎への原爆投下を想起させる表現になっている。 また、核兵器の非人道性は長い間、核軍縮・不拡散問題の「核心ではなかった」が、現在では「地球規模の 課題として確立された」と指摘。2010年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議以降、さまざまな国際会議で取り上げられていることに触れ、核廃絶への新 たな潮流になったことを強調している。さらに、核兵器の再使用を防ぐ唯一の手立ては「核全廃」のみで、世界から核兵器の脅威を取り除くことは「我々が将来 の世代に対して負っている責任」と訴えている。 続きは核不使用声明:「いかなる状況でも」明記 日本署名へ

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安倍首相「汚染水、安易に放出せず」=原発再稼働、安全最優先-衆院本会議 via 時事ドットコム

安倍晋三首相は17日午後、衆院本会議での代表質問で、東京電力福島第1原発の汚染水漏れについて「トラブルが続いていることは大変遺憾だ」と指摘 するとともに「汚染水の増加防止、汚染源の除去、タンク増設による汚染水管理などの手当てを講じ、海への安易な放出は行わない」と述べ、対策に万全を期す る考えを強調した。 (略) 首相はまた、原発再稼働について「安全が最優先だ。世界で最も厳しい規制基準を満たさない限り再稼働はない」と言明。みんなの党の渡辺喜美代表は、小泉純 一郎元首相の発言に触れて「脱原発」の推進を求めたが、首相は「国民生活や経済活動に支障がないよう、安定供給やコスト低減の観点も含め、国として責任あ るエネルギー政策を構築する」と否定的な見解を示した。 全文は安倍首相「汚染水、安易に放出せず」=原発再稼働、安全最優先-衆院本会議

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