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来年4月にも原型炉材料開発試験 via 東奥日報

日本原子力研究開発機構は17日、国際熱核融合実験炉(ITER)の関連研究で、液体金属「リチウム鉛」を使った、核融合原型炉の新たな材料開発試験を六ケ所村にある国際核融合エネルギー研究センターで2014年4月にも開始することを明らかにした。 原型炉設計などを担当する事業委員会が16、17日、同センターで開かれ、委員会終了後、原子力機構の担当者が会議でまとまった14年作業計画などを報道陣に説明した。作業計画は12月にパリで開かれる上部委員会で正式決定する。 同センターでは現在、原型炉の材料の候補とされる炭化ケイ素複合材料の強度を調べる実験を行っている。 新たな試験は欧州から装置を搬入後、日欧共同で実施。核融合の燃料であるトリチウムの増殖効果などを持つリチウム鉛の中で炭化ケイ素が腐食しないかどうかなどを確かめ、材料としての実用性を検証する。 続きは来年4月にも原型炉材料開発試験

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復興予算 原子力ムラに もんじゅ運営独法 核融合研究、42億円流用 via 東京新聞

政府の二〇一二年度予算の復興特別会計のうち、高速増殖原型炉「もんじゅ」などを運営する独立行政法人・日本 原子力研究開発機構(原子力機構)の核融合エネルギー研究費に四十二億円が計上されていたことが分かった。文部科学省は一三年度予算の復興特別会計でも、 四十八億円の研究費を概算要求している。東日本大震災の被災地復興のため、国民に新たな負担を求めた復興予算が復興とは直接関係のない「原子力ムラ」の事 業に使われた。  原子力機構に対し、一二年度予算の復興特別会計からは百億円超が支出された。このうち、東京電力福島第一原発事故の収束や除染に関する技術開発費 などを除く四十二億円は、日本や欧州連合(EU)、米国、中国など七カ国・地域が核融合エネルギーの実用化を目指して共同で進める国際熱核融合実験炉 (ITER)の研究事業に充てられた。ITERは、日本国内では、青森県六ケ所村と茨城県那珂市に研究拠点がある。  復興とは無関係との指摘について、原子力機構は「被災地の研究拠点を通じて、復興を支える技術革新を促進できる」と強弁。文科省も「被災地の産業振興だけでなく、日本全体の復興につながる」と説明している。  京都大原子炉実験所・小出裕章助教は「被災地の復興を最優先に考えるならば、むしろ原子力機構の不要不急な研究事業を削減して財源を確保する取り 組みが不可欠だ。核融合エネルギーは、実用化のめどが立っておらず一般会計も含めて研究予算を付けること自体が無駄遣いだ」と批判している。  政府は、東日本大震災の復興財源について、所得税や住民税の増税などで一一年度から五年間で計十九兆円を確保した。だが、津波で甚大な被害を受け た沿岸部の被災地へ十分に回っていないことや、被災地以外の公共事業などに使われていることに疑問の声が上がっており平野達男復興相は実態調査を財務省に 要請している。  原子力機構は原発推進の経済産業省や文科省の幹部らが天下りしOBが再就職した企業・団体と多額の取引を行っていることなどに批判が集まっている。 […] <国際熱核融合実験炉(ITER)> 太陽で起きている核融合と同様の状態を人工的につくり出し、発電に使えるかどうかを実験する装置。実験炉の建 設地をめぐっては、日本と欧州連合(EU)が誘致合戦を展開したが、2005年にフランス国内への建設が決定した。実験炉の運転開始は20年を予定してい る。 全文は 復興予算 原子力ムラに もんじゅ運営独法 核融合研究、42億円流用

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