Tag Archives: 仙台

<原発事故>宮城の母親 高線量地域ほど不安via河北新報

 東京電力福島第1原発事故が県内の母子に与えた心理的影響について調査する東北大、福島大の研究グループは22日、母親の放射線に対する不安は汚染レベルに相関するとの結果を公表した。原発に近い丸森町など県南の4市町が福島市と同程度に高い一方、仙台市は兵庫などの他県と変わらなかった。  設問「洗濯物を外で干すか」に「干さない」と答えたのは、角田市で22.8%、丸森町で18.6%。ともに福島市の18.2%を上回った一方、仙台市は5.7%で他県をも1.7ポイント下回った。  東北大によると、2011年7月2日現在の放射線量は、丸森町が毎時1.9~0.2マイクロシーベルトで、角田市が同0.5~0.1マイクロシーベルト、仙台市は同0.1マイクロシーベルト以下だった。放射線量が高い地域の方が、母親の不安が高くなる傾向にある。  研究グループは母親と子どものストレスについても調査。「気分が落ち込むことがある」、「(子どもに)赤ちゃん返りがある」など多くの項目で、県南の市町の母親が福島市の母親よりも「ある」と回答した。 […] 全文を読む。

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仙台のオヤジ編集者が選んだ、震災本50選 via KAPPO

2011年3月11日以来、おびただしい数の震災関連本が刊行されてきました。あるデータによると書籍・雑誌を含めて2300冊を超えています。私たちの私見ですが、自費出版なども含めれば3000冊近くにも及ぶのではないでしょうか。被災地の同業者からいえば残念ながら「便乗本」としか呼べないものも散見されますが、それにしても「ひとつのテーマの出版ラッシュとしては史上空前」ともいわれるだけあって、空恐ろしいほどものすごい数の本が世に出たことになります。いったいなにを読めばいいのか──しかも私たちの場合、被災地の読者として──判断すらできない状態です。 そんな昨年末のある日、私たちは仙台市内のある書店員さんから「いま読むべき震災関連本を3人で選んでみてくれないか」と声をかけられたのです。私たちが毎年その年の新刊ベストテン企画を行なっていることを知っての依頼でした。私たちとてすべての震災関連本に目を通しているわけではありませんが、空前の出版ラッシュを横目で見ながら、被災地の編集者としていつかはやらなければならない作業とどこかで思っていたのも確かです。そこで、この機会にまずはやってみようと取りかかった結果がこの50選です(複数巻のものもありますので、冊数としては55冊となりました)。 繰り返しますが、私たちもすべての震災関連本を読んでいるわけではありません。けれども、職業柄、かなり目を通しているのもまた事実です。結果としていえば、私たちそれぞれの読書傾向が強く表れた、いわば3人の〈私的50選〉となりました。おそらくこれ以外にもいま読むべき本はあるとは思いますが、それでもこの震災関連本の奔流のなか、読者のみなさんのひとつの道しるべになればと願って選書した50選です。 全文はこちら。

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[放射能」重い足かせ 人口流出…避難長期化、町存続に危機感 via msn.産経ニュース

東日本大震災で被災した沿岸自治体で止まらない人口流出。産経新聞の調査では、いまも放射能への不安や避難生活の長期化が、対策に悩む自治体の重い 足かせになっている実態が浮かんだ。一方、4割近くが現時点では流出傾向はないと回答しており、流出対策の結果は、自治体ごとに大きな差が生じつつあるよ うだ。(1面参照) 「(放射線の)空間線量や原発の安全性の確保ができるか分からない」(福島県富岡町)、「子供を持つ世帯が、放射線量に対する不安から市外に避難している」(同南相馬市)。 東京電力福島第1原発がある福島県では、人口問題の理由に原発事故を挙げる自治体が相次いだ。 町全域が警戒区域となり、住めなくなった町民が分散して他地域に避難している富岡町は「教育、福祉、医療、雇用など十分に対応できない状態で、長期化すれ ば町の存続も危ぶまれる」と危機感をあらわにする。原発が立地する大熊町は「大多数が全国に避難している状況であり、人口流出の傾向をとらえるのは困難」 と、住民の現状把握すら難しい状態だ。 ほかの2県でも人口流出傾向が続く自治体は多く、特に岩手県では、高齢化率が深い影を落とす自治体が多かった。 (略) 同じ被災地でも政令指定都市の仙台市や、同市のベッドタウンである周辺市町では、県内の他市町村から避難した住民らの定住が進み、人口が増加。大都市ならではの特徴も浮かび上がった。 全文は[放射能」重い足かせ 人口流出…避難長期化、町存続に危機感

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パティ・スミス ニューヨークパンクの先駆者にして女王 10年ぶりの単独ツアーと日本語訳の書籍2冊の出版を記念して via 女性自身

- 今回のツアーについてお伺いします。昨年発売された『バンガ』のツアーですが、『バンガ』の中に日本へのメッセージを込めた『フジサン』という曲がありま すし、ツアーの始まりも被災地の仙台から、またパティさんが行きたかったという広島でのツアーも予定されていますが、今回のツアーについてひと言お願いし ます。 パティ・スミス まずみなさま今日は集まってくださってありがとうございます。今回のツアーを組むにあたりまして、訪れたことのないところも訪れたいという思いがありまし た。広島というのは個人的な理由からいれました。これについてはあとでまた話したいと思います。仙台は今回のメンバー全員がそこでやりたいという思いがあ り、入れてあります。今回のツアーを通して募金を募りたいと思っています。そこで集まったお金は全て仙台の学校に寄付して、復興の一部とさせていただきた いと。つまり我々にできることをやらせていただきたいと、そういう思いがあります。 このツアーを通して日本のみなさんの様子、また行ったことのないような場所というのも拝見したいと思っております。そして先ほどご紹介がありました『バン ガ』というアルバムに入っている日本の方々へ捧げた曲『フジサン』なんですけれども、富士山というのは山であり自然の象徴であることから、あの3.11からも見守っていてくださいという、願いの歌でもあります。辛い震災後というのが、まだ続いているわけですが我々の心もみなさまとともにあるということ、全ての方にお見舞い申し上げたいという、そういう願いが込められた曲です。 […] -広島には特別な思いがあるとおっしゃっていましたが、その特別な思いというのをお聞かせください。 パティ・スミス 自分は1946年 生まれ、つまり第二次世界大戦後の生まれです。父は米軍として日本と戦ったんですが、原爆を広島、長崎に落としたときに大変胸を打たれまして、まさにこれ が人間の非人間性を象徴するような行動であるというふうに、このことをずっとひきずっていました。自分にも若い頃からその話しをしてくれて、例えばLIFE誌の特集を見せながらその話をしてくれたり、「自分の中では自分の国がそんなことをするなんて!」という信じがたい思いがありました。幼心に父にも言ったんです。「広島にいつの日か行きます」と。そこで「sorryと私は言ってくる」と。非常に時間はかかってしまいましたが、父の代わりも含めまして広島の名地に行きまして、祈りを捧げたいと思っております。私のソウルを通してsorryという祈りを捧げたいと思っております。 全文は パティ・スミス ニューヨークパンクの先駆者にして女王 10年ぶりの単独ツアーと日本語訳の書籍2冊の出版を記念して  

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特集ワイド:日本よ!悲しみを越えて 歌人・俵万智さん via 毎日新聞

2012年02月24日 東京夕刊 […] 俵さんは03年11月に未婚のまま、男児を出産したシングルマザー。一人息子の匠見君を育てながら都心 で創作を続けていたが、幼稚園入園を控えて06年に、両親が老後の家を求めた仙台市に移り住んでいた。「母が仙台出身で、父も東北大大学院で学びました。 子どもの頃からなじみの深い土地だし、息子を土の園庭で伸び伸びと遊ばせてあげたくて。東京へも日帰り圏内だし、引っ越したんです」 それから4年余り。かつて家族や恋愛模様をうたっていた歌人の関心の対象は、最も大切な存在である息子 へと移った。<だだ茶豆、笹(ささ)かまなども並びおり仙台の子のおままごとには>。母親の眼差(まなざ)しに仙台の風土を織り交ぜた作品を詠むように なったが、震災がそれを中断させた。 幸い家族は無事だったが、交通機関はストップ。5日目にようやく山形経由で仙台入りした。<電気なく水なくガスなき今日を子はお菓子食べ放題と喜ぶ>。再会した息子が発した言葉はそのまま歌になった。 だが、東京電力福島第1原発事故による放射能汚染が重くのしかかった。いとこの勧めもあり、着の身着のまま、息子を連れて2人で仙台を離れる決心をした。<子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え>。その苦しい胸中を、そんな三十一文字で表した。 「子どもを被ばくさせてはいけない、安全な所へ逃げようと。那覇便が空いていたので、春休みいっぱいぐ らいは様子を見ようかと思ったんです。2月に始めたばかりだったツイッターに『西を目指す』と書いたら、大部分は励ましのツイートが寄せられたのですが、 『行ける人はいいね』『もう帰ってこなくていい』とかの批判もあって心に刺さりました」。それでも、息子を守れるのは自分しかいないと思い定めた。 […] <まだ恋も知らぬ我が子と思うとき「直ちには」とは意味なき言葉> 月刊誌「歌壇」の昨年9月号に寄せた歌。原発事故によるパニックを避けるために政府高官がひねり出したごまかしの言葉に、世事を直接的にうたうことを避けてきたはずの歌人は鋭く反応した。 「国って自分たちに何をしてくれるのとか、今までそういう見方で何かを考えたことはなかったんです。今 だってスローガン的には書きたくはない。けれども『直ちに』と言われた時に、後からだって影響が出たら困ります、だって子どもはまだ恋もしたことがないん ですよという、母親としての感情ならうたえるかなという気がしたんです」。そうした心境の変化は、子どもへの放射能被害を懸念する全国の母親たちの気持ち をまさに代弁していないか。 全文は 特集ワイド:日本よ!悲しみを越えて 歌人・俵万智さん  

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自主避難の子どもを支えよう 札幌で集会 via Doshin

福島原発の事故による子どもたちの被ばくの問題を考える講演会が22日、札幌市北区の札幌エルプラザで開かれた。避難者と支援者で作る「放射能から子ども を守る福島ネットワーク@北海道」の主催。仙台で被災し、子どもを連れて関西に避難した大学講師、早尾貴紀さんが「逃げるという決断」と題して講演。一般 市民の1年間の被ばく限度の目安が1ミリシーベルトなのに対し、個人で購入した機器を使って仙台の自宅前の側溝を測定したところ、1年間では8~9ミリ シーベルトに相当する毎時1マイクロシーベルトだったと、県を超えて広がる放射能汚染の状況を報告。にもかかわらず国や地方自治体は、危険性を認めると? 避難の責任と費用が発生し、経済活動にも影響する?学校を平常通りに運営できなくなる?人口流出や産業空洞化につながりかねない、と考え、子どもの被ばく 防止に真剣に取り組んでいない、と批判。 続きは自主避難の子どもを支えよう 札幌で集会

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