Tag Archives: 東京電力

<田中原子力規制委員長>最後の定例会見 福島第1廃炉「国民的課題」via 河北新報

 原子力規制委員会の田中俊一委員長は20日、退任前最後の定例記者会見で、東京電力福島第1原発の廃炉について「国民的課題だが、最終的な姿はまだ見通せない。じっくり進めるしかない」と東電に着実な作業の進展を求めた。 (略) 田中氏は事故が起きた福島第1原発の現状を「安定的になっており、福島の住民が心配するような状況ではない」と指摘。一方で40年程度かかるとされる廃炉作業に関し「デブリ(溶融燃料)の取り出しも非常に難しい。5年程度先の事業を見ながら、廃炉に向かう計画を提案している」と話した。 福島市出身で、退任後は福島県飯舘村を拠点に復興支援に取り組む予定だという。 (略) 後任には規制委の更田豊志委員長代理が就く。 全文は<田中原子力規制委員長>最後の定例会見 福島第1廃炉「国民的課題」

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「安住の地」奪われた 原発避難千葉訴訟 22日判決 via 東京新聞

 東京電力福島第一原発事故で福島県から千葉県などに避難した十八世帯四十五人が国と東電に計約二十八億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が二十二日、千葉地裁で言い渡される。約三十件ある同種の集団訴訟では三月の前橋地裁に続き二例目。前橋地裁は国と東電の責任を認めており、千葉地裁の判断が注目される。  焦点となるのが、政府の地震調査研究推進本部が二〇〇二年に出した「福島沖を含む日本海溝沿いでマグニチュード(M)8クラスの津波地震が三十年以内に20%程度の確率で発生する」との長期評価。前橋地裁は、長期評価などに基づけば国や東電は津波を予測でき、事故は防げたと判断した。  前橋訴訟の原告は、避難生活に伴う慰謝料として一律に千百万円を請求したが、千葉訴訟の原告は、避難生活の慰謝料の他、故郷での生活や仕事、人間関係を奪われた「ふるさと喪失」の慰謝料として、一人二千万円を請求している。 (黒籔香織)  福島県富岡町から東京都に避難する原発避難者千葉訴訟の原告団代表の遠藤行雄さん(84)は、体調を崩しながらも、練馬区の避難先から片道二時間をかけて毎回のように千葉地裁の審理に参加、四年半に及ぶ訴訟の先頭に立ち続けてきた。「国と東京電力の事故の責任を認める判決であってほしい」と願う。  訴訟を起こす原動力となったのは原発事故後、東京の原子力損害賠償紛争解決センター(原発ADR)で東電側の弁護士から言われた心ない一言だった。「住民票がないのであなた方は避難者じゃない。年金をもらっているんでしょ」 (略)  遠藤さんは福島県南相馬市の出身。終戦後は大工の見習いとして働き、二十歳で上京。練馬区で、公子さんと二人三脚で二十四年にわたり工務店を営んできた。  還暦前の一九九二年。「老後の安住の地に」と夫婦で富岡町に移住し、二千二百万円かけてマイホームを建てた。設計図を書き、里山を歩いて木材を買い付けた。孫が遊べるようにと居間にブランコを取り付け、正月には親戚十一人が集まった。  遠藤さんが一時帰宅できたのは、事故から五カ月後の二〇一一年八月。ついのすみかとなるはずだった自慢の家は窓ガラスが割られ、家電が盗まれたりしていた。畳にはキノコも生えるなど荒れ放題。「全く涙も出なかったよ」 全文は「安住の地」奪われた 原発避難千葉訴訟 22日判決

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<原発避難 ふるさとを返して>(上)「今も帰りたい」募る思い 双葉町から避難の石川夫妻 via 東京新聞

二〇一一年三月の東京電力福島第一原発事故を受け、福島県双葉町から八千代市に避難している石川茂男さん(89)と、はきのさん(81)夫妻は、六年半に及ぶ避難生活で体調を崩し、将来への不安を抱えている。千葉地裁の原発避難者訴訟の原告として、国と東電に苦しみを訴えてきた夫妻は「事故で何もかも無くし、もう帰れない。東電や国はきちんと補償してほしい」と願っている。 […] 茂男さんは避難所で暮らす間に脱水症状になり、八千代市に移った後の約二カ月、入院した。退院後に持病のぜんそくが悪化。足も悪くなり、今は外出時に車いすを使う。要介護4と認定され、週に三回、介護施設のショートステイを利用。双葉町の自宅周辺は帰還困難区域だが「今も帰りたい」と漏らす。  はきのさんは、茂男さんの食事の支度や介護をしている。約四年前から足のしびれがあり「脊柱管狭窄(きょうさく)症」と診断された。昨夏は下痢が続いて体重が七キロ減った。「知り合いもいなくて毎日、テレビとにらめっこ。これからどうなるかなって考え込んじゃう」。茂男さんと週に一度、介護施設にリハビリへ行き、利用者らと話して気持ちを明るくしようとしている。  はきのさんは原発事故前、双葉町の自宅で生け花教室を開いていた。庭はユリやチューリップなど季節ごとに色とりどりの花が咲き、松の木もあった。多くの生徒が通い、近所の人もよく訪ねて来た。  これまで三回ほど双葉町に一時帰宅した。玄関にあった花は枯れ果て、室内は家具が散乱し、ネズミに荒らされていた。自宅近くの墓に、約十三年前に病死した長男の遺骨を残しているのも気がかりだ。生け花教室の生徒や友人らも、各地に避難するなどして散りぢりに。電話で連絡を取り合える人はいるが、再会できた人は、少ない。  はきのさんは約三年前に一時帰宅したのを最後に、体調不良などで双葉町には行くことができない。「双葉のことを忘れたことはなく、毎日、友だちを思い出す。会いたい」と涙を流す。大好きだった生け花は、今も手につかない。  はきのさんは一五年一月の口頭弁論に出廷。「亡くした息子の供養も十分にできず、穏やかで暮らしやすかった街が荒れてしまい、つらい」と訴えた。四年半に及ぶ裁判を振り返り「長かった。いい結果が出ればいい」と話している。 (中山岳)     全文

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国の責任、再び認めるか=原発避難者訴訟で2件目判決-22日言い渡し・千葉地裁 via Jiji.com

 東京電力福島第1原発事故で、福島県から千葉県に避難した18世帯45人が、国と東電に慰謝料など約28億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、千葉地裁で言い渡される。全国で28ある同種の集団訴訟で2件目の判決。1件目の前橋地裁判決は、原発事故で国の責任を初めて認めており、判断が注目される。 裁判で最大の争点は、大津波を予見できたかどうかだ。原告側は、政府機関が2002年に公表した「福島県沖でも津波地震が30年以内に20%の確率で起こる」とした長期評価について「高度の信頼性があった」と主張。国は津波を予見でき、非常用電源を高台に設置させるなど、規制権限を行使すべきだったと訴えている。 これに対し、国側は「長期評価は科学的知見として確立したものではない」と反論。原告側が主張する対策で事故は回避できなかったと主張した。 前橋地裁は3月、長期評価について「研究者の見解を最大公約数的にとりまとめたもの」として合理性を認め、国は津波を予見できたと判断した。責任の重さも「東電に匹敵する」と評価し、同額の支払いを命じた。 続きは国の責任、再び認めるか=原発避難者訴訟で2件目判決-22日言い渡し・千葉地裁 

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柏崎刈羽原発 不可解な規制委の容認 via 北海道新聞

原子力規制委員会は、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の再稼働に向けた審査で、東電が原発を運転する適格性を条件付きで容認する方針を示した。  審査は技術的な議論を終え、適格性が焦点となっていた。規制委は近く、審査の「合格」を認める構えだ。  しかし、今回の容認には、納得できない。  福島第1原発事故という未曽有の惨事を起こし、廃炉作業が難航する東電に、別の原発を動かす資格があるだろうか。国民が持つ当然の疑念である。  だからこそ、規制委は規制基準への適合をみる技術的審査にとどまらず、原発事業者としての適格性という例外的な領域に踏み込んだのではなかったのか。  柏崎刈羽原発の審査でも安全面で誤った説明をするなど、東電の適格性には疑問符が付く。  田中俊一委員長の退任を目前に、慌ただしく進められたのも不可解だ。「合格ありき」とも映る姿勢は到底理解を得られまい。  そもそも、東電批判の急先鋒(せんぽう)だったのは田中委員長である。  ところが、先月、東電が規制委に文書を提出したのを機に、唐突に容認に傾いたようだ。 […]   全文 ◇ 柏崎刈羽原発 審査は人民裁判の様相 via 産経ニュース

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みんなで傍聴 9月~10月の原発裁判 via 週刊金曜日

9月19日(火)14:00 札幌地裁 泊原発廃炉等請求訴訟 第22回口頭弁論期日 被告が活断層及び基準地震動についての主張変更の有無、変更する場合はスケジュール提示。原告は防潮堤の液状化問題、敷地の岩砕での埋立問題を主張予定。報告集会(北海道高等学校教職員センター4階)。 9月19日(火)10:30 東京高裁 原発メーカー訴訟(GEジャパン、東芝、日立製作所に対する損害賠償請求訴訟)控訴審 第1回口頭弁論期日 控訴理由の主な争点について説明。 (略) 9月25日(月)11:00 広島高裁松江支部 島根原発1、2号機運転差止請求訴訟 第10回口頭弁論期日 弁論の更新手続き。『日本と原発』ダイジェスト版上映。下記の3号機期日終了後、一緒に記者会見・報告集会(島根教育会館予定)。 9月25日(月)14:00 松江地裁 島根原発3号機運転差止等請求訴訟 第16回口頭弁論期日 (略) 9月27日(水)11:00 大阪地裁 国相手の大飯原発止めよう裁判(運転停止義務付訴訟) 第23回口頭弁論期日 基準地震動につき、国がデータ改ざんについて回答。原告は汚染水問題を主張予定。報告・交流集会(大阪弁護士会館920号室)。 9月29日(金)14:00 佐賀地裁玄海原発差止等請求訴訟 第23回口頭弁論期日 14:45仮処分第4回審尋期日(非公開)。(略) 10月2日(月)14:30 金沢地裁志賀原発運転差止請求訴訟 第24回口頭弁論期日 北陸電力側から主張書面が陳述される予定。報告集会(金沢弁護士会館2階ホール)。 10月10日(火)14:30 大津地裁 高浜、大飯、美浜原発運転差止請求訴訟 第16回口頭弁論期日 原告が高浜原発のクレーン倒壊問題、若狭地域の地盤の地域特性問題、火山灰リスクの評価問題、放射性廃棄物問題について主張予定。記者会見・報告集会(滋賀弁護士会館)。 10月11日(水)14:30 大分地裁 伊方原発運転差止請求訴訟 第6回口頭弁論期日 司法判断の枠組みについて。15:00仮処分審尋期日。(略) 10月12日(木)14:30 静岡地裁 浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟 第30回口頭弁論期日 水蒸気爆発に関する被告の再反論、原告から新主張追加。記者会見・報告集会(静岡県法律会館)。 10月18日(水)11:30 東京地裁 新もんじゅ訴訟 第8回口頭弁論期日 被告がもんじゅ廃炉に関する申請等の動きについて主張する予定。 全文はみんなで傍聴 9月~10月の原発裁判

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原発擁護派・反対派から「絶対なにか言われると思っていた」 竜田一人、『いちえふ』執筆時の覚悟 via ログミー

漫画「いちえふ-福島第一原子力発電所労働記」の作者・竜田一人氏が、毎日メディアカフェに登壇し、当時の体験を語りました。原発作業員としての日常を丁寧に描いた「いちえふ」。同会では、竜田氏が漫画を描いた背景や、福島の現在などを参加者らに解説。本パートでは、参加者からの質問に回答。『いちえふ』発売前、原発に関するさまざまな議論に巻き込まれる懸念に対して、当時の心境を語りました。 シリーズ 漫画「いちえふ」作者 竜田一人が語る「福島の今を知る3」 2017年7月10日のログ スピーカー 漫画家 竜田一人 氏【モデレーター】毎日メディアカフェ 運営事務局 冨永 氏 (略) 竜田 割と聞かれるんですよね。「推進ですか、反対ですか」って感じでね。もう、それに関しては、なにかを言ってしまうと結局、あいつはどっち側だってくくられたり、その言葉の端っこを切り取ってなにかの主張に、どっちかの陣営かに都合よく使われたりするので。基本的にそれに関しては、ノーコメントということを貫いております。冨永 はい。恐らくご自身がご出身なのか、親族のどなたかが福島にいらっしゃるっていう方からのご質問なんですけども、テレビの天気予報、浜通り、中通りなどの、今日の天気はこうですよっていう情報のほかに、今日の放射線量もある。それ、どう思いますか。竜田 だから、それは知りたい人はいますよね、気になる人。そういう人が知りたいと思ったら、アクセスできるところにデータを置いておくことが大事だと思います。 誰かが勇気を出せばやめることができる 誰でも見られるところに、最新のデータを、なるべくわかりやすいかたちで詳しく置くというのが大事だと思いますけれども、もういい加減、どうせなんの変化もないんだから。でも、あれをやるのは時間の無駄だし、それをいつまでもやってることによって、さっきの風評みたいな話ですけども、危険だからやってんじゃないのっていう見方を、どうしてもされちゃうので。 (略) 反対のほうに逃げちゃった人からは、東電の回し者みたいな言い方、あるいはもっと陰謀めいたうわさとか流されるだろうなっていうのは、もう最初から覚悟してましたから。案の定そういうのが起こっても、最初からとくに危惧しませんでした。言いたいやつには言わしとけですね。質問者1 自分もそういうスタンスで。ただもう被爆とかに関しては、JCOの臨界が茨城にあるから、今さら知ったことではないって。要するに、1つ2つや変わらないから、そんなに別にいいかっていう感じです。竜田 よくはないですけどね。まあ、あまり気にしないのもよくはないですけど。でも、そういうことですね。結局、世間で騒いでる数値っていうのは、実際に体に影響が出る数値よりも低い数値で、ごちゃごちゃ言ってるわけで。それに関して、いちいち気にしてもしょうがないっていうことですね。 (略) そんなんで、それぞれができることを好き勝手にやってるのが……だいぶボランティアの活動も減ってきて。震災発生直後、あるいは、その何年間後までは来たり出たりしてたやつとか、いっぱいいたんだけども、もう今はあまりいなくなっちゃったんで。逆に、あの当時「被災地に力を!」とか言っていたミュージシャン連中は、今こそ行ってはどうかなと。お前らの情熱は今はどうなってるんだいう気がします。(会場笑) 冨永 週末行かれてたのは、twitterで拝見してて。多少ギャラ的なものって出てるのかなと思ったら、身銭で行かれてるんですよね。 竜田 ただ遊びに行ってるだけですから。 全文は原発擁護派・反対派から「絶対なにか言われると思っていた」 竜田一人、『いちえふ』執筆時の覚悟 

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小児甲状腺がん、把握の必要性:福島県と環境省にズレ via Yahoo!Japan

福島県の小児甲状腺がんの多発と東電事故との因果関係を、国も県も認めていない一方、1次検査の結果、2次検査が必要になった子どもが「経過観察」とされると、その後にがんの摘出手術を受けても検査結果に反映されていない問題についての続報。 OurPlanet-TVが報じた、福島県立医科大学の研究グループが手術症例の登録データベースを構築していたことについて、環境省に3つの質問をしたが、その回答は次のようなものだった(環境保健部放射線健康管理担当参事官室から翌日に来た回答を9月7日に聞き取り)。 1)環境省は知らなかったのか。  OurPlanet-TVのホームページなどで(報道が)なされているものだと思うが、文科省の科研費事業(「科学研究費助成事業」の略)で実施されていたものを指していると思う。文科省の事業については環境省の方には報告は受けていない。 2)この報道後にデータベースの中身を入手したか。  こちらの事業自体は福島県立医科大学が行っているので、個人情報保護の観点からも環境省が入手できるデータではないと考えている。 3)今後の対応をどうするのか。  6月5日に開催された検討委員会においても、報告の必要性について指摘をされております。今後も環境省としては引き続き福島県民の健康を見守るためにも福島県に対して必要な支援を継続していく。 ところが、肝心の福島県県民健康調査課では、手術症例を把握するすべを持っているにもかかわらず、筆者の6月時点の取材では「把握する・しないは次の検討会で(の)継続審議となったと理解している」と述べていた(*1)。 そこで、回答をくれた放射線健康管理担当参事官室の寺原朋裕参事官補佐に、その旨を指摘すると、「そういうふうに県は仰っているんすか、そうですか」と反応。また、「検討委員会で議論されたときは、多くの委員からしっかりと手術症例を把握しておく必要があるという意見があったと記憶をしています。その中で、当省の梅田環境保健部長も医大の手術症例についてはしっかり報告をしていただいた方がいいという旨の発言をした」と強調した。 (略) 梅田珠実・環境保健部長:先ほど大津留先生がさらっと御説明されたんですが、このA1・A2相当以外というところがブラックボックスに行ってしまうんではないかという誤解が世の中にあるみたいなんですが、そのA1・A2相当以外で診療といった人も含め、全員に受診の案内が送られて、相当数の方が次回検査を受けておられると。(議事録より)  だが、口頭で「さらっと」説明した福島県立医科大の大津留晶甲状腺検査部門長は、以下のように「相当数」とは言っていない。 大津留晶甲状腺検査部門長:診療に移行した場合でも、県民健康調査甲状腺検査の対象から外れたわけではありません。この方々にも次回の一次検査の御案内をしており、実際に保険診療と判断された方の半数以上が次回の一次検査を受診しております。(議事録より) この点を指摘すると、寺原補佐も「『半数』と県立医大の大津留先生が発言されたのは記憶しています」と述べた。 「半数」と「相当数」には開きがある上に、県は様子見をしている。「国はどうするのかと思ったが、何もしないということですね」と問うと、寺原補佐は、「『しない』とは私、一言も言っていない。検討委員会の公式の場で、梅田部長の方からも、手術症例の報告の必要性について発言させていただいています」と繰り返した。 (略) 福島県の県民健康調査「甲状腺検査」の1巡目、2巡目、3巡目の各2次検査で「A(A1・A2)相当以外」のうち、細胞診の受診数を引けば2152人(2910人-758人)。その半数なら1076人。細胞診受診者数も含めた数(2910人)の半数なら1455人だ。 手術症例を「把握する・しないは次の検討会で継続審議」と県がその意向を忖度した委員たちは、その6月5日をもって任期(7月9日)切れとなり、国と県の認識はズレたまま、今後の議論は改選委員に委ねられる。 全文は小児甲状腺がん、把握の必要性:福島県と環境省にズレ

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マスク脱ぐ際に顔触る=福島第1の内部被ばく-東電 via Jiji.com

東京電力福島第1原発で汚染水タンクを解体していた作業員が内部被ばくした問題で、東電は12日、作業員がマスクを脱ぐ際、汚染された手袋で顔に触れたことが原因とみられると発表した。 (略) 仕事を終えた作業員は顔全体を覆う全面マスクを脱ぐ前に、2重のゴム手袋のうち汚染された外側の1枚を外したが、内側の手袋にも防護服やマスクの表面から放射性物質が付着していたとみられる。内部被ばくは今後50年間で最大0.01ミリシーベルト。 全文はマスク脱ぐ際に顔触る=福島第1の内部被ばく-東電

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東電に原発再稼働の資格ある? 規制委の審査大詰め via 朝日新聞

東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の再稼働に向けた審査が大詰めを迎えている。原子力規制委員会は技術的にはクリアしていると判断したものの、それに加えて、福島第一原発事故を起こした東電が再び原発を運転することの「適格性」を問うという異例の展開になっている。規制委は13日以降の定例会で適格性を判断していくが、課題が残ったまま新規制基準への適合を認めれば、拙速な判断との批判も浴びかねない。(東山正宜)  […] ■技術力の高さ、異論なし 原発の再稼働に向けた規制委の審査は、地震や津波対策の審査と、設備設計の審査の二本立てで進む。 […] 現行の新基準では、フィルター付きベントは第一の選択肢として位置づけられている。2013年に新基準ができた当時、格納容器の破裂を防ぐ唯一で最終の手段と考えられ、わざわざ義務づけが明記された経緯がある。 規制委は東電の新冷却システムを評価しつつ、現行の新基準との整合性をどう取るかについては議論の余地が残る。ある規制委幹部は「審査の過程で新しい知見が得られたら、より安全な方に新基準を見直していくのは当然だ」と語った。今後の定例会で新基準の見直しも含めて議論される。 ■安全への姿勢、慎重に判断 ただし、規制委は技術面を満たしただけでは新基準に適合したとは判断しない方針だ。 東電をめぐっては2002年に原発のトラブル隠しが発覚。この時も「安全を最優先に取り組む」と当時の社長が宣言し、止まっていた柏崎刈羽の再稼働に道筋をつけた。だが、津波のリスクを軽視し、対策をとっていなかった結果、福島第一原発事故が起きた。 福島第一原発事故を反省して発足した規制委にとっても、「東電が変わった」ことを確認しないまま適合を認めれば、存在意義を問われかねない。 規制委は7月、東電の新経営陣を呼び、「福島第一原発の廃炉に主体的に取り組む覚悟と実績を示せない事業者に原発を運転する資格はない」とする7項目の考え方を示し、文書回答を要求。特に廃炉計画をめぐって東電が経済産業省などの方針を優先する姿勢を「主体性が見えない」と批判した。7月末には田中俊一委員長が自ら柏崎刈羽原発を訪れ、所長ら現場職員の意識を聞いて回った。 東電は8月、「地元の方々と向き合い、主体的に廃炉をやり遂げる覚悟。安全性をおろそかにして経済性を優先することは決してない」などと回答。小早川智明社長は田中委員長から促され、この文書が「国民への約束」だと表明した。 だが、6日の定例会では、伴信彦委員が「決意表明だけで適格性を判断するのは不安。将来にわたって実効性を持たせる仕掛けが必要だ」と語った。規制委として、東電の適格性を慎重に確認していく方針をあらためて確認した。 13日の定例会では、東電の安全姿勢を「口約束」で終わらせない規制上の仕組みや、東電の主体性について経産省の意見を得る方法などを議論する方針。さらにその後の定例会で、技術的な審査書案も含めて引き続き議論する予定だ。 […]     全文 ◇規制委は、福島第1原発事故を起こした東電の原発事業者としての適格性に一貫して厳しい姿勢だったが、審査の最終盤で一転して容認。ごく短い議論で適格性を認めたことに批判が相次ぎ、かわす狙いがあるとみられる。(via 北海道新聞)

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