1986年に大規模なメルトダウンを引き起こした旧ソ連のチェルノブイリ発電所の運用を体験できるシミュレーターサイトが、SNSを中心に話題だ。
これはさまざまな作業手順などのシミュレーターを公開しているサイト「SimGenics」で公開されているもので、チェルノブイリ発電所で使われていたRBMK-1000原子炉の運用を体験できるシミュレーター。決してゲームではないため、時間を早めたり、またプレーヤーレベルに合わせて難易度を調整する機能もなく、異常に不親切なインターフェースを用い、リアルな時間の流れの中で、メルトダウンを起こすことなく運転を続けることが求められる。職業訓練的な趣のあるこのシミュレーター、もともとはWindows 3.1/95向けに開発されたソフトだが、今回Twitterで紹介されたことであらためて注目を集めている。