福島第一原発事故によるトリチウム等タンク貯蔵汚染水の処分方法について、これまで行われた意見聴取会やパブリックコメントでは多くの関係者や市民が「海洋放出には反対」「これ以上海を汚さないで」という声をあげ、福島県内約7割の自治体議会からも反対または慎重な対応を求める意見書が国に提出されました。
それにも関わらず、政府は10月27日の関係閣僚会議で海洋放出決定の発表を行うという報道がされました。
「信じられない・・・。そんなの、あまりにも強行すぎる」と、市民も関係者たちも更なる声をあげ、署名を集め、アクションを起こし、必死にその動きを止めようとしています。
梶山経済産業大臣は26日の記者会見で「発表をするなど言っていない。方針決定は来月以降に行う」と話しましたが、方針決定は先延ばしになっただけで、私たちの未来はいまだ脅かされたままです。
今、とても重大なことが決められようとしています。
原発事故という未曽有の事態を経験した私たちは、「もう二度と過ちを繰り返したくはない、未来にこれ以上の負の遺産を押し付けたくはない」と願っているのに、なぜ、その願いは一向に叶わないままなのでしょうか・・・。
この汚染水海洋放出は、原発事故の被災県に住む私たちだけの問題のように扱われていますが、遠く離れたところに住む人々や、未来の子どもたちにも大きな影響を及ぼす地球全体の問題です。
汚染水の海洋放出案が撤回されるよう、今、共に声をあげませんか?
これ以上の環境汚染を食い止めるため、「汚染水を海に流さないで!」という声を全国各地でつなげていく
汚染水を海に流さないで!「私たちの声を届けよう」アクション
を立ち上げましたので、以下をダウンロードしてプラカードなどを作り、アピール用にお使いください。
*PC→右クリック保存 スマホ→長押し保存
こちらは、イラストや文字を自分で書きたい!という方用です。
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