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Daily Archives: 2013/07/10
Masao Yoshida, Nuclear Engineer and Chief at Fukushima Plant, Dies at 58 via The New York Times
TOKYO — Masao Yoshida, a nuclear engineer who took charge of the Fukushima Daiichi power plant two years ago as multiple reactors spiraled out of control after a tsunami, but who ultimately failed to prevent the world’s worst nuclear disaster … Continue reading
高濃度の汚染水 海に拡散か via NHK News Web
東京電力福島第一原子力発電所の海に近い井戸の地下水で放射性物質が高い濃度で検出されている問題で、原子 力規制委員会は「高濃度の汚染水が海へ広がっていることが強く疑われる」という見解を示し、専門家も参加したワーキンググループを立ち上げ、原因を究明し 対策を検討することになりました。 福島第一原発では、ことし5月以降、海に近い観測用井戸の地下水から放射性物質が高い濃度で検出さ れ、2号機近くで新たに掘った井戸では、採取した水に含まれる放射性のセシウム137の濃度が9日、1リットル当たり2万2000ベクレルと、4日間で 100倍余りに上昇しています。 東京電力は、事故直後のおととし4月に2号機の近くで海に流れ出た高濃度の汚染水が地面にしみ込み検出された可能 性があると説明していましたが、原子力規制委員会は、10日の会合で、土に吸着されやすいセシウムが3号機や4号機近くの井戸でも検出されているとして、 おととしの汚染水だけを理由とするのは疑問があるとしました。 そのうえで、放射性物質が港で採取した海水からも高い値で検出されているとして、 「高濃度の汚染水が地中に漏れ出したうえで、海へ広がっていることが強く疑われる」という見解を示し、近く専門家も参加したワーキンググループを立ち上 げ、原因究明や対策を検討することになりました。 続きは高濃度の汚染水 海に拡散か
吉田元所長、合計被ばく線量は76ミリシーベルト via Alterna
東電原発事故の陣頭指揮に当たり、9日に食道がんで死去した吉田昌郎元所長が、東京電力入社以降に浴びた放射線量の累計はおよそ76ミリシーベルトであることがわかった。東電が10日、明らかにした。 吉田元所長は2011年3月11日の事故発生から同年12月の退任まで、福島第一原発で事故収束に向け現場指揮を執っていた。東電は吉田氏の被ばく 線量について、事故後は外部と内部をあわせて約70ミリシーベルト、入社から事故前までは約6ミリシーベルトと説明。東電は「被ばくにより食道がんを発症 するには少なくとも5年かかるので、事故の被ばくが影響した可能性は極めて低い」としている。 100ミリシーベルト未満の被ばくとがんの発生との関連性は明らかにされていない。 続きは吉田元所長、合計被ばく線量は76ミリシーベルト 当サイト既出関連記事: 福島第1原発:吉田元所長が死去 事故時に現場対応 via 毎日新聞 関連記事: 吉田昌郎・元東電原発所長が死去、食道がん-日本を救った男 via Bloomberg (抜粋)昨年7月に約2日間にわたり吉田氏にインタビューをし、事故当時の現場での対応について、ノンフィクション作品「死の淵を見た男-吉田昌郎と福島第一原発 の五00日」を書いた門田隆将氏は、ブルームバーグの取材に対し「吉田氏は日本を救った男だ」と指摘。「日本を救うという使命を果たした後に余生を楽しむ ことなく亡くなってしまったことは非常に残念」と語った。「非常に求心力のある男で、当時の部下数人にも話を聞いたが、みんな吉田さんとなら一緒に死んで も良いと当時考えていたほどだ」と振り返った。 人が住めない東京 事故当時原子力安全委員会の委員長だった斑目春樹氏は門田氏に吉田氏が対応していなければ、日本は北海道、人の住めない東北・関東、そして西日本に3分割 されるような事態に陥っていたと話したという。命令を無視して注水を続けたりリーダーシップを発揮したりした吉田氏がいなければ、「今、東京は人が住めな いような場所になっていた」と門田氏は述べた。
Perfumeは放射能みたい? 仏誌の表現が物議を醸す via シネマトゥデイ
[シネマトゥデイ芸能ニュース] 先日欧州ツアーを行ったテクノポップユニット・Perfumeを、フランスのファッション誌「ELLE」が取り上げ、その中で「放射能みたいだ」と評したことが日本のファンの間で物議を醸している。 同誌は先月、文化欄でPerfumeを特集。「ジャパニーズ・ポップで踊ろう」と題された同記事で、Perfumeは「日出る国の3人組。かしゆ か、あ~ちゃん、のっちは広島出身だ。その存在は、まるで放射能みたいだと誇ることもできるだろう。そのポップな音楽の魅力からは誰も逃げられず、日本の 電波を独占。さらにはここ数年にわたって、オリコンランキングのトップに君臨し続けているのだから」と紹介された。 Perfumeのレトロなスタイルを称賛するなど、全体的に肯定的な論調の記事であるものの、日本のファンには「放射能」という言葉に反応した人 も。Perfumeの出身地である広島からの連想であると予想されるものの、「これは笑えない」「普通なら抗議ものの不謹慎さ」といった書き込みがイン ターネット上には見られた。 ただ、「放射能」という言葉がこの場合は「魅力から逃げられない」と肯定的に用いられていることから、「向こうの人にはわかりやすい紹介だと思 う」「大きな原発事故があった日本とは温度差がある」と指摘する声もあり、「悪気はないと思う」「当事者になってみないと気づきにくいのも事実で、フラン スの国民性というより個人の想像力や知識の問題ではないかと」といった意見も散見されている。 続きはPerfumeは放射能みたい? 仏誌の表現が物議を醸す
あいちトリエンナーレ:福島原発事故、現場体感して 兵庫の建築家、原寸大で建屋「再現」 来月展示 via 毎日新聞
愛知県で8月10日に開幕する国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2013」で、兵庫県宝塚市の建築家、 宮本佳明(かつひろ)さん(52)が、「福島第一さかえ原発」と題したインスタレーション(空間芸術)を展示する。主会場となる名古屋・栄の愛知芸術文化 センター(12階建て)の建物が、東京電力福島第1原発の建屋がすっぽり収まる大きさであることに着目。テープを張って原寸大の原子炉などを示し、巨大さ を実感してもらおうという試みだ。 今回のトリエンナーレは「揺れる大地」がテーマ。 (略) 宮本さんは5月に作業に着手。以降、地下2階から地上10階までの天井や床、壁面にテープを張り巡らせる作業を続けている。赤いテープで建屋や原子炉などの断面を、黄色いテープで断面よりも奥の配管などを表す。 延べ700人のボランティアが作品づくりに協力。宮本さんは「炉心部は芸文センターの吹き抜け空間にか かるように配置した。福島第1原発の大きさを伝えたい」と意欲的だ。さらに、原発再稼働の動きが進む中「原発事故は福島だけの問題ではない。名古屋の都心 で原発を実感してほしい」と制作意図を語る。【山田泰生】 全文はあいちトリエンナーレ:福島原発事故、現場体感して 兵庫の建築家、原寸大で建屋「再現」 来月展示
被曝労働〜事故後の福島第一原発で働くということ。の巻 (その1)via マガジン9
(抜粋) 最近、あるデモの動画を見ていて、改めて愕然とした。それは福島第一原発から排出される放射能が、今も1日あたり2億4000万ベクレルというス ピーチの動画。こうして改めて数字で聞かされると、トンデモないことが現在進行形で続いていることがわかる。が、わざわざそういうことをネットで調べたり しないと、たちまち世間の「収束ムード」に飲み込まれそうになってしまう。そんな中、自民党が公約に堂々と原発再稼働への前のめりな姿勢を打ち出せるこ と。そのこと自体が、「どうせあいつらもう忘れているだろう」という形で、人々をナメまくり、こちらがナメられまくっていることの証拠なのだと思う。「忘 れっぽい有権者」は、どこまでもナメられる。だから決して忘れてはいけないのだと、自分を戒めている。 もうひとつ、決して忘れてはならないことがある。それは今この瞬間も、福島第一原発では、多くの作業員が被曝しながら収束作業にあたっているということだ。 (略) 「まず初日に、AB講習っていう放射線管理の講習を受けました。Jヴィレッジで、他の会社とも合同でした。それは管理区域で働く人用の講習で、講義 受けたりビデオ見たり、です。それで最後にテストがあって、それに通らないと働けないんですが、すごい簡単で、結局だいたいみんな通る試験です」 ちなみにテストは問題用紙も答案用紙も使い回し。ごぼうさんの場合、使い回しの答案用紙にあらかじめ○がついていたので(前の人の回答)、それをそのま ま写したら全問正解だったという。更に机の上に答えが書いてあったりということもあったそうだ。講義については真面目に受けている人もいたものの、ゲーム をしたり寝たり喋ったりする人も多かったという。「福島第一原発で働く」。その言葉からはものすごい緊張の現場を連想するわけだが、ごぼうさんの目の前に あったのは、それとはかけ離れた現実だった。 ちなみに働くにあたって雇用契約書などは交わしていない。働き始めてから半年以上経って、やっと「雇用通知書」が渡されたという。それも他の人が「雇用 契約書などはどうなっているのだ」、と東電の労使センターに電話をして、初めて「事務所に置きっぱなしで渡し忘れてました」という言い訳とともに渡された のだという。 また、被曝に関しては、「内部被曝はそのうち出ていくから、下がるから」という説明・・・。 労働条件はというと、日給は一万円で残業代は出るという内容。いわき湯本の宿に泊まり、宿泊費と1日2食は会社持ちとなっていた。事故後の福島第一原発 で働くというハードすぎる状況に比して、決して「いい待遇」とは言えないだろう。しかし、働き始めて半年ほど経った頃、会社は宿代や食費を自己負担にす る、と急に言い出したのであった・・・。 全文は被曝労働〜事故後の福島第一原発で働くということ。の巻 (その1)