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自民党、女性からプラカードを取り上げて住所氏名を聞き出す via NAVERまとめ

※ 2013年7月4日、福島県で首相演説会が開かれました。この演説会で「原発廃炉に賛成?反対?」と書いたプラカードを掲げた女性から、自民党スタッフらがプラカードを取り上げ、この女性の住所、氏名、電話番号を聞き出しました。

[…]

※ 以下は書き起こし。発言者の同定は正確でないかもしれない。

男A「…となりまして、関係者の方ですから、これは演説会であって質問、国会の場所で、国会とかそういう質問して応答する場所でないですから。自民党の方には…(聞き取れず)ちょっと。」
自民党員「(名刺を出しながら)すみません。いったん、これ、私、間違いなくお預かりしますので、あとでお返ししますので…(聞き取れず)。」
男A「すみませんが、ここはそういう場所でないんですよ。」
自民党員「ご協力いただいて、ありがとうございます。」
男A「すみませんねえ、本当に…(聞き取れず)。」

男B「あれですか。(聞き取れず)質問を投げるんですけど、プライバシーに当たるんですが、プライバシーに当たるんですけど、どういったあれなんです。どちらから来られたんです?」
女性「私は、あの二本松市っていうところ、二本松市っていうところ。」
男B「二本松市、はい。(二本松市)の、どちらですか。」
女性「反対は、しに来たんじゃなくて、あのー、聞きに来て、総理大臣がどういう風に考えてるのかなって、私知りたかったんです。」
男B「(女性の声を遮り)あー、なるほどね。はいはいはいはい。」
男A「失礼ですが、あの、お預かりした関係で、あの、住所とお名前、自民党の方に、すみませんがちょっと教えていただけますか。」
女性「はい、二本松市○○○…。」
男A「お名前が?」
女性「佐々木○○と申します。」
男A「佐々木…。○○様、どう書くの?」
女性「ひらがなで○○です。」
男A「○○さんですね?」
女性「はい。」
男A「ええと、連絡先(電話番号)教えていただけますか?」
女性「それは、なんで?」
男A「あ、いいですか。いや、先ほど、あの、プラカードを預かった関係で、あのう、もしも連絡付かなかったらお返しできないなあと思って。」
女性「じゃあ、私、今(プラカードを)持ってこの場から出て行けば(電話番号を教えなくても)いいですか?」
男 A「出て行けばっていうか、いや、話は聞いてもらっていいですからね、もちろん。ただ、そういう質問とかね、そういう、そういうあれじゃないですよってい う、それだけ、ですね。あの、みなさん要は、話を聞きに来てるんですから。要は(聞き取れず)一日ね、あのう、総理が一人一人の質問に答えるっていう場で はないんですよ。で、そういうことを理解していただければ、全然話を聞いていただいて結構ですから。」
女性「じゃあ、私、そのカードを持って、あの、もう帰ります。」

男B「いや、一応、あの聞いててもらって結構ですよ、うん。」
男A「それで、先ほどの青いジャンパーを着た方が自民党の方ですから、自民党の方に、あのう、言っていただければ。えー、その、プラカードなり何なり返していただけるようになりますから。」
女性「(何か語りかけようとする)」
男B「大丈夫ですか、大丈夫ですか。」
女性「そんなに大事なものでもないので、それをいただいて…(声を詰まらせる)。」
男B「大丈夫、大丈夫、大丈夫。いいえ、いいえ。どうぞ、どうぞ大丈夫。あの、聞いてます。大丈夫ですよ。」
女性「あの、大丈夫?帰ります。」
男B「はい、どうもすいません。」
女性、その場を立ち去る。

[…]

■ 女性へのインタビュー

Ustream.tv: ユーザー IWJ_FUKUSHIMA: IWJ_FUKUSHIMA1, IWJ_FUKUSHIMA1. 市民

記者「あの、どうするかは、○○さんの方で。」

女性「うんうんうん。いや、私的にね、特にその、なんだ(聞き取れず)びっくりして、“ああ、こんなことになってしまうんだ”と思いながら、しゃべって帰ってきたんですけど。そうしたら、あれですよ。」

記者「今日の流れは、まず自民党の第一声ということで、参院選のね、第一声を、○○さんがまず行かれたわけでしょ。で、どんな思いで、まずはプラカードを持って?」

女 性「私、本当にただ純粋に、このね、だって福島でこんなことがあって、もう原発(問題を)抜きにして復興とかなんて、もう考えられるはずがないんですね、 それは。そのことについてどう考えているのかっていうのを、ちゃんとみんなの前で言えるのかなっていう、私すごくそこに興味があって、聞きたいなと思っ て。ただ本当に純粋にあれを聞いてみたかったんですよ。」

記者「誰も思うことだよね、本当に。どう思ってんの?あんたの腹の中はどう思ってるの?色んなこと言ってるけども、実際に福島のこの現実をどう捉えているのかっていうのを。」

女 性「(安倍晋三さんが)前回も来たのが選挙のときで、また今回も選挙のときで、選挙のときしか来ないしね。福島をそういう形で利用しようとしているのかな あっていう思いももちろんある。でもとにかく、いま福島は全基廃炉にして欲しいっていうのが、もちろん県の意志でもあるし、県民の声でもあるし、そのあた り…。」

[…]

女 性「私、でも、まさかあんな風にプラカードというかね、あれは私の質問状というか、なんか目に入ったらいいな、こっち見てくれて、なんかそこに対して一言 でも話してくれたらいいなあなんて、私もああいう場所に行ったことがないので実際。どんな場所なのかもよく分からなかったんですけど。でもやっぱり持って ただけで“何、この人。嫌がらせ?”とかって声も聞こえるし、“あっ、こういう場所なんだ”と思いながら立ってはいて、そしたらわっと取り囲まれたんで、 もう恐怖だけでしたけどね。怖かった。」

記者「そうだよね。あのガタイのいい男どもがね、急に集まって来ちゃうんだから。」

女性「いや、怖かったですよ。なんか私、逮捕でもされんのかなって思ったり、なんか名前も聞かれたし、住所も聞かれたし、電話も聞かれたから、ものすごく嫌がらせ電話とかが来るのかなとかね。すごくいろいろ浮かんで怖くって、もう逃げてきちゃったんですけど。」

記者「それは当たり前だよね。そのプラカードって実際、なんて書いてあったんですか?」

女性「総理質問ですって書いてて、原発廃炉に賛成?反対?って書いてたんですよ。」

記者「どっちですかっていうことを聞きたかったわけですよね。」

女性「そう、別にね。批判はしようと思って行ったわけでは全然ない し、原発反対って言いに行ったわけでもないんですよ。ただ、総理がどう思ってるのかなあっていうのを、なんかその場所に行ったら、いくら官邸前とかでス ピーチしてもきっと届いてないのかなと思ったり、なんかここはちょっと私とかのこう意見をね、実際、直接、本当に見てくれたら感じてくれるのかなと思った り。」

記者「そう思ったらば、そのプラカードを(取り上げられた)。そうなんだねえ。結局、そんな国なんだっていうのを見せ付けてくれたね。」

女 性「だって、どうやっても私たちのこうやって、だって選挙で投票したってダメだし、“うーん、どうやったら届くのかな”と思って、私はただ別にそんなどこ の党でもいいけど、この子たちを守りたいだけなんですよ。ちゃんと胸張ってね、手渡せる福島をこの子たちに返したいだけなんですよ。」

記者「そのプラカードを見ただけで、そんなに取り囲むっていうのは、よっぽど福島に対して警戒をしてたんでしょうね。」

女 性「びっくりした。ねえ、そういうことなのかなあ。なんか、もう私も全然わけが分かんなくって、なんかとんでもないことしちゃったかなあと思いながら帰っ てきて、なんかこんなことで、じゃあ嫌がらせとかが、うちに来るようになっちゃったり、自民党とかの政治家とかからクレームとか来ちゃうようになったら、 お寺とかに迷惑かかるかなとか。そんなこと考えながらね、帰ってきたんですけど。意外と周りの人たちは、それはちょっと、私の言論の自由の機会を、まあ、 力というか、圧力で奪っている行為だから。」

記者「っぽいですね、あの行動を見るとね。何もしないうちに、もう取り囲んでというようなことをしてきたわけですから、全く何もしてないうちにそれを起こすってこと自体、おかしな話でね。それが自民党政権のやり方だっていうのを見せていただいたので、私は本当に。」

女性「でも、あれじゃあ、やっぱり怖くてね。できないですよ。私も二度と行きたくないですもん、怖くて。」

[…]

記 者「今日とりあえず帰りね、寄ってみようとか思ってね、どんなことになって落ちこんでヘコんでんじゃないかなとかって、やばいぞこれって思ってね、まっす ぐとりあえず海江田万里(への取材)が終わったあとにね、出て来てはみたものの、ヘコみすぎて出てこなかったどうしようとかね。」

女性「なんか、もう本当こんなことのね、ずっと繰りかえしで。」

記者「ねえ、なんかあるたんびにね、何回こう、もう釘打たれるし、みたいなね。なんでこんなことでバッシングするんだよとか思うことたくさんあるし。ごくごく当たり前なんだけどね。やってることね。」

女性「そうと思うんです。本当に何も悪いことしてないと思う、だって、こんな目に遭って、原発あって良かったなんて思ってる人いるはずないんですよ。」

記者「いるはずがない。何が思ったらこういう(聞き取れず)だから、すんごい(聞き取れず)あれだけの事故を起こしてこれだけのことになってるのに、なんで変わんないんだろう。」

女性「そう、そうねえ。」

記者「どうしたら変えられるんだろう。ずっと常に思い続けてるのもあれなんだけど。」

女性「私、だって震災のね、あの直後なんかはもっとどんどん福島のた めにね、国が必死になって動き出すだろうと思っていたんだけど、そんなに甘いものでもなかったんですよねえ。でもこんなこと絶対繰り返しちゃいけないし、 私なんか、それまでただね、なんにも感じずに生きてきたからこの子たちにこんな重いもの残していくしかなくなっちゃったから、なんかどんなことがあっても ね、声を挙げ続けなくちゃいけないと思ってますけど。」

記者「確かにそうだよねえ。挙げ続けることが、本当に、それしかないんだなって本当に思うんだよね。それで最初にやっぱりみんなで挙がってきた声が、やっぱりみんな疲れてきてるってのが本当に手に取るように分かるじゃないですか。」

女性「そうなんです。本当に。」

記 者「それも辛いし、やっぱりこう、みんなで手を繋いできたものが、なんかこうぽろぽろ手が離れ始まってる感じがすごく辛いんだよね。今回の七夕プロジェク トはやっぱりお母さんたちの本当の優しさの中で繋がっていくものだから、これはなんとかうまく、こう全国に広げていきたいなって思うんですよね。なんか、 本当にあの時で変わるべきだったのに変わらない(聞き取れず)。本当に人間のいけないとこだね。」

女性「でも、本当、それを忘れてしまうことがね、一番繰り返す(原因だと思います)。」

[…]

女性「本当にねえ。 だって、お話に行ってやっぱりすごく思うのは、福島では当たり前に新聞に出るし、ニュースにもなるし、みんな当たり前に原発の問題、いろんな問題がもうた くさん山積みだってことを、日本中の人が知ってるかと福島の人は思ってるけど、一歩外に出るとなんにも知らない、甲状腺癌の子がこんなにたくさんいること も、知らないんですよ。」

記者「甲状腺癌って何から始まるか、またそこから説明かなって思うのも切ないんだけどね。」

女性「でも、だからこそ知らなかったら、きっとまたどこかで事故が起きたって隠されてね、福島の本当に私たちが味わったようなことが起こると思う、今のままだったら。」

記者「起こるね。」

女性「だから、もう経験した私たちが伝え続けなくちゃいけないんだろうなって思うんですけど。」

全文、インタビューの動画は 自民党、女性からプラカードを取り上げて住所氏名を聞き出す

七夕プロジェクトについてはこちら

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2 Responses

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  1. norma field says

    背筋が寒くなる話ですし、とうとう涙も出てきてしまいました。

  2. ashley richie says

    It’s a story about my spine getting cold, and I’m finally crying.



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